東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.10.14

第5回目の科学者の卵

 こんにちは。宮城第一高校の櫨 聖奈です。今回は9月16日に行われた科学者の卵について感想や考えを書きたいと思います。 

 この日の最初は、科学者の卵で最も楽しみにしていた英語交流サロンがありました。現在コミュニケーションツールとしての英語を使えるようになることを目標としている私は、全部で5回しかない英語交流サロンを有意義に過ごそうと考えていました。そこで1回目は、積極的に話をすることと、文法などは気にしないで伝えたいことは一生懸命伝えることを目標に挑みました。多少の不安はあったものの留学生の方々がとても明るく接してくださり、英語で会話することをこの上なく楽しむことが出来ました。わからない単語が出てきても、お互い別の単語で表現したり絵やジェスチャーで表現したりして理解するよう努めました。このことから、文法や単語がわからなくても伝えたいという気持ちがあれば会話としても成り立つことがわかりました。英語交流サロンも後半に差し掛かってきたころ、留学生の方が私に「上手に英語話せているね」と言ってくださいました。私はこの言葉を聞いて自信がつき、より積極的に話せるようになりました。最初に述べた私の目標に大きく近づけたと思います。明日の英語交流サロンも前回よりも楽しんで、もっと積極的に話すことを目標に参加します。

 続いて午後の行われた浅井先生の航空宇宙工学の講義についてです。私は、1から実験しその実験装置までも作り上げ、何度も実験を繰り返したライト兄弟に心を打たれました。ライト兄弟はできないことはないと信じ、実験を繰り返して夢を実現しました。夢を追い続けて努力した彼らは、飛行機を飛ばしただけでなく、あきらめない強い気持ちや努力の大切さも私たちに気づかせてくれました。

 私は幼いころ、よく紙ヒコーキを作って遊んでいました。当時はくるくる回りながら飛ぶものやすぐに落下してしまうもの、かと思えばスーっと飛ぶ飛行機ができて、ただ喜んでいただけでした。その時はなんの疑問を持たず、ただうまく折れたのだと思っていたのですが、浅井先生の話を聞いたり講義中に紙ヒコーキを飛ばしたことにより、紙ヒコーキも飛行機と飛ぶ原理は同じだということに気づき驚きました。他にも航空宇宙工学の講義では新しい知識を多く吸収することが出来ました。

 トンボなどの小さくて薄い羽で飛んでいる虫の羽はどのようになっているのかということも調べていきたいです。

 

 最後に堀井先生によるがんの講義についてです。内容がとても濃く学ぶことがたくさんありました。私は今まで、がんは突然なるもので恐ろしいもの、がんにかかってしまったら完全には治らないもの、と思っていました。しかし講義を受けて、がんを予防できることやがんの種類によっては治療して治るものもあること、最初から悪性なのではなく良性から悪性になるということがわかりました。世の中には、私のようにがんに対する知識が少なく、がんを恐れることしかできない人もいると思います。だから、がんのことをもっとみんなに知ってもらうための機関をより良いものにし、正しい知識を持ってもらうべきだと思います。

 このように第5回目の科学者の卵も有意義な時間を過ごすことが出来ました。明日の科学者の卵も頑張ります‼

投稿者:宮城県宮城第一高等学校

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