福島県立福島高等学校2年の渡邉瑛士です。
本日は、科学者の卵養成講座の第3回として、日英サイエンスワークショップ研究発表会がありました。
今回聞いた10個の発表の内容は細胞についてや放射線について、さらにはヨーグルトの蓋の疎水性についてなど、身近なところから全世界に共通する内容までと幅広く、どれも私の興味をそそられるものばかりであり、英語での発表に若干の難しさを感じながらも意欲的に、一つでも多くのことを学ぼうという強い志を持って発表を聞くことができました。
今回の10個の発表全体を通して私は一つの共通点を見出しました。それは日本人とイギリス人それぞれの独特の感性と視点が研究の中に盛り込まれているため、どの研究も非常に厚みがでているということです。ある話題に対して日本ではどうなのか、イギリスではどうなのかという地理的な考察がなされている発表があり、日本人だけの研究では生み出すことが難しいであろう様々な角度からの考察が大変興味深いと感じ、その厚みを味わいながら発表を聞くことができました。
今回私は発表を聞く側での参加となりましたが、今後機会を得られるならば是非海外の科学への興味、関心が高い学生と共同で研究をし、外国人ならではの鋭い視点と感性に刺激を受け、自分自身を成長させたいと思いました。そしてその外国人との交流を通して私も国際力・科学力・研究力を身に付けたいと強く思いました。
投稿者:福島県立福島高等学校