東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.09.22

第5回を受講して

 栃木県立栃木高等学校1年の新井駿斗です。台風が通り過ぎたとはいえ、仙台は肌寒く感じられました。

 

 留学生と交流する英語サロンが今回初めて行われました。数名の受講生と留学生がグループを作り、自己紹介とその質問を中心に話し始めました。他の班は留学生が二人でしたが、僕の班はフィンランドからの留学生一人でした。話題は他の班より少なかったのですが、その分話を注意深く聞くことができました。準備した最低限の自己紹介はできましたが、質問に対する受け応えはうまく答えられませんでした。他の受講生からフォローしてもらい、何とか自分の意思を伝えることができました。

 

 浅井先生の実験空気力学の講座では、飛ぶこと全般の歴史の詳しい解説とこれからの飛行機の利用についての解説がありました。空気は流体として考えること、それに粘性で表されることを知りました。その空気の粘性を表す方法としてレイノルズ数があり、その値によって翼の形状に影響を及ぼすことが分かりました。
 かなり難しい講義の内容でしたが、映像、イラスト、および写真を多用した説明により、理解することができました。また実験の結果を通して空気力学を分かりやすく学ぶことができました。

 

 堀井先生の病理学の講義では、がんの死亡するリスクやがんの転移、増殖、および再発など中心に、細胞の構造やがんになるまでの過程、免疫、治療法など詳しい説明がありました。がんといっても部位によって死亡するリスクが全く違ったり、男性と女性でがんにかかるリスクが違ったりと知らなかった事実が沢山ありました。
 講義中に、比較された写真や過程を表す模式図を多く使用されていたため、どのような操作をするとどんなことが起きるかが理解できました。難しい英語の論文も要点を抜き出してあり、また複雑な図も詳しく解説されてあり理解しやすい講義内容でした。

  

 英語交流サロン参加にあたり、今回は最低限の自己紹介のみを準備してきましたが、次回以降では趣味や最近のニュースに関する意見など様々な質問ができるように準備をしたいと思います。

投稿者:栃木県立栃木高等学校

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