東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者のひよこ

科学者のひよこ養成講座の活動を記録しています

2017.06.08

ひよこ東北支部会について

こんにちは、科学者の卵1期OB ひよこの神田です。
東北大学大学院 工学研究科に所属し、科学者の卵メンターを務めています。

先日、「科学者の卵OB/OG、ひよこの情報ネットワークを利用した交流」を目的に「ひよこ東北支部会」を発足しました。
(既に関東地区では卵3期生の徳永さんを中心に「ひよこ関東支部会」が結成されています)
ひよこブログをお借りして簡単に紹介させていただきます。

「ひよこ東北支部会」では東北地方のOB/OG、ひよこを中心に、下記の活動を計画しております。

・科学者の卵OB/OG、ひよこの交流会
・研究や進路、就職活動などの相談会、研究の分野横断的なセミナーの実施 等

卵1期OBの日置さんを中心に活動しているTohoku INVENTOR
(https://tohokuinventor.wixsite.com/homepage)との連携も図っていく予定です。

科学者の卵も今年度で9年目となり多くの卵・ひよこ生がいます。
みなさんの幅広い研究活動や専門分野の交流により、進路・研究活動の支援ができればと思います。
気になる方は下記までご連絡下さい。

kanda.eggs.tohoku☆gmail.com
(☆を@に変更してください)

宜しくお願いいたします。

神田雄貴

投稿者:神田雄貴/ひよこさん3号|個別ページ

2017.05.03

【第2回】申し込み延長決定!! まだ迷っている高校生たちへ

科学者の卵養成講座 6期生の岩間公希です。

前回、応募しようか迷っている高校生に向けてQ&A形式で魅力を書きました。

今回は、講座全体の魅力を簡単に紹介したいと思います。

【応募延長が決定! まだ迷っている高校生向けです。最後の判断材料としてください】

(また投稿が遅れてしまいました。申し訳ないです)

①科学者の卵養成講座は、高校では絶対に聞けない世界的で見ても最先端な内容が聞ける!!

・科学者の卵養成講座のメインである特別講義は講師陣がとにかくすごいです。生命系の先生は世界で非常に有名でレベルの高いnature誌に論文を掲載(本当にレベルが高くないと掲載されません。誰でも掲載できる科学雑誌ではありません)していたり、物理学会の重鎮として活躍されている先生、世界規模の研究において第一線で活躍されている先生がいたり防災研究の第一線で活躍されていたりと講師陣がとにかくすごいです。そしてそういう先生方と密接にかかわることが出来ます。もちろん、講義内容もハイレベルです!1講義約90分ですがもっと聞きたい!!と絶対なってしまう魅力的な講義ばっかりです!!

②自分の考え方や価値観が変わる!! = 視野が広くなる

・科学者の卵養成講座では、当然Scienceに関する内容を扱うわけですが、基本的な物化生地数情の分野に加えて講義と講義の間にある身ミニ講義ではタメになる話を聞けたり、通常の講義では進路決定のアドバイスを聞けたりと幅広い分野が用意されています。すべての講義を聞けば視野がものすごく広くなります。そして、それが後々の進路決定に役立っていくのです。科学者を多面的に育ててくれる素晴らしい講座です。

これまで色々と言いましたが、、、

迷っているなら応募してみた方が良い!!

というのが結論になります。GW期間になり授業が無いと思うのでまだ書いていない人は急いで書きましょう!!

今度は、学校推薦について書きたいと思います。

〆岩間公希

投稿者:ひよこさん1号|個別ページ

2017.04.12

【第1回】 科学者の卵養成講座に応募しようか迷っている高校生たちへ

皆さんこんにちは。科学者の卵養成講座・第6期生の岩間公希です。

4月1日から今年度の科学者の卵養成講座の受講生の募集が始まっているということで応募しようか迷っているという高校生へアドバイス?を贈りたいと思います。本来はもっと早く投稿する予定だったのですが新年度の準備等で公開が遅れてしまいました。 申し訳ないです。

今回は、私が高校生のときに後輩から受けた科学者の卵養成講座に関する質問をもとに書きたいと思います。

①そもそも、どういう人が応募するのか?(後輩の質問より)

A. 一言でいうと、科学に対して好奇心や興味が強い人 です。この講座では基礎学力は求められません。受講生の選抜は成績ではなく、自己推薦書にいかに自分が科学に対する好奇心や講座に対するやる気や熱意があるかアピール出来たか、で決まります。科学コンテストで良い成績を残している必要もありません。

②では、好奇心があれば大丈夫なのか?(後輩の質問より)

A. 確かに、好奇心があれば問題ありませんが2点ほど注意すべき点があります。それは、1年間休まずこの講座に出席できるか。提出すべきものを期日までに提出できるかということです。そこぉ?と思った人が多いかもしれませんが私はこの講座に応募するうえで参加するうえで最も重要だと考えています。この講座は基本的に土曜日開催なので学校の行事と重なることが多いと思います。テスト勉強期間に入ることだってあります。だからといって「学校のイベントがあるので休みます」「部活の大会があるので休みます」「テスト勉強したいので休みます」というのはいかがなものかということです。もちろん学校を優先したい気持ちも分からなくないですがそういう事が何回も続くと折角講座に参加しても得るものは全くありません(振替授業やweb公開等は一切していません)から、あらかじめ公開されている講義日程を参考にするといいと思います。

③普通の市民講座(東北大だとサイエンスカフェやリベラルアーツサロン等)と何が違うか?(後輩より)

A. 一言でいうと教授との距離とレベルが違うと思います。普通の市民講座や公開講座では講義終了後その教授と接触する機会はほとんどありません。もちろん質問コーナーというのはありますが、数名ほどしか質問できません。しかし、この科学者の卵養成講座では講義終了後の質問コーナーでは質問したい人ほとんどが質問できます。それでも足りない人は休憩時間に教授のところに行って質問する者もいます。もちろん、教授は親切丁寧に答えてくれます。また、科学者の卵養成講座では毎講義のあと、レポートというものを書きます。こちらは、その講義をした教授が丁寧に添削してくれます。何がだめで何がいいのか。発想のアドバイス等書いてくださいます。ここも普通の市民講座との相違点ですね。また、レベルが違うというのは、市民講座の場合、誰でもわかるようにある程度レベルを下げます。専門用語や専門知識を省略する場合がほとんどです。しかし、科学者の卵養成講座は大学生と同じレベルで講義が行われます。全部理解できないよぉ!!と思うかもしれません。確かに全部理解するのは難しいです。だからこそ、質問をしたり、ネットで調べたり、書籍で調べたりして自分の知識にしていくのです。

④レポートやらブログやら英会話やら大変そう。。。

A. 確かに、最初のうちは大変です。実際、私も大変な思いをしました。周りの受講生もそれは同じです。しかし、数回ほどレポート・ブログ・英会話をやっていると自然とすらすらと文章が書けるようになったり積極的に話が出来るようになります。科学をやる人にとっては非常に重要な表現力・文章力が格段とアップします。学校ではなかなか上げられないスキルですので積極的に取り組むことをお勧めします。とにかく、大変ですがやった分だけ自分に返ってきます。

今回は、ここまでにします。次回(今週中に書きますっ!) は、具体的に科学者の卵養成講座の魅力について書きます。

第6期生 岩間公希

投稿者:ひよこさん1号|個別ページ

2017.03.14

~文部科学大臣表彰を受賞~

みなさん
こんにちは!山梨大学の卵3期生の徳永です.

先日の発表会おつかれさまでした.
このブログから3回?2回連続でブログを書いていきたいと思います.

このブログでは,サイエンスインカレのことについて書きたいと思います.

このたび,サイエンスインカレに出場をしまして,ポスター発表部門の最優秀賞である「文部科学大臣表彰」を受賞しました.

P1050495.JPG以下のページに詳細があります.
山梨大学HP  : 「工学部3年の徳永 翔さんがサイエンス・インカレにおいて「文部科学大臣表彰」を受賞」
山梨大学工学部HP  :  「文科省主催「サイエンス・インカレ」で土木環境工学科3年生 徳永 翔さんが「文部科学大臣表彰」を受賞」
山梨大学工学部土木環境工学科HP  :  

そこで,
1.インカレって何?
2.どんな研究したの?
3.インカレに参加して

の三つのことについて書いていきます.


まず,サイエンスインカレってなに?ということについて
理系の大学学部生や高等専門学校生を対象とした、全国規模の自主研究の研究発表会です。
まず,書類選考があり,この書類選考を通過した,ファイナリストが口頭およびポスター発表のいずれかで自らの発表をします.
今年度は241題の応募があり、書類選考により口頭発表部門46題、ポスター発表部門134題の研究が,筑波大学で行われた研究発表会で発表をしました.ポスター2.jpg

書類選考を経た,ハイレベルな研究が集まってきていますので,賞をとることができるとは思っていなかったです.
書類選考を通過しただけでも奇跡だと思っていて,ファイナリストになったときにとても喜んだものです.

出る杭を伸ばすことをモットーに文部科学省が直轄で運営していて,JSTや企業さんなども応援をしてくれています.
そのため,ひよこたちも多く??

ひよこの村田さんも「痛み・採血無しで手軽に測れる非侵襲血糖値センサに向けたグルコース吸光イメージング」でスクリーン賞を受賞していました.
ほかのひよこさんは,すいません,把握できていません....

ぜひ,卵のみなさん,大学生になったときに目指してください(1回目)


次に,どんな研究したの?
「土壌硬度計の高精度化による斜面崩壊発生機構解明に関する研究」という研究です.
 斜面崩壊発生メカニズムの解明を目的に、新しい簡単な土壌強度の計測方法を開発しました.従来の土壌強度の計測方法では、試験に時間がかかることや、値段が高いといったデメリットがあります.本研究では、山中式土壌硬度計をデジタル化しました.

詳細は大学のHPをぜひ

次の記事でこの研究をはじめたきっかけについて語りたいと思います.

次に,インカレに参加しての感想を

まず,山梨大学キャリアハウスプロジェクトの先生,指導教員の先生,ありがとうございました.
山梨大学工学部では,キャリアハウスといって,統合能力型高度技術者養成プロジェクトの一環で,早期に研究室に所属し,研究ができるコースがあります.
自分は,大学1年の後期からこのコースに所属し研究活動をしてきました.
申請をすることで研究費をいただくこともでき,自分の使える研究費のなかで,
材料や機材,加工賃を出し,研究をしていくことができます.このようなコースがあったからこそ,今回一つの研究をすることをできたと思います.

そして,インカレに参加して多くの友達を作ることができました.

多くの分野の研究,大学生,高専生が集まります.
特に,仲良くなった人について書きたいと思います.
その高専生は,情報系ながら医療機器についての研究をしていました.
工学部ながら火山,地質をしている自分の研究とかぶるとこともあり,
そして,研究内容も,今ある測定方法では問題があるということで,新しい機器を作るというところ
分野は全く違います.しかし,研究手法,目的はとても似ている
そんな仲間を出会うことができるのはサイエンスインカレならではないでしょうか.

そんな仲間なにがいいの?って
それは,まず研究について語れることが一番大きいと思います.
「こんな実験してるの,こんな解析してるの」と話せば
似てるからこそ,「え?それ無駄じゃない,こんな風にしたら?,このグラフってなに?」と自分では気づかなかったことを教えてもらえることができます.
研究で違う視点が持てることはとても重要なことではないかと思います.
そして専門が違うからこそ相談できることもあります.
正直,プログラミングなんかできません,しかし,情報系であればそういうことも相談することができます.

インカレのHPにもそのうち,自分のコメントが(写真も.....)でますので
そちらも見ていただければと思います.

最後に,
全国の大会で賞をとれるとは思っていませんでしたし,賞にこだわっていたわけでもなく
ただ,自分の研究を多くの人に伝わってほしい,分かりやすく発表したいと思って発表をしました.

土の中でとても地味な研究でありましたが,3年間こつこつ研究をしてきたことが評価されたのでしょうか.

ただ,この研究は,一人でできたものではありません.
指導教員の先生,金属加工をお願いした学内のものつくりセンター,あまりの手作業の計算に呆れて計算をしてくれるプログラムを教えてくれた友人,模型作りを手伝ってくれた友人,キャリアハウスなど多くのサポートがあり,このような賞を受賞することができました.

ありがとうございました.

この受賞で自分に自信をもつことができました,今後もよりがんばっていきたいと思います.

だからこそです,卵のみなさん!大学生になったときには目指してください(2回目)

報告になりましたが,最後まで読んでいただきありがとうございました.

徳永 翔

投稿者:徳永 翔/ひよこさん1号|個別ページ

2017.03.07

国際学会で賞を頂きました。

皆さまこんにちは。科学者の卵4期生の山中美慧です。

私は現在、東北大学医学部、分子病理学分野で研究を行っています。

先日東北大学で行われた国際学会のポスターセッションでHPPSと言う家族性のがんの研究発表をして、賞を頂きました。

今回発表した研究は高校生の時に科学者の卵で行わせて頂いていた研究を継続したものです。

大学生になっても同研究室で研究出来ることはとても幸運なことだと思います。

(海外の研究者の方々との質疑応答の様子)

高校生のうちから科学者の卵で大学の本格的な研究に接し、講義を受けることが出来たことは私の進路選択に大きな影響を与えました。

研究室で御指導して頂いている堀井明教授を始めとする先生方、そして、このような素晴らしい講座を企画し、運営して下さっている安藤先生や渡辺先生をはじめとする科学者の卵の関係者の方々に感謝したいと思います。

(国際学会にて堀井教授と)

高校生の皆さんも科学者の卵での経験を糧とし、将来に向かって飛躍して欲しいと思います。

さて、同研究室には現在、科学者の卵の高校生が4人通っています。

3月11日の発表会ではHPPSについての研究や、肺がんの研究、膵がんの研究の3題の発表が行われます。

どれも未発表データを含む最先端の、そしてより良い治療に繋がる可能性を秘めた研究です。

がんは2人に1人が一生のうちにかかる病気です。ですから是非興味を持って発表を聞きに来てください!

東北大学医学部医学科1年 山中美慧

投稿者:山中美慧/ひよこさん1号|個別ページ

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