東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.10.15

第6回 科学者の卵

こんにちは。埼玉県立浦和第一女子高等学校の川崎弥矢です。今日の英語サロンと講義2つについて、感想などをまとめていこうと思います。

    

英語サロンは、今回から人数が留学生1人に対し、高校生34人というグループでした。私のグループは、ベネズエラの留学生の方と、山形と宮城と埼玉の高校生というグループでした。前回は、緊張してしまい、たくさん話せなかったので、積極的に話そうと思って臨みました。事務局の方からのブログにもありましたが、間違えても責める人なんていませんでしたし、むしろ好意的で、自分の思っていることは、どんどん伝えるべきだなと思いました。あまり絵を描くことは得意ではありませんが、簡単な絵によって理解が深まる場面もありました。事前にお知らせのあったテーマと留学生の方の出身国の文化、研究内容について詳しく英語で聴くことができ、とても楽しかったです。次回は、さらに積極的に話そうと思います。

  

1つ目の講義は、理論計算機科学についてでした。私たちがよく利用する検索サイトや暗号、お金を儲ける方法などについてでした。ただお金を儲けたり、暗号を解いたりするのではなく、その中には数学の規則性が隠されていて、それを利用することによって、効率良くできる方法があることに驚きました。これまで、数学の具体的な利用方法をあまり知らなかったので、数学が好きでも嫌いでもないという感じだったのですが、この講義を聴いて数学が好きになりました。もちろん、女子にも数学は必要です。数学を使う未来のために、今しっかりと学校の数学の勉強を頑張りたいと思いました。講義の中では取り上げられなかった部分のレジュメも大変おもしろかったです。機会があれば、徳山先生の紹介してくださった本も読んでみたいと思います。

  

2つ目の講義は、創薬の化学技術についてでした。薬の歴史を中心に、有機化合物の構造、岩渕先生の研究内容まで内容が幅広く、おもしろかったです。大昔は今では信じられないような物が薬として使われていたことに驚きました。最近、学校のSSHでグループ研究が始まり、有機化学についてやっているので、様々な構造式が登場し、わくわくしました。構造式のほんの一部を変えるだけで、性質がガラリと変わり、薬が毒になってしまうことが一番の驚きでした。薬学のことは、あまり知りませんでしたが、この講義を聴いて、とても興味が湧きました。今、学校でやっている授業は化学基礎で、この講義のように複雑な内容はまだ出てきていませんが、自分でさらに調べてみたいと思いました。

  

2つの講義では、まちかどサイエンス常連の2人と隣で受講しました。たまたまサイエンスカフェなどがきっかけで友達になったのですが、投稿数で競い合っている友達と科学について休み時間や帰りに話すのも楽しかったです。今回のたまごNewsletterにあった実験ノートの書き方は、とても参考になりました。グループ研究のメンバーで共有して、より良い研究をしていきたいと思います。Tohoku INVENTORは本当に参加したいのですが、私は埼玉に住んでいて、東北大学から距離があり、参加することができません。皆さんのブログ等でのご報告を楽しみにしています。事務局やひよこの皆様、今回も大変お世話になりました。ありがとうございました。また次回、卵の皆さんと一緒に勉強できることを楽しみにしています。今度は学校推薦の方ともお友達になりたいです。

投稿者:埼玉県立浦和第一女子高等学校

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