東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.10.08

第五回科学者の卵

宮城第一高等学校の荻原 舞那穂です。活動ブログの書き込みは初めてです。よろしくお願いします。

英語サロンでは、思ったより話せた感じがしました。留学生のShikharさん、解りやすく話してくださりありがとうございます。

うまく言葉に出来ないときは物を見せたりジェスチャーすることで意味を汲んでもらいました。グループのメンバーの積極的な姿勢に刺激を受けました。

「進化する航空機」の講義は飛行実験もあり、とても分かりやすく面白かったです。特に飛行機の翼が作る「渦」が揚力を産む話と写真が、以前まちかどサイエンスで飛行機雲について調べた事と関係していて感激しました。夜に放送があったNHKの凄ワザもとても興奮して視聴しました。特にインメルマンターンが出てきたときは、紙飛行機の形状からもしかしたら後ろ向きに飛ばすのではないかと予想できました。予想が的中した時、今日の講義が理解できた確認になりました。

「がん」を知り、診断し、治療する の講義は大変スピードの速いマシンガントークで途中で質問などできる余裕は全くありませんでした。先生は、もともと外科医として直接治療していましたが、敵を知るため病理学を始めたというのが凄いと思います。病理で様々ながんの性質が解明されているのでがんは治る病気になりつつあります。細胞のアポトーシスの例がオタマジャクシのしっぽであったのもまちかどサイエンスとリンクして嬉しかったです。ただ気になったのが、Cancer Stem Cell が抗がん剤に強い抵抗を持つという話です。つまりは全てのがんにはStem Cell があるわけなので、一見完治したように見えるがんでも、必ず転移という形で再発するということでしょうか。幹細胞は生命の元の細胞と思っていますが、幹細胞を攻撃することに危険はないのでしょうか。もちろん、それを研究しているのが病理学なのでしょう。最新の研究をわかりやすく講義した頂き、ありがとうございました。

投稿者:宮城県宮城第一高等学校

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