東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.07.28

第3回の感想です。

秋田県立秋田高等学校1年生の早坂椿です。更新が大変遅れてしまい、申し訳ありません。第3回の科学者の卵はサイエンスカフェ、地震学の講義、遺伝子組み換えについての講義という流れでした。 サイエンスカフェでは、この前よりもグループのメンバーと上手くコミュニケーションをとることが出来ませんでした。前回、いかに他の人に頼っていたのかを知り、自ら進んで会話を繋げようとすることでコミュニケーション能力の向上が図れたと思います。また、同じ1年生の方が科学部に所属していて科学に関してとても物知りなこと、2年生の方が数学Ⅱについて難しい話をしていたことなどを通じ、自分の相変わらずの無力さを改めて感じることとなりました。そんな人たちと将来一緒に仕事をするのかと思うと4分の期待と6分の恐怖をいだきます。やはり、科学者の卵は刺激があり、学習意欲、研究意欲を掻き立てられる良い存在です。さて、サイエンスカフェの内容としては、科学技術の利用における倫理的な問題についてでした。ダイナマイトや原子力エネルギーをはじめ、当初は純粋だった科学技術の発明や発見が、悪事に利用されてしまうことは周知の事実です。また、自分勝手な技術は自然破壊にも繋がることがあります。だから私は、自己推薦書にも書いたのですが、科学技術の発達と共にそれに関した緻密な制度の整備が必要であることを強く感じています。そんな中、サイエンスコミュニケーターという職業があることを初めて知り、興味が湧きました。高校の先生が今は文系と理系が手をとって新しいものを生み出す時代だとおっしゃっていましたが、全くその通りであることがよく分かりました。物事にはどうしても良い面と背中合わせに悪い面がありますが、科学者が良き社会と、豊かな自然と共存することができるように自分で考えてみたいと思います。 次に、地震学の講義についてです。 地震は私の苦手な分野です。レポートでは苦戦し、特にに逆問題についての良い例が思い浮かばずとても悔しかったです。帰っていつも通り生活をすると、生活の中で何度も逆問題を解いていることが分かりました。科学分野についても発見していきたいです。私が講義を受けて思ったことは地震学はまだわかっていないことがたくさんあるということです。日本は地震の研究において良い環境がそろっていて、近年大きな被害をもたらした地震により地震予知などの需要が高まっていると思うので、科学のチカラで早く解明できたら良いと思います。実際に電磁気学を駆使した地震予知の機能が東日本大震災の際に異常を検知できていたそうです。しかし、人類が地震を完全に予知できるようになると、科学が自然を従えたかのように態度を大きくしてしまわないかとても不安です。自然に対して謙虚な科学の発展を私は願っています。 最後に、遺伝子組換え植物の講義についてです。私はじゃがりこの成分表示のところに「遺伝子組換えでない」と書いてあるのを不思議に思っていながらも、調べようとしなかった自分を情け無く思いました。遺伝子の違いで生物の性質は変化し、カリフラワーは花をつくるための遺伝子を失っていることや、ヒトとチンパンジーは全DNAの1.2パーセントしか違っていないこと、遺伝子のコピーを失敗することで進化することなど初耳て驚くことがたくさんありました。また、遺伝子組換えによる稲の糖化性の向上の研究で、セルラーゼを入れたら形が変わるなら形ができてから入れようという発想の転換が素晴らしいと思いました。表皮をつくる遺伝子を失ったONION1が葉緑体も失うことから、葉緑体ができるには水分が必要なのかと疑問に思いました。そもそも、葉緑体がどのようにできるのか全く分からないので、インターネットや本を利用して調べたいと思います。 今回は更新が遅れてしまい、とても残念です。何かと後回しにしていがちでしたが、将来に役立つことであり、遅れると記憶も考えのや思いの熱量も新鮮身を失ってしまうので、今度からはなるべく早く更新したいです。また、ほぼ学年平均というTOEICの結果を受けて、今年の夏は英語に力を入れていきたいです。

投稿者:秋田県立秋田高等学校

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