東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.11.06

プラチナエネルギースクール@埼玉

こんにちは。埼玉県立浦和第一女子高等学校の川崎弥矢です。昨日、学校でプラチナエネルギースクール@埼玉の成果発表・修了式がありました。そのプラチナエネルギースクールについてご報告したいと思います。

    

プラチナエネルギースクールとは、プラチナ構想ネットワークが全国で行う次世代を担う中学生・高校生を対象にエネルギーについての知識を身につけさせ、創エネ・省エネに対する意識を向上させることを目的としたものです。@埼玉では、浦和第一女子高等学校SSH受講生の有志を中心に夏休みや土曜授業後などを使い、全3回で行われました。会長の小宮山宏先生の講義や、全国の先生方によるエネルギーの基礎についての授業、家庭での実験、埼玉県夏の電力20%削減への提言(発表)という内容でした。

   

小宮山先生の講義では、「2050年の世界を考える」というテーマで、世界の現状と日本、21世紀のビジョン、エネルギー物資の自給国家を目指すことについて、第1回目と第3回目に小宮山先生に学校に来ていただき、教えていただきました。知っているようで知らなかったエネルギーの現状や未来予測に、とても驚きましたし、これからを考える良い機会となりました。エネルギーの基礎についての講義では全国から来ていただいた先生方から簡単な実験とともに、家電製品の仕組みやエネルギーコントロールについて教わりました。家電製品には省エネのための機能がついていて、それを体感することができたので、とてもおもしろかったです。家庭での実験では、班に分かれていくつかの実験をしました。私たちの班ではエアコンの消費電力量の測定をいくつか条件を変えて行いました。なかなか条件が揃わなかったためか成果が出ず、実験や測定の大変さを改めて感じました。最後の提言では、家庭での実験や、実験とは別の班で調べた内容をもとに、5つの班で「どのようにしたら埼玉県夏の電力20%削減を実施できるか」について検討を重ね、提言という形で発表をしました。なかなか20%には到達せず、時間もないなかで大変でしたが、提言としてまとめるという初めての経験がおもしろかったです。

   

話を聴くだけではなく、自分で実験することによって理解が深まったので、参加することができ、とても良かったです。今回で終わらせずに、これからもエネルギーについて考えていきたいと思いました。私の学校のホームページにも記事が載ったので、機会があれば見てみてください。最後になりましたが、小宮山先生はじめ、遠いところからお越しくださった先生方、事務局の皆さん、学校の先生方ありがとうございました。拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

投稿者:埼玉県立浦和第一女子高等学校

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