仙台三高の鈴木 智寛です。一か月前の話です。
2016年10月15日 八木山南小学校訪問&DMAC(減災アクションカードゲーム)の実施 対象小学校3、4年生 43名(全校防災教育の一環として実施) 10時15分~11時15分 ゲームマスター2人 サブマスター3人(内1人は智寛)
DMAC実施時、ゲームマスターからの問題を真剣に聞く小学生の写真(ゲームマスターの方、小学校側から写真投稿の許可を得ました)
今回は、留学生向けではなく小学生向けに、防災教育教材である減災アクションカードゲームを行いました。小学生向けに減災アクションカードゲームを行うという企画自体は数年前から行われていますが、私が参加したのはこれが初めてでした。
私がサブマスターとして担当した3年生は、活発に意見交流をしている様子が見られました。私が指名しなくても、「僕が最初に説明したい」と名乗り出る男の子もいて驚きました。
問題を聞いてカードを選ぶ時に、他の子に欲しかったカードを取られた子供が、他のカードを探すのに苦労している場面が多かった気がします。ここは、留学生向けに行った時と違い、新たな発見となりました。3年生は1グループ6人で行いました。しかし、それくらいの方が、様々な意見もでるし、考えるきっかけにもなるので良いのかもしれないと考えました。
私の担当したグループのある男の子が、カード説明の時に「マグニチュード」という言葉を組み込んだ説明をしている姿には驚きました。
3年生の生徒さん達、一人一人が自分の考えを伝えようと話す姿は立派で私も驚かされました。
今回の実施が、自分から考えて行動する防災、そして更なる減災アクションカードゲームの発展に繋がることを願います。
科学者の卵では留学生向けの減災アクションカードゲームを研究させてもらっていましたが、減災アクションカードゲームの原点ともいえる今回の小学校での実施は、私に多くのことを教えてくれました。
この機会を下さった久利 美和先生、当日一緒に減災アクションカードゲームを実施した皆さま、本当にありがとうございます。
また、機会があればよろしくお願いします。
宮城県仙台第三高等学校 理数科 鈴木 智寛
投稿者:宮城県仙台第三高等学校