東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.08.04

第三回目の科学者の卵

 こんにちは。宮城第一高等学校の櫨 聖奈と申します。ようやくほかの皆さんに追いつきました。忙しさにかまけてブログの更新を後回しにしてしまいました。申し訳ありませんでした。

 これから第3回の講義について書きます。

 午前中はサイエンスカフェが行わました。普段よく、こんなものができたいいなと考える私にとって科学技術の進歩を考えるのはとても楽しい時間でした。しかしそれがどう悪用されるのかということまでは考えたことがなかったので、それを考えることは新鮮でした。科学技術によって赤ちゃんのDNAを操作して目の色や髪の毛の色を変えることができるという話や個人情報が漏れやすくなったという話を聞いて、私たちの希望をかなえられたり生活がより便利になるということは良いことだと思います。しかしこれから私たち人間の役割がなくなってしまうようにまで科学技術が進歩してしまったらよくないと思います。だから科学技術と人間をうまく調和させていくべきだと思います。

 午後1番に行われたのは海野教授の講義です。私は地震の予測や地震の仕組みについて興味があるのでこの講義をとても楽しみにしていました。講義を受けて、津波の発生メカニズムやきちんと理解していなかった縦揺れ、横揺れの地震の仕組み、マグニチュードについて詳しく知ることができました。マグニチュードにマイナスがあることは知らずとても驚きました。

 この講義が行われた次の日に東北大学でサイエンスデイが行われていて、ちょうど海野先生を見かけたので少しお話をしました。講義だけではわからなかったことを詳しく教えてくださり、この時から地震のことをよく考えるようになりました。私は、まだわかっていない地震(特に前震以外の先駆現象や前兆現象について)を知りたいと思っています。また、先日起きた熊本地震について疑問があるので、今度、海野先生の研究室を訪問したいと思っています。

 海野先生の講義の後に行われたのは伊藤先生の講義です。馴染みのあるキャラクターを使っての説明、DNAを取り出す実験を通して遺伝子のことが詳しくわかりました。「DNAを食べたことはありますか」と聞かれたときに普段そのようなことを考えないで食べていたので、毎日食べていると思ったときにはなんだか不思議な気持ちになりました。遺伝子が生き物の形や性質を決めるということは知っていましたが、DNAの塩基配列が1つ違うだけで違うものができあがるということにはとても驚きました。

 DNAを取り出す実験では以前見た時よりも多くのDNAを見ることができました。学校の授業で自分のDNAを取り出したのですが、うまく取り出すことができなかったので、いつか機会があったときにもう一度自分のDNAを見てみたいと思いました。

 私は、科学者の卵が行われるたびに他県や他の学校の友達が増えることや、科学の考えを学べることがとてもうれしく楽しいです。明後日、第4回目の科学者の卵がおこなわれるので有意義な時間を過ごせるよう頑張ります。

 最後まで読んでくださりありがとうございました!

投稿者:宮城県宮城第一高等学校

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