東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2017.03.28

海外研修を終えて その1 事前研修と出国

こんにちは。県立前橋高校二年の山田桂一です。

/18~3/27の10日間にわたる海外研修に参加してまいりました。その内容と成果、感想等を可能な限り詳細に綴っていきます。おそらくかなり長くなりますので数回に分割して投稿していきます。拙い文章ですが最後までお付き合いいただけたら幸いです。

さて、実はこの海外研修ですが、事前に二回の語学研修があり、二月の研究基礎コースの講義の前には安全研修、さらには成田空港近くのホテルに前泊して最終研修と、手厚い事前研修付きでした。

まずはその中から、語学研修についてとても軽く紹介します。第一回の語学研修は自己紹介やスモールトークといった日常会話的な英語の研修でした。二回目の研修では、STEM Works*の練習がメインの研修でした。私は英語がとても苦手なのでたった数時間の研修で疲労困憊に。実際に向こうに言ったらどうなってしまうのか、とても不安になりました。

*STEM works:私たちが現地の生徒・学生向けに実際に授業を行う、というとても恐ろしい企画です。詳細は後ほど記載しますのでお楽しみに。

それでは、10日間の研修の内容へ移っていきましょう。

3/18

【活動内容と感想】

18時に成田エアポートレストハウス集合。その後、直前研修を行いました。直前研修では、何度目かの自己紹介と、海外研修参加にあたっての注意点の話、STEM worksの最終確認などをしました。1月のTOEIC前の顔合わせは忙しくバタバタとしていて、それ以降の研修でも全員が参加できたわけではなく、参加する15人が落ち着いて顔を合わせたのはこれが初めての機会だったのではないでしょうか。直前研修の伊藤先生の話の中に「皆さんは24人に一人くらいの確率で選ばれてここにいる」といったものがあり、最大限に多くのことを学び、最大限に楽しんでこなければ、と改めて確認しました。研修終了後には残った人たちで恋ダンスの練習をしました。終始和やかな雰囲気で、卵生どうしの結束が強まったように思いました。部屋に戻った後も遅くまで恋ダンスの練習をしていました。案外動きが細かく、苦戦していました。

海外研修18.JPG恋ダンスの練習。

まだSTEM worksの準備が終わっていない班を横目に......。

3/19

【活動内容と感想】

in Japan

午前 直前研修Ⅱ 安藤先生が駆けつけてくださり、激励の言葉をいただきました。

午後 空港へ移動。班ごとに昼食をすませ(この海外研修では、高校生が3人か4人と大学生・院生のメンターが一人、という班に分かれていました)、無事に出国審査等を終えた後、日本時間17時発の飛行機で出国しました。

in U.S.

1030 10時間程度のフライトを経てLAに無事到着。ちょうど空港が混雑していたらしくなかなか飛行機を降りられず、入国審査を終えて外に出たときにはすでにお昼頃でした。

その後バスでリバーサイド市に移動。このときもバスがなかなか来ず、リバーサイドに到着したのは15時ごろでした。入国審査はアメリカ人が担当していたにもかかわらずなぜかほとんど日本語で終わり、空港の前の道路を走る車も日本車ばかりでした。そのため、この時点ではあまり海外に出てきた感覚が湧きませんでした。

到着後はささやかな歓迎会がありホストファミリーと初対面でした。事前にメールでやり取りをしていましたが、実際に会うのは初めてだったので緊張しました。その後は各々のペースでホストファミリーの家へ。日本だと周りの様子を伺いつつ退出するような気がしますがアメリカではそのようなことはなく、日本との文化の違いを感じました。その晩、どの家庭でも様々なアクティビティーを楽しんだようです。

海外研修.JPG歓迎会の様子

まずホストファミリーたちと向かい合う形で並んで対面し自己紹介をしました。

アメリカは、人も物も食べ物も、何一つとっても日本よりもスケールが大きいような気がして、英語力以外の部分でも精神的に圧倒されました。

およそ一日活動して夕方に日本を離れ飛行機内で夜を体験したのに、その日の午前に到着。その後現地の時間でほぼ一日過ごしたため、3/19の活動時間はおよそ二日分に。なんとも不思議な感覚でした。ホストファミリーの家に分かれた後は当然ながら英語しか話せず、とても緊張していました。異様に長い活動時間と、初めての環境に単身で放たれたことによる緊張と心細さとで大変疲れた一日でした。高校生二人で一つの家庭に滞在した人もいて、英語が苦手な私としては羨ましいなぁとしみじみ。言語の壁は想像以上に高く、ホストファミリーとのコミュニケ-ションは初日からうまくいった、とは決していきませんでした。世の中そんなに甘くないですね。初日は本当に心細かったです。夜が明けるのをひたすら心待ちにしていました。(一人で滞在した経験は今では良い経験だったと思えています。)

本当はもっと写真を入れたいところなのですが、正直なところ緊張で特に初日は写真を撮っている余裕はほとんどなかったため活字ばかりの記事で申し訳ありません。

翌日からは本格的に科学的な研修が始まっていきました。翌日からの内容はまた次の記事に書いていきます。

投稿者:群馬県立前橋高等学校

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