人選も、植物科学の中でできるだけ広い範囲をということで、東北地区の学会関係の先生方とも相談し、東京大学 教授・寺島 一郎 先生、名古屋大学 教授・芦苅 基行 先生にお願いすることになりました。それから、両方の実行委員と言うことで、渡辺もお話しをすることに、寺島先生には、光合成、芦苅先生には、イネ育種をモデルにした基礎と応用の連携、渡辺は、生殖・自家不和合性。東北大の科学者の卵養成講座だけでは、カバーできない話を提供できたのではと思います。
開始直前まで、いわゆるゲリラ豪雨、ぬれながら、大学まで来られた受講生の方もいたのではないでしょうか。そんなこともあり、少し遅れての開始でしたが、最初は、植物生理学会長をされている名古屋大・教授の町田先生から、学会のコンセプトである、東日本大震災を復興させたい、植物の力を何とかこうしたことにいかしたい、さらには、こうしたことを継続してくれる次世代への期待、をお話し頂きました。




さいごに、科学者の卵養成講座の実行委員の安藤先生から、学会への感謝と、植物、生物との領域融合がこれからいっそう重要になると。。。このことがこの卵の目的、目標でもありますので。このことを改めて認識頂けたのではないかと思います。
文末になりましたが、町田先生、寺島先生、芦苅先生を初めとする、植物生理学会の先生方には、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後、さらなる融合でwin-winの発展ができればと思います。ありがとうございました。

わたなべしるす
PS. 最後に紹介しました、植物生理学会の杉山先生が書かれた「緑の館 "光合成の世界" へ」というのはここからpdfとして、downloadできます。他にも興味深い記事があります。あわせてご覧ください。
PS.のPS. 渡辺のHPにも関連記事を記してあります。お時間のある方は。