福島県立福島高等学校2年の渡邉瑛士です。
第1回講座を終えて、久利美和先生のご講義「災害科学情報を活用する!」では火山災害を事例に主に噴火と地震に着目をされ、過去のデータや図を踏まえながらのご講義だったため、それぞれの特徴や人々に及ぼした影響の大きさがとてもよく分かり、私の火山災害への深い理解に繋がりました。
中でも特に印象に残ったのは、大規模なマグマ噴火はある程度の予測が可能であるため被害を抑えることが出来るが、小規模な噴火こそ予兆がないために予測が出来ず我々の脅威になるということで、これまで私はその全く逆の考えを持っていたため、私自身の考えが大きく変えられたように感じます。
また、伊藤幸博先生のご講義「DNAと遺伝子組み換え植物」では実際にブロッコリーのDNAを取り出す実験を行い、体験を通してDNAへの理解を深める事が出来ました。この実験から、DNAは私たちの肉眼では見ることのできないものであると思っていた私はDNAが抽出されて目に見えることにとても驚き、DNAへの関心が高まりました。
さらに、アグロバクテリウムの最新の活用例のお話を伺い、アグロバクテリウムには今の私たちには想像も出来ないような新しい植物を生み出す事が出来る可能性があると感じ、より深くアグロバクテリウムについて学びたいと思いました。
本日は第1回目の講義ということで、わずかな不安と緊張もありましたが、非常に楽しみながら、意欲的に講義に臨むことが出来たと思います。
第2回講義では、他校の卵の方々やひよこの先輩方と積極的に交流を行いながら今ある知識を深めることはもちろん、まだ知らない事の数々を吸収していきたいです。
投稿者:福島県立福島高等学校