2015年6月27-7月1日 雲南調査記①
6月27日(土)昆明:晴れ
東京羽田空港から上海紅橋空港を経て、18時すぎに昆明空港に到着した。空港は3年前に現在の地に移されたのだそうで、広々とした立派な新空港となっていた。昆明は標高が1700mほどあり、外気はかなり涼しく感じられた。ガイドの馬さん・田さんと合流し、18:50頃に空港を出て、宿泊先の昆明駅近くの雲南錦華国際酒店へ向かう。渋滞があれば40~50分はかかるということであったが、幸い30分程度でホテルに到着した。
夕食はホテル近くの四川料理店で、客はまず冷蔵庫の中の食材をみてから料理を注文する。この注文形式は雲南の旅先で利用した各レストランでも同じであった。
夕食のあと、飲料水を買うため、お茶や雑貨を扱う超市に立ち寄った。茶葉卸を本業とする店舗で、雲南名産の各種プーアール茶や漢方薬等も販売されていた。なかでも鳥山先生・佐藤先生が注目されたのが「瑪卡」。蕪を干したようなその形を怪しんでいたところ、聞けば日本でも強壮剤として有名なマカで、アブラナ科の植物であるとのこと。マカは南米が原産で高地栽培されることから、中国では栽培環境の似た雲南で生産が行われているそうである。このほか高血圧に効果のある「天馬」や腎臓に良い「石斛」、止血効果の高い「三七」といった漢方薬が並んでいた。
ホテルに戻った21時頃、まだ外は薄明るかった。
>>> 続く