東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.05.31

第1回科学者の卵の感想です

秋田県立秋田高等学校の早坂椿です。先日1回目の科学者の卵に参加し、壮大なプログラムであり、本当に多くの方が携わっていることを痛感いたしました。私は2つのことに分けて話をさせていただきます。 1つ目は、海外研修を終えた先輩方の輝きについてです。それは、内から溢れ出るキラキラが私に見えるほどでした。何か素晴らしい事をやり遂げた時、次世代にその魅力を伝え、同じようなその感覚を感じてほしいと願う気持は私も経験したことがありますが、まさにその姿勢が感じられました。科学者の卵に参加して自分が大きく変われること、また、望んで有意義な時間を過ごした者こそ羽化した後により高く飛んで行けることがよく理解できました。他の参加者や留学生と関わったり先生方に質問したりすることを積極的に行い、秋田に帰ってからも考えを深め、誰よりも内容の濃い時間にしていきたいです。 2つ目は、講義についてです。帰宅した後、インターネットを利用して調べてみると難しい用語がズラーと並び、理解できないページがほとんどでした。それを見て、渡辺先生がいかに分かりやすく説明してくださっていたのかが分かり、しばし感動に包まれていました。講義の内容については今までに考えが及ばなかったもので、興味深く、面白かったです。花を見て自殖なのか他殖なのかを不思議に思うような視点や思考回路を持てるようになりたいと感じました。そして、講義や自分での調べ学習を通して、疑問がたくさん出てきました。虫媒花の植物において虫が上手く運んでくれる確率は何パーセントか、自殖ができる彼女でも他の家の彼氏を欲しがるものなのか、枯れたり紅葉になったりしたときの葉緑体はどうなっているのか、 花粉1つに精細胞は何個入っているか、自殖とクローンは遺伝子の構成がどう違うのか、などなど。しかし、これは頑張って自分で調べるとして、渡辺先生に質問したいことが1つあります。それは、ご自分で研究対象を決められたのか、それともある程度限られた選択肢の中から選ばれたのかということです。何卒、お願いいたします。 レポートは文章を繋げて書けなかった上に質も量も悪く、とても悔しかったです。また、他の参加者の皆さんが渡辺先生の問題に答えられていたり、自分が思いつかないような的を得た質問をしていたりして強烈な劣等感を覚えました。次の科学者の卵を考えるならもう不安と期待が織り混ざって大変なことになっておりますが、第1回の講義について調べを深めておくことと、植物などに対して同情とか羨望の気持ちを持ちながら考えることのないようにしておくこと、いただいた渡辺先生の論文を理解し、論文の書き方を学ぶことを頑張りたいです。また、自分の研究も始めて、科学のチカラをつけていきたいです。どうせ温めるのなら、かっこいい恐竜の卵を温めておきたいと思います。

投稿者:秋田県立秋田高等学校

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