2019.07.05
第一回科学者の卵養成講座を終えて
こんにちは。山形県立酒田東高校1年の髙橋乃愛(たかはしのあ)です。初講義からすごい時間が経ってしまってすみません。今回は『科学者の卵』に選んでいただきありがとうございます。普通の高校生では体験できないようなことを、たくさん体験できる私は本当に幸せ者です。選ばれたからには、一生忘れられない講座にしていきたいです。1年間よろしくお願いします。
さて、初講義のお話をさせていただきたいと思います。『進化論を唱えたダーウィンも注目した自家不和合性〜花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構〜』という講義を受けさせていただきました。自家不和合性という言葉を初めて聞いたのですが、私の身の回りにある植物にも自家不和合性の植物がいて、植物の種類についてもっと知りたいと思いました。自家不和合性がなぜ行われるのか、詳しい仕組みはまだ明らかにされていないようなので、もし知ることができたら品種改良を正確に行ったり、2種類の作物をかけ合わせて新しい品種の開発したりなどできるのではないかと思います。また、他殖性植物の植物の例としてトウモロコシが上がりました。トウモロコシは他殖性植物かつ雌雄異熟です。そのため、10本以上一緒に植えないと雌花に花粉がつかないという事態になり、粒が小さかったり不揃いしたりしている、スカスカなトウモロコシになってしまうそうです。私の家では、毎年トウモロコシを作っているのですが、ここ数年、スカスカなトウモロコシの方が粒がぎっしりしているトウモロコシより多く取れてしまいます。おじいちゃんに聞いてみると、種はホームセンターで買った〇〇交配または一代交配と書かれているもので、苗も50本ぐらい一緒に植えているそうでした。スカスカなトウモロコシになってしまうのはなぜか気になったので、詳しく聞いてみると、家では黄色の粒のトウモロコシと白色の粒のトウモロコシを近くに植えているそうで品種改良のような状態になってしまっているのではないかと考えました。また今年は去年おじいちゃんが収穫したトウモロコシの種も植えてみてるそうです。つまりF2のトウモロコシということです。今年のトウモロコシはもう植えてしまっているので、今年どんなトウモロコシが取れるのか、そして、来年粒の揃った綺麗なトウモロコシを作れるのか楽しみです!!
今回、同じ高校の人がいなかったので心配と緊張で押し潰れそうだったのですが、積極的に話しかけてくれる子がいたのでとても気持ちが楽になりました。また、東北をはじめとした全国各地から参加している人がたくさんなので、地元の話を聞いたり話したりできて良かったです。これから、たくさんの人と交流していきたいと思っているので、たくさんお話できたらいいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
投稿者:山形県立酒田東高等学校