東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2016.12.13

第7回科学者の卵

 こんにちは。宮城第一高校の櫨 聖奈です。今回は第7回科学者の卵について感想や考えを書きたいと思います。


 午前中にあった英語交流サロンでは、ディベートを行いました。今回は、自分の意見をみんなにわかりやすく伝えることを目標にしていました。家で文法や単語を確認していき、自分の意見を伝えるにはこれしかないと思っていました。しかし全体の発表の場で私と同じ意見を、私が考えた英語とは違う言い方で、なおかつ理解しやすく話している方がたくさんいました。同じ意見でもこんなにもたくさんの言い回しがあるのかととても驚きました。日本語とは違って、英語は言い換え表現を知っていれば知っているだけ様々な言い方や感情表現ができ、短い文でも考えを伝えられることに気が付くことが出来ました。これからは、1つの言い方にとらわれずにいろいろな表現を用いて話したいです。


 次に午後に行われた渡辺先生の講義についてです。先生の講義を聞いて、将来のことを深く考えることができました。私は今まで人の役に立つ仕事をしたいから医師になりたいと考えていました。しかし、科学者の卵全体や外部のイベントを通して分かったことがあります。それは、人の役に立つ仕事は医師だけではないということと、どの仕事も人の役に立っているということです。例えば大きな病院で考えると、そこには医師だけではなく医師を支える看護師や検査技師などがいます。さらにその人たちに必要な道具や機械を研究、開発する仕事があるというように一言で医療と言ってもそれに携わる仕事がたくさんあることに気が付きました。
 私は今、より自分に合う将来の夢を探しています。もちろん医師になることをあきらめたわけではありません。しかし、世の中に様々な仕事がある中で自分に知識がないがために将来の選択肢を狭めたくないと思うからです。まずは将来の夢をただの夢で終わらせるのではなく、実現に向けて今できることを確実にこなしていきたいと思います。


 次に鈴木先生の講義についてです。遺伝に関して学校で勉強していたのでそれに絡めながら講義を聞きました。私は東北メディカル・メガバンク計画にとても興味をそそられました。遺伝によって変わる病気のかかりやすさや体質などを、多くの人のゲノム解析を行うことによって特徴を調べることに面白さを感じたからです。私が住んでいる大崎市にも地域支援センターがあり、よくその前を通っていたのですがそれがなんのための建物なのか知りませんでした。しかしこの講義を聞いたことにより地域支援センターで行っていることを知ることができ、身近なところでも東北大学とつながりがあることに驚き、うれしかったです。


 最後に私はこの日体調が悪く、講義に集中することやうまく自分の考えをまとめることが出来ませんでした。貴重な一回の科学者の卵を有意義に過ごせなかったことへの悲しみや、自分の体調管理の甘さに悔しさを感じました。これからの時期はインフルエンザなどがはやります。皆さんも体調管理に十分気を付け、残りの科学者の卵を有意義な時間にしていきましょう!

投稿者:宮城県宮城第一高等学校

PAGE TOP