皆さんこんばんは。八戸聖ウルスラ学院の野呂知世です。今日朝目覚めると、庭が雪で埋まっていました!おそらく温暖化の影響で昨年の初雪はとても遅かったのですが、今年は早かったですね...なぜでしょうか?さて、第5回講義は福本 敏先生による「歯から臓器が作れちゃうってホント!?」と中山亨先生による「エンザイムハンター〜暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する〜」、英語交流会に参加させていただきました。
ますは、福本先生の講義のレポート課題にあった「動物に歯が必要な理由」について振り返ってみようと思います。
まず、私たち人間に歯が無かったらどうなるかを考えました。そもそも歯がなければ私たちはコミュニケーションを取りづらくなります。例えば皆さんは乳歯から永久歯に生え変わるとき、今まではあったところに歯がないと、喋りにくいと感じたことはありませんか。私は、歯の隙間から空気が漏れてしまってとても喋りにくかったです。さて皆さんは、自分の抜けた乳歯をどうしましたか。捨てた方もいるでしょうし、私のように漂白してから瓶に保存している方もいらっしゃると思います。ここで中山先生の講義とつながってくるのですが、抜いた乳歯や親知らずから歯髄幹細胞を採取することができます。そのため入歯をただ捨てるのではなく、歯髄細胞バンクを検討することが大切になってくるのだと思います。ただ、私の保存してきた乳歯は冷凍保存していなかったので、歯髄細胞を取り出すことはできないそうです...。ここで話を戻しますが、コミュニケーションを撮ることができなければ、人間もウサギのように孤独死してしまうかもしれません(これも本当は嘘なようですが)これは私の行き過ぎた妄想かもしれませんが、孤独死までは行かずとも、精神的な病にはかかってしまうと思いました。
https://ddnavi.com/serial/624162/a/
また、永久歯がない、つまり歯の生え変わりが無かった場合、どうなると思いますか。例を挙げると、歯の生え変わりのないキリンの寿命は、歯が生え変わるゾウのものと比べて短い傾向にあります。また私たちに乳歯が無かったら、30歳程度までしか生きていくことができません。
その他にも、歯にエナメル質が無かったら...??エナメル質はモース硬度7というとても硬い物質です。宝石で言うと、石英がこれに値します。エナメル質のおかげで私たちの歯が硬いわけですが、もしエナメル質が無かったら、固いものを食べることができなくなってしまいますよね。無理に食べようとすると、歯を傷つけて、神経を痛めてしまいます。その傷口から菌が侵入することで病気にかかり、死んでしまうこともあるかもしれません。また、動物の場合、武器として歯を使っている動物たちが種の存続の危機に陥ってしまいます。私たちもを入れるときに歯を食いしばりますが、歯が柔らかかったら、力を入れた瞬間に歯が欠けてしまいますよね...怖い。
http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/musnat/geology/mineral-rock-sirabekata/mineral44/mineral-koudo/mineral-koudo.html
さらに食物を今よりも噛まなくなってしまうので、脳の活性化が妨げられ、「考える」ことができなくなってしまうかもしれません。肥満しやすい身体が形成されてしまうかもしれません。...歯ってとても大切な存在ですね。
次は中山先生の講義中で疑問に思ったことについてです。皆さんはアジサイを目にすることはあるでしょうか。私の住んでいるところが田舎なのか、私は梅雨の季節にアジサイを目にすることが多いように感じます。アジサイには、赤と青いものがありますよね。その違いは、土壌のpH値に関係していると言われています。酸性の土壌では青、アルカリ性の土壌では赤いアジサイが成長するそうです。この色の変化は、ちょうどリトマス紙と反対になっています。さて、アジサイの花弁の色は、酸性の土壌に含まれ、水に溶けやすい性質を持ったアルミニウムが大きく関係しています。もうほとんど答えを言ってしまっていますよね笑。つまり、酸性の土壌にアルミニウムが含まれている場合、そのアルミニウムが水に溶け、その水をアジサイが吸い上げることによって青いアジサイが成長するのです。また、私は自分の家に咲いているアジサイには赤いものが多く、公共施設などで見かけるのは、青いアジサイが多いように感じています。これがなぜなのかも気になるので、ポートフォリオで中山先生に質問してみようと思います。自分の勘違いだったら恥ずかしいですが...
https://lovegreen.net/languageofflower/p24296/
投稿者:八戸聖ウルスラ学院高等学校