東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成28年度 活動ブログ

平成28年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2017.03.28

What is 海外研修?  その2

こんにちは。埼玉県立浦和第一女子高等学校の川崎弥矢です。What is 海外研修?のその2ということで、3/20からについてここでは書いていきたいと思います。3/20からは実際の活動が始まり、様々なところに訪問しました。

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STEM高校の様子。

〈3/20〉

7:00すぎにホストファミリーの家を出発し、ホストシスターの通うSTEM高校に行きました。この研修のホストシスターやホストブラザーは、STEM高校という科学技術を中心に学ぶ全体で300人ほどの学校に通っている生徒です。少し家から距離のある生徒は車で登校していて、私も一緒に車に乗せてもらい登校しました。車の免許が16歳から取れるようなので、自分で運転して登校している生徒もいました。(駐車場を好きに装飾して良いようで、とても可愛かったです。)

   

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用意してくれたドーナツがカラフルで美味しかったです。

朝には歓迎会とオリエンテーションを開いてくれました。いくつかレクリエーションをした後、学校案内をしてくれました。レクリエーションでは、輪を作ってランダムに手をつなぎ解いていくというゲームをしました。日本ではやったことのないゲームでした。スキンシップが多いのも、アメリカの文化の1つなのではないかと感じました。

その後、多くの生徒は授業に向かい、何人かの生徒が前を歩きながら学校を案内してくれました。教室の前に教室名の書いてある看板があったのですが、車椅子のマークや点字があり、日本よりバリアフリーが進んでいるように感じました。教室は化学・数学・技術・言語を見せていただきました。言語はスペイン語かフランス語かを選択して履修するそうです。私の学校の授業より、意見を求められる回数が多いように感じました。学校の裏手にはバスケットコートがありました。その近くで、中学生が自作の車をどれだけ長くまっすぐ走らせることができるかというエンジニア・チャレンジをやっていました。STEM高校は中高一貫校なので、中学生とすれ違うことも多かったです。

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案内してもらっているところ。


案内してもらった後は、先生による東北大学についての紹介と受講生それぞれの自己紹介、STEM高校の生徒による東北大学のプログラムに行ったことの報告の時間がありました。とても盛り上がってくれて、静かに聴くという日本の文化とは違い、おもしろかったです。相手を喜ばせようと常に考える姿勢を見習いたいと思いました。

教室を移動した後には宇宙を匂いと味で体感してみようという授業がありました。これまで宇宙を体感するというと、シュミレーションで体験することくらいしか思いつかなかったので、とても新鮮でした。より身近な体感方法で、またやってみたいです。宇宙で発見された化学物質をもとに、似た物質を持つ地球上の物質を探し、表現するそうです。火山が関わるものは硫黄の匂いがするのではないかと予想しました。その結果正解したので嬉しかったです。どれも難しく、3つのグループに分かれてのチーム戦だったのですが、苦戦しました。全問正解しているグループもあり、凄いなと思いました。

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宇宙の授業の様子。みんな真剣でした。

    

学校を出てスクールバスに乗り、企業と大学の見学に向かいました。スクールバスはどの学校も似たデザインで、すぐにスクールバスだと分かるようなデザインになっているそうです。席の間は日本より狭かったです。バスの中で点呼をとっていたのですが、返事のしかたが様々で自然な英語を学ぶこともできました。

企業はBourns.Incというところに伺いました。社長自ら、会社の成り立ちについての説明をしてくれたり、会社の概要ビデオを見せてくれたりしました。洗濯機のエンジンを車に応用したり、鶏小屋を改造して開発スペースを作ったりなど、苦労も伺うことができました。ビデオには日本のメーカーも出てきて、少し身近に感じました。英語で書かれているホームページを見る予習がありましたが、そこで分からないことも聴けておもしろかったです。しかし、ホームページからもっと情報を読み取れる英語力をつけたいと思いました。ビデオが終わった後には質疑応答の時間があり、一緒に行ったSTEM高校の生徒が質問をしていました。あのようにたくさんの質問をできるようになりたいです。


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大学では特殊な部屋の中にも入れていただきました。

大学の見学では、カリフォルニア大学リバーサイド校の一部を見せていただきました。そこにはトラックのエンジンや、車の走行状況を再現したものがありました。以前、日本の車メーカーの開発現場を見学させていただいたことがあります。車はアメリカの方が大きかったですが、装置は似ているように感じました。大学生や教授のような方が実際に研究している場所にお邪魔させていただいたので、アメリカの大学を体感することができ、将来の参考になりました。

    

学校が終わった後には、ホストファミリーとの交流がありました。学校が毎日15:00頃に終わったので、ホストファミリーに様々なところへ連れていってもらいました。(これは思い出になってしまうので短めに書きます。)この日は他のファミリーと合流して、そのファミリーの家で夕食を食べた後、ショッピングにいきました。英語力を伸ばすために、前の日より多く話すことを目標に交流しました。

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アイスもカラフルで美味しかったです。

最初に書こうと思ったときより書きたいことが多かったので、1日ずつ書いていきたいと思います。

次回は3/21分(4日目)です。

投稿者:埼玉県立浦和第一女子高等学校

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