東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【最終報告】栽培108日間の振り返り(経:林瑞紀)

2022年1月21日 (金)

こんにちは! いよいよ最終報告の回となりました。

最初の写真は弘前に帰省していた時に撮ったサクラの木 part2 です。 仙台の光のページェントに似ているなと思って撮影しました。 (規模は程遠いですが、、)

1度、弘前の街中を運転したのですが、雪にハンドルを取られることと、雪で停止線が見えないことが怖かったです。 弘前の皆さんは勘で停止線を探っていて本当にすごいなと思いました。

仙台は仙台で、街中では車線が多く、住宅地では道路が狭く、非常に運転が難しい土地だなと思います。 私は仙台で免許を取ったので、 3車線や4車線を経験しましたが、車線変更に苦労しました。

なかなか運転する機会がないので慣れるまでには時間がかかりますが、いつかはドライブで遠くの地へ行ってみたいです。



最終報告、よろしくおねがいします!


目次

1.最初に想像していたよりも大変だったこと、意外と上手くいったこと

2.他の講義への波及効果

3.毎日の観察で身についたこと、感じたこと

4.文章を書くことについて、ゼミ開始前と開始後の変化

5.自然科学的な視点に関して、習得できたこと、研鑽が必要なこと

6.コメントについて

7.中間発表で提示した目標の達成度

8.今後への発展

9.最後に


1.最初に想像していたよりも大変だったこと、意外と上手くいったこと

想像していたよりも大変だったこと

大変だったことは2つあります。

1つ目は「晴れの日が少なかったこと」です。仙台管区気象台によると2021年の10月と12月の日照時間は少ない~平年並だそうです。播種したころに曇りの日が続いて徒長気味になったり、カイワレ大根を緑化させようとしてもなかなか緑にならなかったりともう少し日光が欲しいと思いながら栽培していました。しかし、天気を操ることはできないので水やりの量を調節したり、植木鉢の位置を変えたりと野菜に対して積極的に関わったり考えたりする機会になってよかったと思っています。過去に、今年よりも日照時間が短かったり、台風が起こったりと天候がひどい年はたくさんあったと思いますが、その中で私たちに届ける野菜を作ってくれる農家さんに対して本当にありがたいなと感じます。

カイワレ緑化できず.jpg

                (なかなか緑化できないカイワレ大根)

2つ目は「カイワレ大根をまっすぐに育てること」です。 カイワレ大根はお手軽に作ることができそうで意外とお世話が必要な野菜だと感じました。 私が育てたカイワレ大根はふにゃふにゃになってしまったのに対し(カイワレ大根実食! )農学部の小島さんのカイワレ大根はまっすぐにのびています。 私はこの2つのカイワレ大根を比較して、カイワレ大根が密集しているほうがまっすぐにのびやすいのではないかと仮説を立てました。

この仮説をもとに、1カップに140粒のカイワレ大根の種をまいて栽培していたのですが、水が足りなかったのか枯れてしまいました。 密度の次は水の管理の問題に直面してしまいました。 小島さんは次の記事でカイワレ大根の水の管理の難しさについてまとめています。

カイワレ新.jpgカイワレ枯れ.jpg (1カップに140粒まいたカイワレ大根)           (枯れたカイワレ大根)

なかなか成功しないカイワレ大根ですが、過去の受講生の中にはとてもまっすぐなカイワレ大根を栽培している方もいるのでもう少し挑戦したいと思います。

意外と上手くいったこと

意外と上手くいったことは「上手く野菜の形に育てあげられたこと」「水やり」です。

まず、キャベツやカブを育てるには高度な技術が必要だと思っていたので、形にすることができて良かったです。初めは「実ができなかったらどうしよう」や「黒キャベツの葉が濃い色にならなかったらどうしよう」など様々なことを心配していましたが、毎日観察して野菜がどんどん変化しているのを見て、安心したり嬉しくなったりしていました。自分の野菜が食卓に並ぶことができるように育てあげられたのは本当に良かったです。

また、全体的に水やりが上手くいったなと感じています。 神経をとがらせて水やりに気をつかっていたわけではありませんが、他の受講生の方の徒長の記事やコメントを読んで気をつけようと思ったり、土の様子を見て水の分量を変えていたりしたのがいい方向につながったと考えています。


2.他の講義への波及効果

最も波及効果があったと思う講義は、渡部留美先生の日本社会・文化Aの「仙台の商店街を活性化して仙台全体を盛り上げよう」という講義です。

留学生との会話

この日本社会・文化Aの講義では日本語を使用しますが、留学生の方と一緒に授業を受けるので「わかりやすい日本語で伝える」ということが求められていました。 この野菜を育てる展開ゼミでは「伝える」ということが鍵となってくるので、日ごろからどのようにしたら伝わるのかと意識していました。

この展開ゼミで記事を書く際、文章の構成を大事にしてきました。 最初に目次があり、伝えたいことを軸に、詳しい内容をつけ足していくということを意識して書いていました。 留学生の方と話すときも同じで、今日話し合いたい内容を最初にざっと伝え、自分の主張をし、そこにデータをつけ足していくという伝え方をしました。 整理して伝えるということを記事の作成を通して学び、それを会話で活かすことができたと感じています。

また、この記事は他のレポートと違い、話し言葉で書くことができます。 難しい単語を使うのではなく、多くの人が理解できるようなわかりやすい説明を心がけてきました。 文章なので表情や声のトーンまで伝えることができないことから、普段使う話し言葉よりも気持ち多めに説明するようにもしてきました。 文字数は増えるものの、簡単な言葉でより詳しく伝えるということが留学生の方と話すときに役に立ちました。

コメント

日本社会・文化Aの講義はグループ発表がありました。 そしてそれぞれのグループに対して他のグループの人がコメントを書いて提出するのですが、そのときにこの展開ゼミでの記事に対するコメントを参考にしました。 自分が書いた記事にコメントがくると嬉しいのですが、それはなぜなのかと考えると、しっかり記事を読んでくれていることがわかるような文章でコメントされているからだと考えました。 自分が伝えたいことに対して丁寧に評価していたり、ちょっとした行動を褒めていたり、新たな気づきを教えてくれたり、そのような要素が嬉しいポイントなのだと思います。 私もこの要素を参考にして、日本社会・文化Aの講義では細かいところに注目しながらコメントを送りました。 改善したほうがいいと思った内容もただ批判するだけではなく、相手が受け取ることを考えた上で言葉を選びました。 コメントに関しても相手に伝えることが大事だということをこの展開ゼミで学ぶことができました。


3.毎日の観察で身についたこと、感じたこと

身についたこと

毎日の観察で身についたことは、「より近くで見ること、そしてたまに引いて見ること」です。

私が今回育てた黒キャベツ、コカブ、山東菜、高菜、小松菜はどれもアブラナ科で葉脈や葉の特徴が似ていました。 葉脈に焦点を当て、スケッチすることで、共通点や細かい相違点に気づくことができます。 スケッチはふあふあミックス実食! ! の記事で行いました。 さらに「伝える」という点では伝えたいところをクローズアップして写真に収めることでより見やすい写真となります。 小さな発見をするために毎日の観察では野菜に近づいてじっくり観察しました。

一方で、少し野菜から離れて眺めることも大事だと気づきました。 全体像を写すことで自分がどんな環境で野菜を育てているのか、どれくらい個体差があるのかに気づくことができます。 芽が出た! の記事で全体を写した写真を載せています。

様々な距離での観察は野菜だけではなく、身近に生えている植物にも共通して言えます。 ユニバーシティハウスや大学のキャンパスには様々な木が生えています。 遠くから見て木の高さがそろっているなと感じたり、近くで見上げてみて初めて見る実がなっているなと気づいたりすることができました。

並ぶ木々. jpg木についた実.jpg       (高さが同じ木)                  (初めて見た実)

いろんな発見ができたことから、観察するときは近い距離と離れた距離で見てみるということを大事にするようになりました。

感じたこと

毎日の観察で感じたことは「記録や写真をたくさん残しておくと後々役に立つ」ということです。 私がこの展開ゼミのために撮った野菜の写真の枚数は614枚でした。 毎日の観察で野菜の背丈や葉の大きさを測ることで野菜の生長を感じることができますが、少し時間が経ってから写真を振り返ることでも新たな気づきがあります。 その時には気づかなかったことも、ある程度野菜が育ってから写真を振り返ると気づくことがあります。 気づきだけではなく、1か月前に撮影した写真と今の生育状況を比べてみると「こんなに小さかったんだ」と懐かしい気持ちになったり、「こんなに大きくなったんだ」と感動したりします。

記録に関しても、天気や気温、野菜の背丈などを記録しておくことでこの時期は寒かったからあまり育たなかったということに気づいたり、実ができ始めた日を思い出したりと記事を書くときの参考になります。

記録.jpg

(11月の記録)

記事を書く際、どんどん考えを膨らましているうちに使いたい写真や記録が増えていったので、私は写真や記録をたくさん残していてよかったと思っています。


4.文章を書くことについて、ゼミ開始前と開始後の変化

文章を書くときに心がけたこと

文章を書くときに1番心がけたことは「記事に適度な余白を持たせること」です。

同じ量でも、文だけがつらつらと並んでいる文章よりも、1行空いていたり、写真が挿入されている文章のほうが読みやすいと感じると思います。 読み手が内容を読む前、ぱっと記事を見たときに「読みやすそうだな」と思わせる記事を作成することを心がけました。

そのために、写真をなるべく横向きで統一する、行を空ける、などの工夫をしました。

写真をなるべく横向きで統一するのはおさまりがいいからです。 縦向きの写真を使うと余白が大きすぎて少し見づらい印象を受けます。 どうしても画像が縦向きでないといけないときは仕方がありませんが、見やすさを考えて、写真を横向きに撮影したり、編集したりするようになったのが1つ目の変化です。

ああああ.jpg

                     (縦向きの画像)

ああああ (2).jpg                     (横向きの画像)

行を空けるということについては初めは悩んでいました。 なぜなら、編集しているときに行を空けていても公開してみると行が空いていないということが起きていたからです。 最初は仕方がないと思い、そのままにしていましたが、読みやすさを考えたときにどうしても行を空けたかったので行の空け方を調べました。 私のパソコンの場合は「HTML編集モードの切り替え」をクリックして、行を空けたいところに"<br>"を挿入すると、行を空けることができます。 書き終わったら、プレビューで確認しながら見やすい記事に編集していくというルーティーンができたのが2つ目の変化です。

文章の内容を考える時間と同じくらい、適度な余白を持たせることに時間を割いて記事を編集してきました。 これからも、膨大な記事が載っているインターネット上の中に自分の記事があっても読んでもらえるような読みやすい文章を意識して書いていきたいです。


5.自然科学的な視点に関して、習得できたこと、研鑽が必要なこと

習得できたこと

習得できたことは「比較して考えること」です。私は記事を書くとき、比較を題材にすることが多くありました。例えばカイワレ大根では、種を水につけてから植えたものと水につけずに植えたものの生長速度を比較したり、土台に様々な素材のものを採用してどれが最もよく生長するのかを比較したりしました。また、収穫期にはスーパーマーケットで売られている野菜と自分が育てた野菜を比較して観察しました。比較することで、発見はもちろん、疑問もたくさん出てきます。例えば、「なぜ自分のカイワレ大根はふにゃふにゃになってしまったんだろう」や「なぜ自分の山東菜は繊維質なんだろう」という疑問が浮かび上がりました。そこで原因を探っていくことで自分の栽培方法の反省点や良かった点がわかります。

比較という視点自体は小さいときから学んでいたと思います。 しかしそれを実践してみる、比較のために条件をそろえるということを真剣に取り組んだのは今回が初めてでした。 比較を通してたくさんの発見があり、自分の考えも広めることができたので、これを習得できたことの1つとしてあげたいと思います。

研鑽が必要なこと

他の受講生の方と比べて研鑽が必要だと感じることは「定期的な報告をすること」です。私の報告は過去の様子を伝えることが多く、最後のほうは2か月分の様子を一気に報告する形となってしまいました。毎日観察はしているものの、自分1人だけでは気づく範囲が限られてしまいます。現在の様子を伝えることで、膨大な知識や経験のある先生方や、一緒に栽培を進めている受講生の方から今起きていることへのフィードバックがあってさらに気づくことが増えたのではないかと反省しています。自分1人だけではなく、他の人の意見も合わせることでより客観性のある視点を持ち合わせることができたと思います。

定期的な報告をするために、どんな記事を作るか日常的に考えておくことと、少しずつ記事を書き進めていくことが私には必要でした。すきま時間に野菜のお世話や観察をすることはできたので、さらにすきま時間を見つける、または作って、その時間を記事の作成のために使うことができたら良かったです。


6.コメントについて

苦労している方もいた、徒長へのコメントには早く気づいてfollowすることができました。 コメントだけでなく、1度受講生のみんなで顔合わせしたzoomのときに徒長対策を呼びかけてもらったことも相まって、私の野菜はあまり徒長することなく育ちました。 土を寄せて押してあげる、水や肥料を与えすぎないなど、コメントを通して徒長対策について学びました。

もう1つ、黒キャベツを夏まで育ててみるというコメントをいただいて、これに挑戦しようとしています。 1月で終わると思っていた野菜の栽培がまだ続けられることが楽しみです。


7.中間発表で提示した目標の達成度

私が中間発表で掲げた目標は、「野菜に愛情を持って育てること」、「グラフを作成すること」、「誰もやっていないことに挑戦すること」の3つでした。

1つ目の「野菜に愛情を持って育てること」は達成できたと自信を持って言えます! 毎日の観察はもちろん、黒キャベツを抱えて一緒に青森に帰ったのはいい思い出です。 また、育てるだけではなく、食べるときもせっかく育てた野菜なのでなるべく捨てるところが無いように調理しました。 充実した毎日とおいしい料理を提供してくれた野菜には感謝でいっぱいです。

2つ目の「グラフを作成すること」は達成できていません。今、カイワレ大根で土台を、コットン、ティッシュ、台所用スポンジ、メラミンスポンジにしたもので栽培しているのでその生長具合についてグラフにできたらと思っています。

3つ目の「誰もやっていないことに挑戦すること」は達成できましたが、もう少し深くつっこむことができたと反省しています。 私はカイワレ大根を様々な条件で栽培したり、黒キャベツを1本だけ収穫せずに残してこれからの経過を観察しようとしています。 しかし、理学部の山田さんが葉序について調べたり、エチレンと老化の関係について調べたりと、よりデータ的に捉えられるような実験をしているをのを見て、本当にすごいなと感じています。 調べたいことについて自分で実験を考え、準備をして、仮説や考察にもしっかり取り組むという姿勢を見習いたいです。


8.今後への発展

伝えるということについて

記事を作成することで、主に文章の枠組み、内容、見せ方の3つを学ぶことができました。

今年1年で様々な学生、教授、留学生と出会い、議論する場面がたくさんありました。 また、レポートやプレゼンテーションなど自分の考えを発表する場面も多くありました。 来年度も様々な出会いや発表があると思うので、わかりやすく伝えるということに重きを置いて講義に取り組んでいきたいです。

ヒント

この記事では冒頭に1枚写真を載せることが義務づけられています。 冒頭に載せる写真を探すために、外を歩いているときに周りを見るようになりました。 特に植物に対してアンテナを張っていると、今までは気にも留めなかったような植物に興味が湧いてきて、立ち止まって観察するということもありました。 この展開ゼミ中は特に植物にアンテナを張っていたのですが、植物に限らず、自分の知りたいことにアンテナを張っていると様々なヒントを得られると思うので、日常的に気に留めるということを意識していきたいです。

黒キャベツ

まだ黒キャベツは1本残っている状態です。 そしてその黒キャベツの葉を1枚だけ収穫しました。 この黒キャベツを夏まで育ててみて、収穫したところの葉は再生するのか、全体的にどれくらい大きくなるのか観察してみたいと思います。

黒キャベツ新.jpg                    (黒キャベツ)


9.最後に

種をまいた10月6日から最終報告の1月21日までの108日間は、毎日野菜のお世話をしたり観察したり写真を撮ったりと野菜に彩られた期間でした。 自分の部屋に栽培のための道具が増えていったり、食卓に自分の野菜が並んだりなど、自分の生活に野菜が溶け込んでいってとても楽しい日々を過ごせました。 母や友達に野菜を育てていることを伝えると興味を持って聞いてもらえたり、一緒に市販の野菜を探しに行ったりしてくれて、周りとの繋がりが増えたのも良かったです。

まだ投稿したい内容があるのでこれからも投稿すると思いますが、よろしくお願いします。

1度、区切りとして栽培108日間の振り返りは以上としたいと思います。 ありがとうございました!

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コメント

経済学部・林さん

観察記録のノート、圧巻ですね。気温、湿度を記録したものでしょうか。これこそが継続するということです。614枚という写真も110日間とラフに考えると、5.6枚/日ですね。12月、1月の平均的な投稿があればよかったと思います。ここまで継続できているだけに。また、そんな継続的な取り組みへのつながりと思いますが、身の回りの自然の変化というか、不思議に気がついているのはniceです。スケッチを行った受講生は初めてだったように思います(記憶違いであれば、ご容赦を。。。)。実際に書いてみると、意外な気付きであったり、特徴の理解につながります。こうした観察緑、継続力を2年次からの専門の学びにいかしてほしいですね。実際、教養の講義で他の講義への波及効果が見られているのでしっかりできると思います。そのなかでも、コメントする事への心構え。よいことに気がついています。コミュニケーションをどのようにとるかということの基本だと思います。これも継続してください。

どのように見せるかということで、写真の方向を揃えるのは言われるとおりです。渡辺も基本、横向きの写真を撮るようにしています。縦に撮るほとんどありません。そんなちょっとした気遣いがreader-friendlyな記事であり、レポートなどにもつながるのだと思います。実際にどのように見えるかを確認していることもよいことです。論文を雑誌に投稿するとき、できたらすぐに投稿というのではなく、冷静に1日おいてから翌日に改めて確認してから投稿するというのを、渡辺の指導教官に言われていました。冷静に確認することの大切さです。少しニュアンスは違うかもしれないですが、ベースにあることは同じ事だと思っています。しっかり書くこと、でも、慌てずに確認すること。このことはこれからも大事にして取り組んでください。

比較することをできるようになったのは何よりです。これはどのような分野であっても「対象区(コントロール)」とどれだけ違うのか。それは何の効果なのかを考えることが大事になるわけです。経済では実験というのはできないのかもしれないですが、シミュレーションなどを行うときなど、比較を大事できると思います。

隙間時間をとのように作るのか、どのように活用するのか。これは年次進行で大事になってきます。年とともにやることは多くなってきます。それをどのように達成するのか。いつも考えています。そのために、〆切を追いかける、ということを心がけています。最初のzoomでも話したのかもしれないですが。〆切に追いかけられると、別の〆切に追いかけられます。そうなると、ある種のnegativeなスパイラルに入ってしまいますので。攻めの姿勢で取り組むことをモットーにしてはどうでしょうか。実験ノートというか、記録をつけていたのは先にも書いたようによいことです。これのデジタル版、つまり、Excelのようなものに入力していれば、それをグラフ化することは容易だったのではないでしょうか。もちろん、その度ごとに、パソコンを開くのは大変なので、一定の間隔でデジタル化したら、膨大なdataでのグラフができたと思います。それに写真を貼り付けると、温度などとの関係も分かったのだと思います。専門の講義などでそうしたことに取り組めることを期待しています。

黒キャベツ、立派になりましたね。数枚、大きい葉っぱから収穫して食してみてはどうでしょうか。全てを一度に食べる必要もないですから。また、夏を超えて秋、冬と栽培できれば、一回り大きな植物体になりますので。周りを巻き込んでの野菜探しなど、これからもやってみてください。これからも投稿があるということ、もちろん、楽しみにしています。お待ちしております。ここでの学びが多様な講義での学びにつながることを期待しつつ。


わたなべしるす