こんにちは 青森県立三本木高等学校の根岸絢太郎です。
みなさんのブログの導入部分が素敵なので自分はどうしたものかと思いましたが、どうにもなりませんでした。
7月31日に行われた第二回講義の感想を書いていこうと思います。
最初に行われた安藤晃先生の講義では、そもそもプラズマとは何なのか、そしてプラズマを使うことによって何ができるのかを初めて知りました。
ろうそくの炎や雷の稲妻などもプラズマであると知り、自分が今まで思っていたプラズマは狭義のものであったのだと気が付くとともに、プラズマをより身近に感じるようになりました。また、非常に高温になるその状態を利用して様々な実験・研究を行うことができると知り、とても未来のある学問分野だと感じました。
私は現在、材料工学の分野に興味を持っていて、高強度を持った新素材の開発にプラズマを使うことができるのではないかと考えました。具体的には、軟らかく加工しやすい素材を成形し、プラズマで表面処理を行う、といったものです。高強度の素材は加工するのが難しいことが多いですが、この方法であれば、より簡単に高強度の製品を作り出すことができると思ったからです。
また、プラズマに「液体」、「気体」のような名前をつけるとしたら、「活体」はどうだろうか?などとつらつら考えました。
次に行われた渡辺正夫先生の講義では、植物には自家和合性のものと自家不和合性のものがあることを初めて知りました。
今まで私は自殖ができたほうが効率的に子孫を残すことができるのに、なぜ自殖をできない植物が存在するのだろうと考えていました。だから、自家不和合性の利点として、自殖ができないことによって自殖弱性が起こらず、種内の遺伝的多様性が維持される、ということが新鮮に感じられるとともに、ようやく納得することができました。
私は自宅の庭に生えてくる「雑草」(「雑草という草はない。」という言葉は有名ですが)を見ると植物の遺伝的多様性を実感します。私の家の庭には、スギナ、ブタナ、ツユクサ、ヤブガラシ、オニノゲシなどが多く生えており、様々な方法で駆除を試みましたが何度でも生えてきます。様々な除草剤を色々な時期にかけられたり、防草シートや砂利で覆われたり、鳥や昆虫によって食べられたりしても翌年にはまた変わらず生えてくることから、それらの除草策に適応した個体が子孫を残しているのではないかと思います。
最後に行われた羅漢先生の講義は、私の英語力では聞き取れないところもありましたが、講義はとても興味深く、おもしろかったです。
これから、聞く力、話す力をもっと鍛えたいと思いました。早速母の友人にオンライン英会話の相手をお願いしました。
「まだまだ」のことがたくさんありますが、卵の殻を破るべく、精進していこうと思います。
投稿者:青森県立三本木高等学校