東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.11.13

第7回を受講して

 栃木県立栃木高等学校1年の新井駿斗です。回数を重ねる度に寒さが増すため厚着をしてきましたが、逆に気温は高く、室内は暑く感じました。

 

 今回の英語サロンでは英語のディベートに挑戦しました。『SNSの利点と欠点』という身近な話題で、話しやすいと思っていましたが、事前の英文レポート作成は苦労しました。グループ内およびグループ対抗のディベートでは、難しい英単語や表現が度々出ましたが、留学生の方が分かりやすく教えてくださったので、理解することができました。
他の参加者からはユニークな発想や考えたこともなかった興味深い意見が多く出され、あらゆる視点からSNSを見直すきっかけになりました。提出レポートには留学について書く欄がありました。留学についてはあまり考えたことがなく、記入に時間がかかってしまいました。まだ高校1年目ですが、これをきっかけに将来の進路についても幅広く考えてみたいと思いました。

 

 渡辺先生の進路選択についての講義では、進路に結び付けた渡辺先生自身の具体的な経験を客観的に捉えた解説があり、興味深く聞きました。話すスピードは速かったものの、説明に説得力があり、詳しい話は分かりやすくまとめられていて、聞き取ることができました。単に自分が進みたい分野のことを考えるのではなく、過去を知った上で未来を見据えることを考えていくべきだと思いました。興味をもった分野には貪欲になり、革新的な技術を生み出せるような挑戦ができるように、また幅広い知識を得て物事を関連付けながら考えられる柔軟な思考をもてる努力をしたいと思います。

 

 鈴木先生の遺伝学の講義では、遺伝学の基本から、病気の遺伝子、東北メディカル・メガバンク計画の説明がありました。個人的に遺伝の分野は、聞いたこともない英語名の物質が多く登場し、その性質および役割を理解するのが難解であるイメージを持っていました。この講義では、似ている言葉であっても、違いを比較して詳しく説明があったので、おおよその性質を理解できました。病気を単一遺伝子病と多因子遺伝子病に分けて考えられることから遺伝学の急速な発展の凄さを感じました。一つの遺伝子が複数の疾患に関連しているけれど、疾患によってはまだまだ不明な点が多いことが分かり、これからますます遺伝学が発展していく可能性を感じました。

 

 日中は暖かかったのですが、帰るころには暗く、気分的にも寒さを感じてしまいます。先日、学校では冬の寒さと学業を乗り切る精神力をつけるため30km耐久レースが行われました。体調管理に気を付けながら、日々の勉強とともに科学者の卵に参加し成果を身につけていきたいと思います。

投稿者:栃木県立栃木高等学校

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