2019.07.24
「科学者の卵」第二回を終えて。《出会い》
こんにちは。岩手県立一関第一高等学校2年、白井洸多(しらいこうた)です。
今回は、英語交流サロンと講義「英語能力獲得大作戦」「がん制御へ向けてのChallenge」を受講しました。
まず、英語交流サロンについてですが、伝えたい単語を思うように英語にできず、悪戦苦闘してしまいました。ただ、必死にジェスチャー等を使い、なんとか楽しく交流することができました。ジェスチャーって偉大ですよね......ただ、ここで勇気を出して会話に参加していったからこそ、自身にとって有意義な時間を過ごせたわけで、今回の英語交流サロンを経て、英語が出てこなくても勇気を出して話かけに行くことの大切さを実感しました。また、今回交流できた留学生の方々ですが、二人とも自身の地域と学門が密接に結び付き、目標がはっきりとしていて大変興味深い話を聞くことができました。今のところ興味から進路のことを考えていたため、留学ならではの「地域のため」の目標や研究の話は大変興味深く、自身の見聞を広げるいい「出会い」だったとおもいます。
次に、講義「英語能力獲得大作戦」についてですが、以前までは英語については先生によって言うことが違うことが多く、「何をしていいかわからない......」という状態でした。しかし、今回の講義の話は、大変理にかなっていて、インプットとアウトプットの話は大変興味深い内容でした。その上、多くの先生方の力説していた部分を多く含んでいて、「何をしていいかわからない状態」からの脱出のきっかけになりそうだと思いました。今のところはまだ何とも言えませんが、とりあえずこの英語教材をコツコツとやって行きたいと思います。もしかしたら次の英語交流サロンで英語ペラペラになっているかもしれませんね。がんばります。
次に、講義「がん制御に向けてのchallenge」についてです。この分野は大変
興味を持っている分野の一つで、とても面白いものでした。がんについての社会的な位置付け、がん発生のメカニズム、転移の不思議、分子を標的にする新しい投薬方法、そして免疫のコントロールによる治療方法など大変興味深い内容ばかりでした。特に興味深いと思ったのは最後の免疫を利用した治療方法で、がんが免疫のT細胞の阻害をする分子を作れるのか、これを制御できたらT細胞をコントロールできるのではないか等と発見と想像が膨らみました。また、これ以外にもがんの最新の治療法を知ることができ、自身の見聞を広げることができました。
さて、こうして第二回を振り返りましたが、今回の「科学者の卵」は多くの「出会い」があったと思います。留学生の方との「出会い」、新しい学習メソッドとの「出会い」、そして未知の知識との「出会い」。多くの「出会い」を得ることができました。こういった出会いの数々を大切にし、自身の糧にしていきたいと思います。
次回は「量子アニーリングと未来の情報科学」と「DNAと遺伝子組み換え植物」です。自身の糧とできるよう、しっかりと情報を吸収しようと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。 また次回の記事でお会いしましょう。では。
投稿者:岩手県立一関第一高等学校