こんにちは。福島高等学校1年の高野あかねです。寒さが続く中、いかがお過ごしでしょうか。
私は先日、渡邊賢先生のもとで「ユズの香料抽出に及ぼす酵素前処理」というテーマで活動が始まりました。研究の目的としては、搾汁後のユズに含まれる香料を超臨界二酸化炭素を用いて抽出する際の酵素前処理として適している酵素を選出するというものです。比較対象とする酵素は、スクラーゼN、スクラーゼX、スクラーゼC、スクラーゼAの4種類です。先日は、それらを使った酵素前処理と、今後使う装置についての説明を受けました。随時質問を受け付けてくれていたため、理解を深めることができました。皆さんは、冷結乾燥機、赤外線水分計、超臨界二酸化炭素抽出装置、ガスクロマトグラフィー(GC)についてご存じでしょうか。様々な装置が研究室にはありましたが、一つ一つ丁寧に説明して頂きました。
ここで「香り」について皆さんはどれほどの知識を持っているでしょうか。私は何らかの香りの成分が鼻の受容体に付着して香りを感じるのかなあ、くらいの事しか知りませんでした。そこで『「香り」の科学』(ブルーバックス)という本を予習として読んでみました。その本には、香りの正体や効用、香りの種類などが詳しく書かれていて、とても勉強になりました。もし、私のブログを読んで「香り」に興味を抱いていただけたなら、ぜひ読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます。3月の研究発表会に向けて、全力で取り組んでいきます。
投稿者:福島県立福島高等学校