【研究成果】Nature Plantsに掲載された論文に関連して「ライフサイエンス 新着論文レビュー」に解説記事執筆・公開(7/27)
2017年7月27日 (木)
梅雨が明けてないのは、北陸と東北地方だけでしょうか。向こう1週間の天気予報を見ても、仙台は曇り、雨模様。少し晴れ間があって、気温が30oC以下というのが、例年の仙台の夏という感じで、ほっとしているのですが。少し晴れ間が見えてくれれば、実験材料の植物だけでなく、農作物にもよい影響が出るかと。
そんな月末の木曜日。ちょうど1ヶ月前になります。アブラナ科植物を材料にして、自家不和合性遺伝子の「遺伝子重複」が、離れた地域間での生殖を妨げる仕組みを解明したと言うことを英国・科学雑誌「Nature Plants」に発表し、今月の7/6(木)には、毎日新聞の科学面でも取り上げて頂きました。そのことがきっかけとなり、この度、「新着論文レビュー」に「アブラナ科植物において自他を認識する遺伝子の遺伝子重複と相互の機能喪失により生じた新たな生殖障壁」と題した、日本語での解説記事(高田ら(2017)アブラナ科植物において自他を認識する遺伝子の遺伝子重複と相互の機能喪失により生じた新たな生殖障壁. DOI: 10.7875/first.author.2017.074)を発表しました。
「新着論文レビュー」とは、どの様なものかと言うことについては、同HPを参照にして頂きたいのですが、論文掲載をきっかけとして、取り上げて頂き、解説記事を書く機会を頂けましたことは望外の喜びでした。何よりも、母国語である日本語でわれわれの成果を発表できることはより多くの読者に広く理解をして頂けるチャンスですので、ありがたいことでした。英語ではちょっと言う方には、おすすめですし、webでの公開ですので、どこでも簡単に読めることがよいのではないかと思っております。最後になりましたが、この場を借りて、ライフサイエンス統合データベースセンター・editor 飯田啓介様には、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、こうした機会を頂けるように、精進したいと思いますので。
わたなべしるす