東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.08.06

第4回特別講義

こんにちは。埼玉県立浦和第一女子高校の川崎弥矢です。本日の講義の全体的な雰囲気と内容について書いていきたいと思います。


今回はいつもと異なり、発表会を聴くという内容でした。科学の力はもちろん、英語の力もすごいなと思いました。自分はどうかというと、英語は嫌いではないのですが、得意ではないです。英語で質問をしている方がいらっしゃり、すごいなと思いました。今のままだと、発表もコミュニケーションもできないのではと思い、英語がもっとできるようになりたいと思いました。2回目の講義で精読と多読の違いのお話がありましたが、精読が英語の授業だとしたら、多読が今回の発表に近いのではないかと思いました。私の高校では、多読を推進していて、楽しんで読むようにと言われています。このような英語の発表や講演も楽しめるようになりたいと思いました。また、わからない単語がある度に、調べていては置いてかれてしまうところも多読に似ているのではないかと思いました。それらから、もっと頑張らなくてはと刺激を受けたのが一番の収穫だったと思います。


内容は、高校の授業で聞いたことや、科学者の卵の講義で聞いたことの延長のような感じではないかと思いました。グループごとに感じたことを書いていきます。

1グループ目は日本とイギリスのエネルギー面での違いでした。川の勾配など自然環境や発電方法などの異なりが大きく、驚きました。

2グループ目は、津波被害の想定についてでした。内容にもありましたが、実際に起こってしまった後に電波が入り、使えるかどうかはわからないので、事前に知っておくことが大事になると思いました。

3グループ目はマイクロ流路のサイズ・送液流量による中和反応の違いでした。グラフを見てみると、その違いにより、かなりの差が現れていて、おもしろいと思いました。

4グループ目は太陽光発電を中心とした、使用するナノ材料の物性とデバイス特性との関係についてでした。中学校の理科の授業で、太陽光発電を含めた再生可能エネルギーを推進するべきかどうかというテーマで、議論をしたことがあったので、とても興味深かったです。

5グループ目は細胞死・突然変異を防ぐDNA修復の仕組みについてでした。紫外線の種類により、損傷などの影響の程度が異なることを知り、DNAのメカニズムをさらに知りたいと思いました。

6グループ目は、窒素固定をする根粒菌の異なる条件下での細胞の形の変化についてでした。高校の生物の授業でつい最近やった内容で、能率的・効率的ということでより農学に近く深めることができ、身近になった気がしました。

7グループ目は微生物を利用した適切な環境についてでした。ガスの発生状況が写真で見てはっきりとわかるくらいに、差がついていて、それぞれの微生物にあった利用が重要になるのではと思いました。

8グループ目は個人ゲノムの意味と適切な活用についてでした。ゲノムは住所などと同じように個人情報であり、その使い方や保護に関する法律などの整備がさらに求められるのではと思いました。

9グループ目は土壌中の放射性物資の地域による違いについてでした。福島のグラフが宮城や東京に比べて大きく異なり、テレビなどで見聞きしたことはありましたが、科学の事故の怖さを改めて感じ、防ぐために何ができるか考えたいと思いました。

10グループ目は生体に近い三次元培養系などの培養条件の違いと酵素の量の変化についてでした。科学の進歩による正確さの向上で、さらに科学が進歩すると思うと、未来がとても楽しみになりました。


まだまだ、英語の力も科学の力も伸びしろがあることを実感したので、次回からの英語サロンでも、自分を伸ばしていくために、積極的に参加していきたいと思いました。長くなりましたが、見ていただき、ありがとうございました。


川崎弥矢

投稿者:埼玉県立浦和第一女子高等学校

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