7月3日、蒸し暑い午後、私の「卵」としての新たな人生が始まった...。
開始早々ふざけましたが、まずは自己紹介から。栃木県立宇都宮女子高校の2年平山陽菜です。科学者の卵養成講座の受講生になることができて舞い上がってますが、受講できることだけに満足することなく、主体的に参加し、高みを目指していこうと思います!科学の中で興味がある分野は生物と化学です。今は特にプラスチック問題に注目しています。ただ、すぐ新しいことに目がいってしまうので、興味はコロコロ変わります。その結果色々なことに手を出しすぎて忙しくなり、たまに自滅しそうになります(笑)昨年、科学の甲子園に栃木県代表として参加しましたが、1年生だったこともあり歯が立たず悔しい思いをしたのでもっと科学を学びたい!という思いから科学者の卵養成講座に参加しました。
さて、昨日は開講式と初講義「DNAと遺伝子組換え植物」がありました。開講式では、参加者の中に中学の同級生を発見したのが1番の驚きでしたが、ついに「科学者の卵養成講座」が始まるんだ!というワクワク&そわそわで緊張していました。今回の講義ではそもそも遺伝子とは何か、遺伝子組換えがどのように行われているか、ということを学びました。
ところで、「遺伝子組換え」ってどのように行われているかご存知ですか?なんかすごい難しい技術で遺伝子が操作されていそうなイメージですか?遺伝子組換えの方法の一つには、アグロバクテリウム法というのがあります。実はその方法ではアグロバクテリウムというバクテリアの一種の、自分の遺伝子を植物のDNAの中に組み込むという特異的な性質を利用して行われているそうです。だから、思ったよりも単純だったんですね。私もこれは今回の講義で初めて知りました!いやー、早速成長ですねー(笑)アグロバクテリウムってすごい技術を持っているんですね。やっぱり生物面白い!遺伝子のこと、もっと詳しく学びたいという意欲が湧きました。10数人のグループでの話し合いの時間、ブレークアウトセッションでは「遺伝子組換え」って本当に悪いことなのか、というテーマで小さなディスカッションをしました。私は遺伝子組換えにはどちらかというと反対、といった立場でしたが、アグロバクテリウムのように自然界で行われている事例もあることから、若干賛成の方に寄った気がします。ただ、本当に安全かという保証がないので完全なる賛成派とはなりませんでした。普段友達とはしないディスカッションができて、自分の考えが深まり、有意義なブレークアウトセッションでした。
あまり長く書いても読み飽きてしまうかもしれないので、今回は以上です。読んでいただきありがとうございます!もし、私のブログを読んで初めて遺伝子組換えの方法を知った方がいれば、友達などにぜひ自慢してみてください。「遺伝子組換えってどうやってるか知ってる?アグロバクテリウム法っていうのがあるんだよ」と。ブログを書くのは初めてだったので、さらに読みやすい文章の書き方等々研究していきたいです。ではまた。
投稿者:栃木県立宇都宮女子高等学校