東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

最終発表(宮一高:直江彩花)

2018年1月14日 (日)

こんにちは。いよいよ最終発表となりました。2017年10月5日(木)に展開ゼミ初回の講座で東北大学の片平キャンパスに行きました。片平キャンパスで渡辺先生と東北大の学生の皆さんと顔合わせをするということに、ドキドキと緊張しながらバスに乗って向かったのを今でも覚えています。早いものであれから3か月半が過ぎ、最終発表をする回となりました。改めてこの3か月半を振り返るといろんなことがあったなと思います。でもとても楽しく充実した毎日を過ごすことが出来たと感じています。それでは、最終発表に入りたいと思います。


(1) 植物、作物の栽培を行って、最初に想像していたよりも、たいへんだったこと、逆に、意外とうまくいったなということ、という栽培について、感じたことをこれまでの発表のHPを引用(link挿入)するなどして、説明して下さい。これまでのプレゼンに使ってないような写真があれば、それを掲載してもOKです。

私はシュンギクとトウミョウの栽培を選択しました。比較的誰でも失敗することなく、育てることが出来る植物だからです。でも、そんなに甘いものではありませんでした。特にシュンギクに関しては1つ目の苦労点としては、水やりの量、水やりの間隔について日々悩みました。この展開ゼミに参加する前は、『水を毎日あげれば、それなりに植物は育つだろう』と思っていましたので、現実問題ギャップを感じることが多く、自分の知識のなさに反省させられることが多々ありました。水をやり過ぎることで、土の中で根が上手く空気を摂取することが出来なくなり、根が呼吸困難になるなんて想像もできませんでした。渡辺先生より「水やりの多さ」についてコメントで指摘を頂き、確かに自分の土の色を見ても、常に濡れていることが理解できました。シュンギクの栽培開始から1カ月位はそのことに気づくことも出来ず、シュンギク達に悪いことをしてしまったと思います。

水をやり過ぎてしまった日は、シュンギクの葉が萎れてきて、葉の向きが下に向いてしまいました。そんな事を何回か繰り返しているうちに、シュンギクも人間と同じで生きているんだ!ということを改めて実感しました。その反省を繰り返し、他の受講生の方の記事(今年や昨年の受講生の記事)を読んだり、渡辺先生やオガタさんからのコメントを何度も読み返してみました。読み返しているうちに、1回目に読んだ時にはよく理解できなかかったことも、2度、3度読むことで納得出来たりしていました。いろんなサイトを調べたりして、「進んでは戻り、進んでは戻り」を繰り返していました。でも、その繰り返しが自分に理解と根気強さを与えてくれたように思います。

そして2つ目の苦労点が徒長問題です。シュンギクの茎がひょろひょろと伸びる姿を見るたびに、何故なんだろう・・・とがっかりしていました。シュンギクの茎の周りを土で優しく固めてあげて、安定して伸びるように理解できるまでしばらく時間がかかりました。「土寄せにチャレンジ」~茎をもっと埋めてあげよう作戦~で徒長をなくすことが出来た時は、安心感が生まれました。少しでもシュンギクが過ごしやすい環境にしてあげられてよかったと思いました。シュンギクについては現在進行形で育てている状態なので、今後も水遣りには十分に注意していきたいと思います。

そんな中でも、自分で頑張って育てられたなと思ったのが、もう一つの選択野菜『トウミョウ』です。トウミョウは「全部で合計3回の豆苗栽培にチャレンジ」することができました。2回目の栽培が終わった時に、もしかしたらこれは3回目まで行くかもしれないと予想を立てて、目標に向けて育てることが出来て嬉しかったです。そしてトウミョウを育てた結果として、茎の長さや、葉と葉の間の茎の長さ平均値を計測したりと数値化することが出来ました。これらを通して様々な気づきがあったのも事実です。トウミョウ1本1本の計測は根気のいるものでしたが、そこから発見できることも大きかったと思います。トウミョウは私の中では育てやすかったこともあり、トウミョウの伸びる姿、蛍光灯の下に置いて葉を薄黄色から緑色にする等が目に見えて分かりやすく、植物を育てる励みとなりました。シュンギクは育てるのに苦戦していますが、トウミョウが元気に育ってくれたからこそ私にやる気をくれたような気がします。


 (2) シラバスにも書いたように、植物の観察眼を養うことを目的としていましたが、それ以外の科目などへの波及効果もあったのではないかと思っています。どの様なところに波及効果があったかを実例を入れて説明して下さい。

私は毎朝、学校に行く前にシュンギクとトウミョウの観察をすることを、この展開ゼミが始まった時に決めていました。季節は秋から冬になり、起床が辛くなっても欠かさずシュンギクとトウミョウの観察を続けられたことは自分でも頑張ったと思います。そして私は「展開ゼミ初回の報告で目標」を立てました。この目標は①根気強く愛情を持って野菜を育てます②ブログをアップすることで、文章力と観察力をつけます③栽培した野菜を調理して美味しく食べます、の3つです。

この3つは自分で決めた目標だから必ず達成したいと思いました。毎日観察を続けることは、根気強く愛情を持っていないとできないと思うので、自分ではクリアしたと思います。そして、ブログアップについても今回初めての作業だったのですが、正直初めは戸惑いました。linkの貼り方もよくわからなかったのですが、HTML構文を調べたりと、植物の観察以外にも学ぶことがありました。そしてスマホでの画像の撮り方や、加工の仕方(赤丸等で囲んで対象を詳しく見せる)等、どうやったら相手にうまく分かりやすく伝えることが出来るだろうかを考える力も磨くことが出来たと思います。これらのことを踏まえると、最初の頃はブログ作成までに本当に時間がかかりました。当初は6時間~8時間かかっていたと思います。その後は少しづつ慣れてきて、ブログの構成については、写真(画像)を撮るところから組み立て、文章の構成等、徐々に事前に考えながらやることが出来るようになりました。そのおかげで、当初かかっていた時間の半分ぐらいで作成できるようになりました。そして一番初めにアップした展開ゼミの報告に比べると文章力がだいぶついたと思います。言葉が次から次へと生まれてくるのです。これは観察をすることによって、いろんなこを調べることによって身についたと思います。そして、愛情を持って育てた野菜のため、トウミョウについては調理して食べることもできました。1回目の収穫時には、「たまごとトウミョウのふんわり炒め物」を作り、2回目の収穫時には「トウミョウ入りお吸い物」を作りました。自分で育てたトウミョウだけあって、食べる時もよく噛んで、トウミョウの味をかみしめながら食べました。スーパーで売っているトウミョウと異なり、豆の香りがしっかりしていることも分かりました。とても美味しかったです。

ところで、私は小学校1年の時から高校1年の現在も続けて書道を習っています。この書道でも集中力と観察眼が必要なのですが、今回の展開ゼミを通じてさらに集中力と観察眼がついたような気がします。中学から続けている部活動の陸上についても同じようなことが言えると思います。私は100mという短距離走が主な種目ですが、この100mのタイムを少しでも短縮できるように日々練習しています。日々体幹を鍛えたりと繰り返し継続することがとても大切です。くじけそうになることもあります。でも、シュンギクやトウミョウの観察を通して植物達も頑張ってる姿を見たら、自分も頑張らなくては、と思い知らされました。渡辺先生のブログで「植物自身は毎日が平日です。お休みの日はないわけです。」とありました。これを読んでいて、改めて私は植物達に比べたらまだまだ楽なのかもしれない、頑張らなくてはいけないと反省しました。シュンギクとトウミョウの観察を通して自分の生活等も考えるいい機会になりました。


 (3) 他の展開ゼミとは異なり、実質、「毎日が展開ゼミ」ということでたいへんだったこともあると思いますが、逆に、毎日の観察をすると言うことで、どの様なことが身についたのか、感じたことなどを、まとめて下さい。これまでの発表のHPを参照してもOKです。

「毎日が展開ゼミ」でしたが、私は本当に、毎日楽しく続けることが出来ました。自分でブログの構成を考えて、いろんな視点から考えたことや伝えたいことのテーマをフリーに記載することが出来て、面白いと思いました。それは、自分がやってみたいことを自由にできるからです。観察もそうですが、そこから導かれる結果や気づきなどは無限に広がるものだからです。その代り、得られた情報からは確かな根拠を見出し報告しなければなりません。それは観察を沢山することでさらに多くの情報を得られることも実感しました。自由な題材を自分で決めて組み立てたからには、その根拠をきちんと見つけ出すこと、形として表現すること、正確に伝えることの大切さも学びました。

(2)でも述べたように、初回のブログ展開時には、内容をどういう風にしようかと悩むこともありましたが、毎週続けてアップロードすることで不思議と少しずつ慣れてきました。「毎日が展開ゼミ」で本当に良かったと思います。そのおかげで、逆にそれが当たり前の日課となり、観察しない日、考えない日を作らないようにしようと思いました。続けていくうちに「報告しない週を作らないようにしよう」と自分に新たな目標を立てることが出来ました。その結果、毎週末ブログを欠かさずに更新しました。今週は何のテーマにしようかな?と考えたりするのも楽しくなってきました。観察の他にも今週自分にあったことなども、どんな風に報告しようかな?と考えることも楽しみの一つになりました。大学生の皆さんの内容の濃さには全然劣りますが、それでも自分なりに『毎週ブログの作成を欠かさずに行い、アップする』ということで自分自身への自信ともなりました。

展開ゼミを通して感じたことは、今まで何気なく食べていた野菜の数々ですが、スーパーで売っている野菜のひとつひとつの見方も変わってきました。実際、スーパー等で野菜を見つけると、私の栽培しているシュンギクとトウミョウと見比べていました。シュンギクは葉の形や葉の生え方、茎の太さ等を自分の育てているものと比較してみたりと、意識することなく自然にそんなことが身についていました。また、トウミョウについては、「スーパーで購入したトウミョウ」よりも自分の育てた方の豆の部分が元気だなと思いました。買ってきたものを2回目もチャレンジしましたが、豆の部分が黒くなったり、腐ってきたりと調子悪かったです。今まで当たり前のように食べていた野菜に対する見方が変わり、大切に食べないといけないなと思ったのも事実です。様々な野菜を残すことなく、大切に食べようと思いました。


 (4) 大学の講義の中でも、かなり、異端の講義形式になっていますが、このゼミ形式で文章を書いたり、それをいかにプレゼンするかと言うことも学んだのではないかと思います。それらを踏まえて、文章を書くという点で、ゼミ開始前とあとでどのような変化があったか、考察して下さい。

文章を書くということは嫌いではないのですが、『自分の考えをいかにして人に分かりやすく伝えるか』ということが、難しいと常に思っています。それは自分の頭の中で、言葉としてきちんと整理出来ていなければ、人に伝えることは厳しいだろうと考えます。多くの語彙を使う際も自分が確実に理解出来ているものを選んで文章を作成していたりしました。自信がない語彙については辞書やネットを検索したりしていました。その事により、この展開ゼミの開始前と後ではかなり語彙力が付いたと思います。(自分だけの自負ですが・・・)今年の展開ゼミ及び過去の展開ゼミの受講生の方々の記録も参考になりました。シンプルに分かりやすい言葉で記載されている方も沢山いらっしゃいました。私も出来るだけシンプルに分かりやすい言葉を使って報告できればいいなと思っていました。文字数の観点から言えば、明らかに違いが分かるのが、「第1回目に投稿した記事」の文字数と今回の最終発表の際の文字数です。初回は文章の構成にも本当に時間がかかりました。今はそれとはまったく比べものにならないほど言葉が出てきます。努力して続けて良かったなと思います。ブログ作成の表現で注意したことは、見ている人が興味を持って読んでくれるようにしました。写真の画像表現では赤丸青丸を使って対象先を囲み、見る人が分かりやすいようにポイントを絞るような工夫もしました。ブログを作成する度に、次はこうした方がいいかな、次はここをこうした方がもっと良くなるかな、と、自問自答しながらやっていました。日々の限られた時間の中で、効率良く観察し、表現として纏め、ブログ作成を繰り返す中で、自ら意欲的に学ぶという力が付いたと思います。この展開ゼミを通して、受け身の姿勢では得ることの出来ない、自らの意志で動くことの大切さも学びました。


 (5) 理系・文系を問わず、この講義を受講できるようになっています。植物を栽培して、観察するということは、客観的に物事を捉えて、自然科学的なものの見方を学ぶということでもあります。そうした点について、自分自身が習得できたと思う点、他の受講生と比較して、さらに、研鑽を積むことが大事と思う点を、考察して下さい。

私は今まで物事を客観的に見る機会があっただろうかと、色々思い起こしてみました。小学校や中学校の自由研究等をやったことはあっても、今回の展開ゼミのように3か月半もの間、植物を長い目で観察する機会はありませんでした。今の私の日常生活の中には、常にシュンギクがいます。シュンギクの成長を観察するのが日課になっていて、これを続けないと逆に一日が始まらないし、一日が終わらない感じがします。展開ゼミ受講の間、私はシュンギクとトウミョウの成長を日々客観的に見て観察したと思います。自然科学的なものの見方からと言えば、毎日の気象(天気)、気温、日照時間、湿度等を計測しました。気候によっても植物の生育の仕方は異なります。そして、水や施肥の量によっても成長に大きく影響を与えることを考えることができました。トウミョウについては、茎の長さを測ったり、葉と葉の間の茎の長さ平均値を計測することで、自然科学的な見方をする機会にもなりました。これは小中学校の時代にはなかった自分です。そして、現在このゼミで一緒に受講している大学生の皆さんや昨年以前の大学生の皆さんの自然科学的な見解からの分析を見る度に、すごいなと感心させられました。今日はどなたのブログが更新されているのだろうか?と興味津々で、毎日展開ゼミのサイトをチェックし、参考にしていました。とにかく大学生の皆さんはやっぱりすごいです。私も少しでもその報告に近づける記事を書いてみたいなとも思いました。トウミョウ収穫の際は、茎の長さや、葉と葉の間の茎の長さ平均値を計測したりしましたが、グラフ化には至っていません。大学生の方はグラフ化したりと自然科学的なものの見方をきちんとされていました。拝見するたびに、「すごいなぁ」と口に出していました。自分もそこに少しでも近づくためには、まだまだ勉強して自己研鑽に努めなければいけないと思います。自分でも頑張れたと思うことは、簡易温室や反射板等を作ったりと、植物の環境対策に少しは創意工夫出来たことは良かったと思います。近頃、なかなかそのような機会もないので楽しめました。これらの貴重な体験をもとに、これからの学校の授業や研究発表の際に役立てていきたいと思います。

 (6) 以上の(1)~(5)を踏まえて、この展開ゼミで学んだことを、大学での活動を含めた日々の生活に対して、どの様に活かすことができるか。さらには、まだ、収穫していない作物を今後、どの様に管理したいかを記して下さい。

3か月半、この展開ゼミで学んだことは私の高校生活においても、とても貴重な体験となりました。ゼミを申し込む前は、自分に出来るだろうか?と一瞬考えました。でも、やってみたい!いう気持ちが大きかったので申し込みました。当然ながら『自分がやってみたいと思って選んだ展開ゼミ』なので、最後まできちんとやり抜こうと目標を立てました。そして毎日植物を観察し記録することで、「週1回のタイミングでブログ更新を必ずやる!」ということを自分の中で決めました。その目標を持ってゼミに参加することで、申し込む前に抱いていた不安をすぐに払拭することが出来ました。それは自分にとっては大きな財産であり、これからの高校生活を送る上で自信につながりました。さらに毎週の報告をすればするほど、楽しくなっていく自分がいたのです。ある意味、シュンギクやトウミョウを試行錯誤しながら育てていき、自然科学的に立証することに面白さを見い出すことでやりがいを見つけたような気がします。自然科学的に立証することは難しいですが、自分の今持っている知識や、それ以外のものを調べて組み合わせることで、「なるほど」と思えることも沢山出てきました。そういう過程を踏むことで、本当の自分の知識として習得することが出来るのではないかと思います。そして、毎週のブログ報告の際に、渡辺先生とオガタさんからのコメントを頂き、それを読むことが励みになり楽しかったです。植物に関するもの以外のコメントを読むのも楽しかったです。タイムリーにコメントを頂き感謝しています。そのコメントを基に植物栽培の間違い点を訂正したり、考えたり等、新たな気づきもありました。貴重なコメントは私の指針となりました。本当に有難うございました。

まだ収穫していない作物(シュンギク)については、引き続き成長を見守り、水やりと施肥のやりすぎに気を付けながら育てていきたいと思います。自分の目標の3つ目の、③栽培した野菜を調理して美味しく食べます、のシュンギクの分がまだ実施出来ていません。だから、もっと大きく育てて食べられるくらいの大きさになったら、鍋物に入れるか父親の大好きなシュンギクのお浸しにして食べたいと思います。食すにはまだまだ程遠いですが、収穫して調理した際は、再びこの展開ゼミで報告します。3か月半、本当にありがとうございました。これからも引き続きご指導の程よろしくお願いします

コメント

宮城一高・直江さん

 遺伝の渡辺でございます。しっかりした最終発表、拝見しました。4人目の発表で早めの行動力はniceです。どこかでも書きましたが、高校1年生、この講義を始めたときは、中学校を卒業して、半年くらい。中学校と高校での学習する内容のギャップもあり、高校での生活に慣れるのに、大変な時期に、自分よりも3学年上の先輩たちと十分どころか、彼らをリードするような記事のまとめ方、投稿頻度には、渡辺だけでなく、ラボスタッフのオガタくんともども、感動でした。最終発表も自分がどの様に変容したかをしっかり捉えていて、理数科なので、来年度から始まる課題研究でもしっかりできるのではと、今から、楽しみです。

 前置きが長くなりました。最終発表にコメントをしておきます。最初に講義をしたとき、緊張していたのは、こちらも覚えています。水やりの加減をつかむこと、これには、皆さん、苦労されたようですが、こちらのコメントに従い、割り箸で土の中の状況を調べたことは、次年度の受講生の参考になります。また、こちらのコメント、難しいところもあったと思いますが、しっかり読み込んで、がんばったことは評価したいです。何より、根気強く、最後までやり遂げたことは、これからの色々な活動に活かされると思いますので。普段の学校生活、部活に。あと、調べるという習慣は、課題研究に。

 目標を立てることはできても、それをきちんと達成すること、かなり難しいことです。それをやり続けたこと、たいした高校生です。何かに困ったとき、ここでの頑張りを思い出して下さい。8hrもかけて、あれだけの文章を一生懸命書いていたとは。写真から、ストーリーを考えるというのも、niceです。論文を書くとき、実験で出てきたdataを見て、そのdataをどの様な順番で並べれば、ストーリーができるかというのを考えます。多分、一般的に。どのdataのあとにどれが来るのがよいかを。そうしたストーリーが作れるというのは、これから大事なことです。課題研究を普段からまとめるということに是非、活かして下さい。

 植物は毎日が平日。そんなことを書きましたね。それが励みになったのであれば、うれしいですね。ここでの観察力を書道、部活動で活かされることを期待しています。タイトルをフリーに考える、簡単そうに見えて、どんなタイトルにすると、みんなが興味を持ってくれるか、大事なことです。記事を書くときの「要諦」をすでにつかんだのは、すごいです。毎日がゼミということで、自分に暗示をかけて、ちゃんと自己管理ができていることも感動です。文章を書くために、語彙力を高め、それをnetで調べていたとは。。すごいです。この後、2年生になり、忙しくなると思いますが、毎週でなくても、どうなったかなど、投稿を続けて見て下さい。あとは、他の受講生の方の記事を読んでみてください。自分とは違う言葉を使っています。さらに、進化・深化できますから。来年度もその次も、展開ゼミは続けますので。写真に色のある丸印を最初につけたのもniceでしたね。そのあと、他の受講生の方も、それを取り込んでやる方も現れたくらいですので。よきリーダーでした。もちろん、まだ、足りない点。グラフ化などは、これからの課題研究を通じて、是非、習得してください。

 繰り返しになりますが、高校1年生がこのレベルまで、それも最後まで、やり遂げたのは、はじめてだと思います。大学であれば、最上級の単位をということになるレベルです。高校ではまた、別の評価になるようですが、感動の半年間でした。是非、この後、シュンギクをどの様に収穫するのか。さらには、普段は、シュンギクは葉っぱを食べるだけで、花を咲かせることはないと思います。でも、シュンギクも花です。春菊というくらいですから。聞くの花が咲きます。そんなのを観察してみるのも楽しいと思います。これからもがんばってください。投稿記事を楽しみにしております。


 わたなべしるす