東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2017.03.25

第11回科学者の卵

こんにちは。宮城第一高校の櫨 聖奈です。

今回は研究発展コースのことについて書きたいと思います。


まずは先日行われた発表会についてです。口頭発表では、大勢の前で話すことに緊張してしまい思うように発表することができませんでした。ポスター発表の準備に時間をかけてしまい、口頭発表にあまり練習をかけられなかったことが大きな反省点です。
あるグループが原稿を一切見ず、会場にいる人達のことを見ながら発表していました。とても堂々としていてポスター発表を見に行きたくなるような発表でした。本番でもあのような発表ができていたことから、より理解を深め練習を積み重ねていたのだと思います。私もそのように発表することが目標でしたがそれをクリアすることができなかったのはとても悔しいです。

次にポスター発表についてです。
ポスター発表の練習には時間をかけた分、個人的には満足のいく発表ができました。聞いている人の目を見て発表することができ、あらかじめ質問を予想して準備していたので聞かれた質問にもスムーズに答えることが出来ました。
しかし、「なにも知識がない人にもわかりやすく」ということを目標に発表していたのですが、首をかしげている方もいたのでまだまだ改善するところがあったと感じています。

ほかのグループの発表をみて、工夫点や真似したいところが多くありました。例えば、質問の内容をメモしていたことや原稿なしで発表していたことです。私は研究したことを発表することが初めてで、発表することしか頭になかったのですが、やりっぱなしにするのではなく質問をメモし次の研究に繋げることはとても大切だと思いました。私たちは原稿をつくり、その原稿の元発表を進めていきましたが、原稿を作らなくてもポスターをみれば言いたいことがスラスラと出てくるようになるまで、研究したことへの理解を深めることも重要だと思いました。


発表会までの過程は、初めてのことばかりで簡単ではありませんでした。しかし、初めてのことだからこそ、常にわくわくした気持ちで研究に臨むことが出来ました。また、この発展コースを通して科学について知識を増やせただけでなく、勉強と部活と卵を両立させるために先をよんで行動したり、友達が頑張っている姿をみてさらに上を目指して行動したりするようになりました。発展コースに参加することができて本当に良かったです。


私はこの1年間で「周りの人はいろんなチャンスを与えてくれる。それをつかむかつかまないかは、自分次第。」ということを学びました。これからもチャンスを無駄にしないよう精一杯努力していきます。

科学者の卵に参加したことにより、今までで1番濃い1年を過ごすことが出来ました。
科学者の卵の皆さん、一年間本当にありがとうございました!!


投稿者:宮城県宮城第一高等学校

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