東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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令和3年度 活動ブログ

令和3年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2022.02.23

やましたまご日記⑧

こんにちは。仙台育英学園高等学校2年のやました美玲です。

 

今回は、科学者の卵養成講座の第8回目でした。コロナの影響で、全員オンラインでの開催となりましたが、二つの講義が行われました。

 

講義(1)「薬を創る化学技術」

一つ目の講義は、東北大学大学院薬学研究科の岩渕好治先生による、「薬を創る化学技術」という講義でした。
時代をさかのぼり、今日まで薬がどのように進化してきたのかを学びました。
中でも印象深かったのは、「アンメット・メディカル・ニーズ」というグラフです。
これは、縦軸が「治療に対する薬剤貢献度」、横軸が「(医者としての)治療満足度」になっていて、様々な病気が、点で示されています。
このグラフを初めて見ましたが、将来何らかの病気の治療薬を開発したいと考えている私にとって、どの病気の治療薬が今、必要なのかを考える一つの材料になるなと思いました。
また、創薬研究の成功確率が1/21677ということを知って、非常に低いなあととても驚きました。
薬が新薬として実用化されるのには、多大な時間と費用が掛かることも知りました。
 

講義(2)「知っておきたい研究倫理の基本」

二つ目の講義は、東北大学大学院医工学研究科の西條芳文先生による、「知っておきたい研究倫理のキホン」という講義でした。
今まで、「研究倫理」というものをあまり深く考えたことがなかったので、今回、このような講義をして頂き、「科学者の卵」としてとても大切なことを学ばさせていただきました。
また、研究を安全に正しく行うためには、それだけの知識が必要だということも学びました。大学に入って、すぐ研究ではなく、一旦授業で知識を得るのにはこのような理由があったのだと分かりました。
将来、研究活動を行うときは、今日学んだ「3Rの原則」(脊椎動物を使わない代替手段の検討・使用する実験動物の数を削減・与える痛みや苦痛を最小限にする)を常に念頭に置き、もし動物等を実験に利用する際は、感謝を忘れないようにしたいです。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

投稿者:仙台育英学園高等学校

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