東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.05.29

What's fascinating about Kagakusya-no-Tamago

こんにちは。群馬県立中央中等教育学校の加藤愛菜です。昨日528日は科学者の卵開講初日でした。

 私は群馬県在住なので新幹線を乗り継いで東北大学へ向かいました。今まで新幹線に一人で乗ったことがなく、改札を通るときに切符を重ねて通すことを知らなかったり、自由席の切符を買っていたにも拘わらず乗ろうとした新幹線が全席指定だったりと、トラブルが相次ぎましたが何とか東北大学に到着することが出来ました。青葉山駅の階段を上って東北大学が見えたときの感動と安心感は忘れられません。きっと次回からはスムーズに辿りつけることでしょう。

 また、私の通う学校から科学者の卵に参加した人は今までおらず、右も左もわからないまま一人で東北大学に向かいましたが、持ち前のポジティブ精神と駅で同じく科学者の卵に向かう方と知り合えたことで、楽しむことが出来ました。

 そしていよいよ講座が始まりました。まず昨年度海外研修に参加した方々のお話を聞き、どの方の話からも多大なる刺激を受けました。実際に1年間科学者の卵に参加した方を見て自分がこの1年でどうなりたいか、どのように成長したいかというビジョンが明確になったように感じます。行動力を大切にという話を聞き、帰りの新幹線で生物学オリンピックに申し込んでしまうくらい先輩方の話は衝撃的でかつ輝いていました。

 そして第1回目の講義についてです。今回は渡辺正夫教授による「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性~花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子構造~」というものでした。スピーディーで聴き入らずにはいられない渡辺教授の講義はあっという間に終わってしまいました。講義で取り上げられた自家不和合性。遺伝的多様性を保ち近親交配による近交弱勢を防ぐためにはなくてはならないものだと思いました。また、この講義を通して教科書に載っていた文字として認識していた花粉管が伸びる様子が映像で動的なものとしてとらえることができ、普段の勉強ではできない経験ができとても嬉しく思っています。また、自家不和合性が予想外に身近にあったことを知り、日常の中にも気づかないだけでたくさん科学が隠れているのだと思いました。そして質問なのですが、自家和合性を持つものは自家受粉してクローンのように同じ形質をもつものが繰り返し現れるのでしょうか?そうだとしたら、農家の方は質的に安定した作物を得ることもできますし他家受粉させるための植物を育てなくてもよいので利点が多いと思いました。

 ほかにも書きたいことは多々あるのですがうまくまとめることが出来ないのでここまでとします。次回の科学者の卵が楽しみでしかたがありません。昨日話せなかった方ともたくさん話して皆さんの考えていること、好きなことをたくさん聞きたいです。今後ともよろしくお願いします。

※先程はタイトルだけで投稿してしまい申し訳ございません。※

投稿者:日本航空高等学校

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