東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.06.05

第1回科学者の卵

 秋田県立秋田高等学校1年の長谷川律希です。
 渡辺先生、先日はありがとうございました。とても楽しい時間でした。
 早速ですが先生に質問です。自家不和合性の植物が、人の農業を通してその整えられた環境のなかで自家和合性になったものもあるとおっしゃっていましたが、こういう人と植物の関係についてどうお考えですか?人が植物の性質を変え、さらには人が活動を拡大してきたことで植物を破壊をしているとも言われています。植物と付き合い始めて30年が経つ先生にはどう見えているのでしょうか。また、この先この両者の関係はどうなっていくのでしょうか。先生の意見をいただけたら嬉しいです。
 私が今回学んだことは、疑問が浮かぶって大切で、知るチャンスだということです。
小さい時は父親にうるさいほど「何で?」「これはどうして?」などと疑問を投げかけていました。分からないことが悔しかったのです。でも今はどうか、中高に入ってからは「何で?」の数が減ってしまいました。世界を何となく当たり前に見ていたきがします。それに、人に知らないことを聞くのは、少し恥ずかしくもありました。でもそれじゃあダメなんですね。
 私たちは教科書を見て、覚えて、問題を解いて、テストでいい点とって、いい大学に合格して......知ってることが素晴らしい環境にいます。でも最後「いい大学に合格して......」そのあとは何をするのか、今度は知らないこと」を探していかなければならないのです。この矛盾。
 何でも好奇心を持って疑問を抱くのが子供だとして、世界を知って(知ったつもりで)当たり前に生きているのが、大人なら、大人は子供の劣化版でしかありません。だからこそ、第1回の講座で「死ぬまで子供でい続けよう」そう強く決心しました。
残り10回の講座がとても楽しみです。
 最後に、1つ。講義の初めの方にスイカの種をどうするかの下りがありましたが、あそこで私の答えに対して渡辺先生は「全部植えないとかわいそうだよねぇ」とおっしゃいました。悔しかったので、今年は庭のスイカを食べたら種を全部保存して、来年植えてやろうと思います。
まとまりのない文章で申し訳ありません。
先生、本当にありがとうございました。

投稿者:秋田県立秋田高等学校

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