東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.07.22

卵の中で考えました

 山形県立米沢興譲館高等学校の小嶋華です。昨日から、早速卵の活動がスタートしました。昨年度受講した先輩方の活動報告やアドバイスの中で、自分の殻を破って有意義な一年にとの内容が印象に残っています。自分の殻を破るには、殻が何なのか考えなくてはいけないような気がします。

 「災害科学情報を活用する!」の講義では、水蒸気噴火の仕組みと恐ろしさがよく分かりました。地下水がマグマの熱で沸騰してしまうのが原因なら、温泉を作って地下水を抜けたらいいのかなとも思いました。きっとそんなに簡単なことでもないのだと思います。いくら低頻度だとしても火山災害は、大災害なので、火山の危険性を誰もが知っておくべきです。1991年の雲仙普賢岳の噴火では、火砕流が時速126㎞で流れたそうです。突発的火山噴火が起きた時、数分前にエリアメールが届いたとしてどのように逃げるのか、そもそもモニタが時速100㎞を越える火砕流や火災泥流に対抗できるのか、大いに疑問です。登山者は、自分が活火山に上っていることと、突発的火山噴火にあった場合逃げることは極めて困難であると理解することが大切だと思います。

 「DNAと遺伝子組み換え植物」の講義では、遺伝子の組換え方が少し理解できました。突然変異体を見つける必要があるということは、シーラカンスやカブトガニなどの生きた化石と呼ばれる生物は他の方法を使わないといけないのかもしれないと気になりました。突然変異がイネのように、育たない原因になることもあれば、偶然環境に適していたといったこともあるはずなので、突然変異と進化は、紙一重だと思います。また、遺伝子組み換えに使うアグロバクテリウムのDNAを変えれば、何かメリットがないのか、各植物の特徴に合ったアグロバクテリウムを作れないのか、考えてみると、アグロバクテリウムは、謎だらけです。

 講義はとても難しいですが、次回もたくさん考えて自分なりに理解したいと思います。

投稿者:山形県立米沢興譲館高等学校

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