こんにちは、成城高等学校の金井海翔です。
約3か月更新が止まっていました。
先日の発表会が最後の講義となりました。
この発表会では研究発展コースに行った方や学校推薦の方が主に発表するのですが
今回自分も自己推薦コースという枠で参加させていただきました。
こんな発表の機会は滅多にないのでとても幸運なことでした。
僕の研究は、「東京湾における赤潮の発生機構の解明~都市型河川がどのように発生に関与しているのか~」という研究です。つまりどのような条件の時にプランクトンが大量発生するのかということと、その発生したプランクトンに海で見られているプランクトンは川にいるのか調べる実験です。
既に河口や汽水域に侵入しているプランクトンとしてスケレトネマコスタツムが知られています。このプランクトンは赤潮の原因プランクトンの代表種です。
さて、この実験で最も苦労したことは天候と予想外のデータへの対応です。
天候はどうしようもないとしても、自分の仮説と実験結果が違った場合その理由を考えなくてはいけません。1番想定と違った結果が出たのは、室内に置いたハイポネックス(植物肥料)を入れた容器であまりプランクトンが増えなかったという点です。
理由としては光量が弱かったことが考えられます。
さてそんなこんなで発表を終え、今回までの講座で多くのことを学ばせていただきました。
すべての講座が役立つ講座で勉強になりました。
この講座を受けてみたいけど迷っているという人はぜひ応募してみてください。
きっと自分の身になるものばかりです。
まず、何度も書いているように全ての講義が役に立ちました。
その講義で数回東北大学に行き講義を生で受けその場で質問などをさせていただき、自分のモチベーションアップにつながりました。その時に東北大学であった受講生の皆さんからも多くの刺激を受けました。また、科学者の卵養成講座のOG、OBの先輩方と話す機会がありました。その時に先輩方は簡単な質問でも勉強方法でも難しい質問であっても答えてくださりました。この経験から自分の進路への自信が生まれました。
最後になります。科学者の卵養成講座の方々、メンターの方々、講義していただいた先生方そして、指導教諭の先生ありがとうございました。そして受講生の皆さんお疲れ様でした、そしてありがとうございました。皆さんと話すことで多くの知識を学びたくさんの刺激を受けました。
本当に楽しかったです。では、またどこかでお会いしましょう!
投稿者:成城高等学校