東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【研究成果】シロイヌナズナが自家和合性になった2つの原因の相乗効果を発見、国際科学雑誌「Forntiers Plant Sci.」に掲載(9/12, 9/30追記)

2020年9月12日 (土)

 新型コロナvirusの全国的な患者数は少し落ち着き、第2波の収束と思いつつ。一方で、宮城県内では少し増加気味。今まで以上に気をつけないと。。。原著論文は6月のGGSに掲載されて以来。書き物を含めると、先月の東北大学出版会会報「宙(おおぞら)」へのエッセイに続いて。

20200912164855-6022970ac4a363a7007ad585765349123118196d.JPG 2010年にシロイヌナズナが自家和合性になった原因はコード領域であるexon 2の逆位ということを、Nature誌に発表。それ以外の要因は??・・。と言うことで、A. thalianaとA. halleriの遺伝子をいくつかに分けて、その組合せから機能解析へ。その結果、exon 2に加えて、promoter領域の効果も発見。それらの相乗効果で、自家和合性に。と言う結論に。

 これらの研究成果は、国際科学雑誌「Forntiers Plant Sci.」に掲載されました(Suwabe et al. (2020) Double-locking mechanism of self-compatibility in Arabidopsis thaliana: the synergistic wffect of transcriptional depression and disruption of coding region in the male specificity gene. Fronties Plant Sci. 11: 576140.)。Fronties Plant Sci.は、freeでpdfをdownloadできますので、ご覧頂ければ、幸いです。なお、今回の研究は、三重大、テキサス工科大、明治大、東京大、チューリッヒ大、横浜市大、大阪教育大との国際共同研究であり、2010年にNature誌に掲載された研究成果を深めるものでもあり、シロイヌナズナの自家和合性の原因を理解するための基盤となる実験になったのではないかと思っております。

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 わたなべしるす



PS. 東北大学公式ウェブサイト東北大学大学院生命科学研究科公式ウェブサイトにプレスリリースが掲載されました。ぜひご覧ください。