宮城第一高等学校の荻原 舞那穂です。11月6日にありましたtouhoku inventorについて書きたいと思います。
東京エレクトロンの小松原 隆一さんからお話をお聞きしました。特にムーアの法則の限界という話にハットしました。ムーアの法則とは1965年にインテル創業者の一人ゴードン・ムーア博士が自らの経験則により導き出した将来予測で、小型化が進むと性能が増す。という考えです。しかし、小型化には限界があり、今までと同じような考えや技術開発では立ち行かないそうです。新たな発想の必要に迫られていることに驚きました。そのために、好奇心、疑問、問題意識、欲求、夢、広い分厚い知識が必要とおっしゃっていました。人に寄り添った技術が、持続可能な世界を作るという話が印象的です。
次に石井 浩介さんの基調講演をお聞きしました。ATGの精神と楽しむ力が印象的でした。A→明るく T→楽しく G→元気 であればたいていのことは解決するそうです。どんな窮地に立たされても、不幸の種を探すのではなく楽しむ力が強さを産むともおっしゃってました。全ての人、モノ、仕事に正面から取り組みRespectする、考えるスタートはルールは要らないなど、大変興味深いお話でした。
第一部の研究発表者は8名なのですが、会場が2か所で、半分しか聞くことができません。究極の選択を迫られました。私は、「オートファジーが描く未来の医療」「進化する巨大インフラ~電力の今とこれから~」「腸と健康・プロバイオティクス 新たな機能を持つヨーグルト!?」「食とエネルギーを繋ぐ微生物の力」を聴きました。どれも興味深かったです。また、聞くことのできなかった発表がとても気になりました。
午後はあらかじめ予定があり、午前のみの参加となりました。少々心残りではありますが、第二回Touhoku Inventorが楽しみになりました。簡単ではありますが報告致します。
投稿者:宮城県宮城第一高等学校