東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.08.03

言葉の消滅

こんにちは。立教女学院高等学校の金子悠夏です。遅ればせながら第2回の講座について書かせていただきます。

AIといったらSiriが思いついたんですけど、あの闇深なところ好きなんですよね〜
でもSiriって成長してるんでしょうか?してなさそうですね笑そう考えるとSiri、AIじゃない、?
AIって結局何なんでしょう?


さて、今回は「AIとIoTが拓く未来の暮らし-情報化社会の光と影」ということで、4つの観点からAIの活用法を聞くことが出来ました。私はその中の3つ目についてお話しようかと思います。
教育において、電子ノートなどを利用する、という話でしたが、最初からはっきり言わせて頂くと、私は電子教科書、ノートのような制作は反対です。
ですが私自身、学校側からiPadなどが配られ、自由に使っていいと言われたらまあ嬉しくてたまらないでしょうね(笑)
もちろん、ノートを電子化することによる利点は沢山あると思います。ですが、それは裏目に出てしまうと感じました。

まず、意見の共有です。電子化することによる利点として挙がっていた、「全員の意見を一覧にしてみることが出来る」というのは、素晴らしいようで実は闇が隠れているのだと思います。
これは、日本人全体の問題である「発言の弱さ」を作り出す最凶のものになると思います。
ただでさえ自分の意見を口に出すことの出来ない日本人が、最凶の武器、電子ノートを持つことにより、ボタン一つで自分の意見が広まる。
それが何を生むか分かるでしょうか。

口に出す、というのは、人間である限り大切なものだと思います。
ですが、電子機器を最大限に活用しようとしすぎて、逆に悪くでてしまっている。と思います。

電子機器をそこまで使わないとダメなのか。今の人間のままではダメなのか。そう思いました。
もちろん、国語の採点のように、曖昧なものは機械がやってもいいと思います。
ですが、すべてを機械がやることで、喋ることは減る。それは間違いないでしょう。



さて、みなさんは、「運動を毎日しているAさん」と「ピアノや刺繍をして、運動はあまりせず、友達と毎日お喋りして過ごすBさん」どちらが健康だと思いますか?

一般的に考えると、Aだと思う人が多いのではないでしょうか。ですが、答えはBです。
秘密は、「喋る」ということ。人と喋り、会話を楽しむ。それは、未だ解明されてない程の、大きな力を持っています。
現在確認されているのだけでも、寝たり気予防、認知症予防など、大切な役割を持っています。


電子機器が全ての生活に関わっていく未来、私たちは「喋る」ということをしているでしょうか。「言葉の消滅」は起きていないでしょうか。


AIの光と闇。あなたはどちらを信じますか?

ではまた。see you again!

投稿者:立教女学院高等学校

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