東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.11.03

ポスターセッションに参加して

こんにちは、岩手県立盛岡第三高等学校の谷藤春香です。 今回は、10月29日に盛岡第三高等学校で行われた「岩手県SSH校合同発表 会」に参加した感想を書いていきます。 この発表会では高校生のポスターセッションの前に、岩手医科大学薬学部教授でいらっしゃる那谷耕司先生に講演会を開いて頂きました。内容は糖尿病についてでした。織田信長など、《日本人であれば歴史の教科書で一度は見たことのある人が実は糖尿病を患っていた》という驚きの事実や、《糖尿病は生活習慣以外にも患ってしまう要因がある》、といったことなどを教えて頂き、私たちは身近な病気である糖尿病についてよく知っていなかったのだなということを痛感しました。 特に、糖尿病が治りにくいとされている根拠である《糖尿病になってしまった時、私たちの体はどうなっているのか》については糖尿病になってもいつかは治ると考えていた私としては、天地がひっくり返る様な衝撃でした。 将来糖尿病にならないためにも、規則正しい食事と運動を心掛けます。 講義をしてくださった那谷耕司先生、有難うございました。 講義の後のポスターセッションですが、岩手県の水沢高校、釜石高校、盛岡三高の三校合同で行われました。 私たちの班の発表は午後だったので、午前は他の班の発表を見させて頂いたのですが、国立天文台の協力のもと月の観測をされている班や、その地域にしか自生しないハヤチネウスユキソウを、絶滅の危機から救うために研究されている班など個性豊かなテーマが数多く存在し、中には私たちの研究の参考にもなるかも、と気づかされるものもありました。 午後になり、私たちも「アントシアニンの安定化について」というテーマのもと発表したのですが、自分たちでは気づけなかった新しい研究の仕方や、テーマの他の可能性について多くの方からアドバイスを頂き、大変有意義なものとなりました。 既に一年前に科学者の卵でポスターセッションをしたことがあるにも関わらず今回も大変緊張しましたが、他の学校の高校生と意見を交わし合い、大学の先生方からもアドバイスを頂くなどといった大変貴重な体験ができたことを大切にし、これからの研究に生かしていきます。 最後になりましたがお忙しい中来て頂いた大学の先生方、誠に有難う御座いました。

投稿者:岩手県立盛岡第三高等学校

PAGE TOP