東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

「渡辺正夫」の記事一覧です。

2015年度海外調査、その弐--中国(6/30-7/4)

2015年7月 4日 (土)

 東北大の渡辺でございます。4月末の韓国での海外調査、共同研究等の打合せに続いて、今回は中国・西安。去年も武田先生などが文系ベースで基盤を作られてきたところに、今回は文理融合を目指してと言うことで、。。先遣隊の先生方は、もうすこし別の場所についても調査、検討会などを行ってくれましたが、詳細は、その先生方の記事を末と言うことで。

DSCN7908.JPG 先遣隊の先生方とは、現地・西安で合流。6/30には、東海道新幹線で大変なことが起きて、それに巻き込まれ、7/1の西安までの移動には「航空管制」と言う聞き慣れない言葉にも出くわし。。。いずれ事なきを得ましたが、同行頂いた大谷大・武田先生のご尽力の賜物。西安に到着したときには、ほっとでした。現地での市場調査など、季節的なものもあるのかも知れなですが、アブラナ科の作物がずいぶん少なかったような。。。

DSCN7977.JPG 現地・西安農林科技大との交流については、渡辺の別記事を参照頂ければ。なぜ、ハクサイが中国でこのように大事にされるのかという議論では、なるほどといえるようないくつかの「解」をいただき、納得でした。また、国土の広さもあるのかと思いますが、作物、害虫など農林水産業に関わる多くの見本園もあり、社会への貢献の仕方もあるのだなと。

DSCN7877.JPG 4月の韓国での交流とはまた異なったパターンで、文理融合が見えたような気がしました。今回の設定を頂いた大谷大・武田先生、明治大・江川先生をはじめとする数多くの関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。


 わたなべしるす

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2015年度海外調査、その壱--韓国(4/26-29)

2015年5月12日 (火)

 東北大の渡辺でございます。4/26~29という連休の始まりの頃。文系の先生方、2名(武田先生、等々力先生)と韓国でのアブラナの調査と共同研究の可能性と言うことで。研究なので、全てが終わってから、つまり、論文発表されてからというのが基本なのですが、海外学術という調査と言うこともあり、可能な部分は。。。もちろん、そうでない部分も。それは、論文になったときのお楽しみと言うことで。。。

DSCN6822.JPG 4日間というかなりの駆け足でしたが、韓国のほぼ真ん中の大田市にある忠南大のLim教授の研究室に伺い、遺伝資源、栽培管理など、将来の方向性を含めて、1日以上、丁寧なコメントを頂きました。Lim教授をはじめとする、関係の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。また、1日かけて、水原の農業試験場も訪問でき、渡辺の研究室の始祖とも言える旧附属農学研究所で研究されていた水島教授の師匠に当たる禹長春博士のお墓にも。渡辺の研究の最初がこんな所なのだと。。。そう考えたとき、これから何をすべきなのか、そんなことをずいぶんと考えさせられました。

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DSCN6848.JPG また、文系の先生方とは、最終日くらいでしたが、かなりdeepな議論で、今後の方向性を含めて、お話しできたのは。何よりかと。。。ということで。次は、7月くらいだったでしょうか。また、別の場所に。。。どこかは。。。また、その時に。ということで。

DSCN6830.JPG 調査だけでなく、文化交流、異分野交流という将来性のある本科研費。5, 10年後が楽しみになってきたと言うことで。。。


 わたなべしるす

 PS. すでに武田先生が(1, 2, 3)という形で、もっと詳しく書かれています。合わせてご覧下さい。

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研究班年度末会議 in 亀岡(2/23-24)

2015年2月24日 (火)

 東北大の渡辺でございます。昨日、今日と会議ではお世話になりました。文理融合を掲げて、科研費の答案を書いたのが、1年半ほど前。うまく融合できるのか、また、言葉が通じるのか、ということなど、いろいろなことが頭にもたげてきました。しかしながら、1年間動いて、この活動の方向性というか、意外と近い距離にあって、一定の水準まで十分いけそうな感触でした。

DSCN6221.JPG なにより、代表の武田先生のご配慮の賜物と思いますが、それ以上に、文系、理系の先生方が、対岸の領域についても興味、関心、理解を示されているのが、象徴的な議論のように感じました。もっとゆっくり議論できれば、理系から提供できる文系ネタ、その逆versionもたくさんあるのだという気がしてきました。

 こうした思いをもとに、次年度さらに発展させて、よりよい研究班として活動できればと思います。次年度また、どこかでそれぞれの先生とお目にかかり、海外学術調査にふさわしい活動ができればと思います。よろしくお願いします。

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 わたなべしるす

 PS. 本プログラムと関連して、大谷大からこんなものを頂きました。有効に活用できればと。武田先生、ありがとうございました。

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研究班発足会議 in 山形(6/28-29)

2014年6月29日 (日)

 東北大の渡辺でございます。昨日、今日と会議ではお世話になりました。文理融合はうまく進むのではと思えるようになった一方で、サンプリングの大変さなどを、佐藤先生からのお話で実感しました。これからの戦略をしっかりと考えないといけないと思った次第でした。

DSCN3195.JPG 参加された皆さんのカバーできる範囲というか、懐の大きさというか、そのようなものを感じました。それが文理融合がうまくいくように感じることができる一因でないかと。会議でも、博物館でもdeepな議論ができました。まずは、8月の西安の探索でどこまでできるかということかと思いました。よろしくお願いいたします。

DSCN3206.JPG 最後になりましたが、organize頂いた武田先生、会場の設営・サクランボの提供を頂いた五十鈴川先生には、この場を借りてお礼申し上げます。4年間でどこまで展開できるか、少し見えたような気がしました。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 PS. もう少し公式の記事を渡辺のHPに記しておきました。あわせてご覧頂ければ、幸いです。


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