こんにちは、青森高等学校2年川島海斗です。東京オリンピックが開催され、日本中が日本人のメダル獲得のニュースに沸く一方、新型コロナウイルスの爆発的感染拡大も同時に進んでおり、気の抜けない日々が続いています。さて、今回は第2回講義の感想を書きたいと思います。
最初は、安藤先生の「プラズマと核融合」という講義でした。私はプラズマという言葉は耳にはしたことはあるけれど、深く調べたことはないというレベルでした。また、核エネルギーについては、第二次世界大戦での原子爆弾や、2011年の福島第一原子力発電所での事故といった負のイメージが先行していました。良いところもあることは知っていながら、イマイチ安全性の不安が残っていました。しかし、講義を聞いて、プラズマが身近にあり、物質の第4の相といわれているのを知り、プラズマに対してとても興味がわきました。また、このプラズマを利用して、核融合発電による新エネルギーの開発が進んでいることを知り、とても画期的だと思いました。核融合装置は国際的な協力によって現在、フランスにITERが建設されています。発電方法は、空気中の水素のうち0.015%存在する重水素と三重水素を反応させるもので、長期持続的な発電法であると思います。
次は、渡辺先生の「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」という講義でした。この講義では、植物は多くが他の植物の花粉によって受粉しており、被子植物には、自らの花粉での受粉を避け、他の植物での受粉を行う「自家不和合性」が見られることを知りました。この性質において、植物は風や昆虫によって花粉を運んでもらえなければ、受粉できず生殖できないというデメリットがあるが、植物自身は、花弁の形や匂いで受粉しやすいように工夫しているところに多様性を感じました。また、ダーウィンの他殖性植物を用いた実験で自殖弱勢が見られていた植物が6代目を機に他殖個体よりも大きく生育する「ヒーロー」の誕生の点がとても面白く感じました。本来、自殖弱勢が見られる植物において、数世代にわたって自殖を続けることで自殖に適応することは不自然なことではないと思いますが、このように急激に変化が現れるのは、とても謎だなと思いました。
最後は、羅漢先生の「How to Train Yourself to Sound Like a Native Speaker」という講義でした。この講義では、英語の学習法特にSpeakingでの重要なポイントについて学びました。私は英語が大の苦手なので、今回に講義で学んだことをしっかりと学校の授業でも生かせるように頑張ります。将来、国際的な科学文献(natureなど)を英語のまましっかり読めてかつ、発表の場で苦労しないように普段の学校の授業でのSpeaking活動においてピッチの工夫や単語を正しい発音で話せるようにしたいです。
再び拙い文章だったかもしれませんが、最後まで読んでくれてありがとうございました。
投稿者:青森県立青森高等学校