気がついたら、2021年から2022年に。2021年はコロナ禍にスタートしコロナ禍で終わったような。「三密」を避けてということで研究室の学生さん、スタッフにも色々と大変だったかと思います。そんな中でも、原著論文が4報、本の出版、学内誌への掲載がそれぞれ1報。研究室全体での頑張りの賜物かと。ありがとうございました。4月からは新しいスタッフ、学生さんも加わり、新しい展開も期待できるようになったかと思います。 2022年は2021年に立案したこと、きっかけをつかんだことなど、大きく発展してほしいと。オミクロン変異も出現し、落ち着かないですが、この新しい1年を走りきることができればと。皆様よろしくお願いします。
わたなべしるす
2021年を振り返り、2022年を迎えて。。(1/1)
2022年1月 1日 (土)
【非常勤講師講義】大阪教育大学「生物課題研究プロジェクト」(12/21)
2021年12月21日 (火)
昨年度からお願いされている、大阪教育大・学部3年生への「生物課題研究プロジェクト」の1回分の講義。今年度もリクエストを鈴木先生から頂き、リモートでの講義。講義の内容は高校教育で必須化が進められている「課題研究」に関連した事項。前の週の14日に高校側から大学につながりを求める「SSH活動」を見学されたとか。そこで、大学側からの関わり方ということで、東北大で13年近く行っている高校生向けの「科学者の卵養成講座」についての紹介。また、その中の講義で行っている「キャリア形成」についての事例として、渡辺をサンプルにしての講義を後半で。キャリア教育については学内の別の先生が講義をされたこともあるらしく、また、別の事例ということでの紹介であり、ヒントになればと。。。
講義の最後は質疑応答の時間など。しっかりとキャリア教育がなされているかだと思います。質問もその類いであったり、今やっていることの問題であったり。多岐にわたる鋭い質問でした。これからの日々の活動のヒントになれば、幸いです。それから担当の鈴木先生が講義の感想などをまとめてくれているものについてはできるだけ速やかに回答したいと思いますので。少しお待ち下さい。リモートというシステムを効果的に使っての講義時間でした。ありがとうございました。
わたなべしるす
PS. 講義の最初に簡単な自己紹介をお願いして、SSHなどへの取り組みなどについて教えてもらい、東北大と同じ時期にGSC(Global Science Campus)を行っていた大学での受講生の方も。不思議なご縁でした。
PS.のPS. 慌ただしい年度初めということで4/27(火)に、昨年度に引き続き、非常勤講師をお願いされた東北芸術工科大学・全学共通科目「芸術平和学」。今年度も東北芸術工科大・吉田先生からリクエストされ、コロナ禍を受けて、今年度はzoomを使ったリモートでの講義。春先ということも重なり、HPから発信することさえ、失念。次年度もお願いされ、2022年度こそ、現地での講義ができるようにコロナ禍終息を祈るばかりです。
PS.のPS.のPS. 講義のあと、9月にリモートでの出前講義を行った豊岡高校の今井校長先生と澁谷先生が来訪。短い時間でしたが、次への向けてのコラボの話もできました。次年度、リモートになるのか、来仙頂けるのか、難しいところですが、よい形で交流ができればと。ありがとうございました。
【アウトリーチ活動】福島県立安積高等学校・SSクラス先進地域研修、岩手県立一関第一高等学校SSH高志探究発表会(12/20, 22追記)
2021年12月20日 (月)
週末は仙台も雪。3cmの積雪だったような。例年はもう少し後のような気もしますが、あまり頻繁な降雪はできたら避けてほしいと思う年末。
12/20(月):福島県立安積高等学校・SSクラス先進地域研修
before コロナの時にはいくつかの高校が研究室見学に。with コロナになってからはそうしたことも難しく。昨年の同時期の福島県立安積高等学校以来。今年度も工学部、農学部と生命科学研究科とを3つのグループに分けて1hrずつで巡回・見学。土日に降った雪の影響を心配しましたが、道路・屋根の雪も解けて。 生命科学研究科としての見学は少し時季外れの菜の花が咲いているガラス室と100年以上前にスタートした東北大学の遺跡・歴史を見学。あわせて、学内の樹木なども。課題研究ではないですが、先達が何を行い、どのような研究に発展しているのかを理解することは大事なことですから。先端的な機器を見ることも大事なポイント。でも、歴史をひっくり返してみると、意外な発見もあるということ。そのどちらも3つの部局の見学で習得できたのではと。。。
12/22(水):岩手県立一関第一高等学校SSH高志探究IIB本発表会・指導、助言
月曜日が福島県立安積高等学校のSSクラスの方々が研究室というよりもキャンパス訪問。前日が大阪教育大の非常勤講師としての講義。水曜日は岩手県立一関第一高等学校のSSH課題研究の本発表会。10月に中間発表をして、そのあとの発展についての報告。渡辺以外にも岩手大、岩手県大、岩手医大の先生方も多く参加され、課題研究の成果について発表と質疑応答。質問時間が限られることから、質問できなかった内容は別途専用のHPにコメント。また、県内のSSH実施校も参加。他の学校の研究内容を理解することも新たな展開につながるのだろうと。
生物、化学が渡辺が直球で質問できそうな所。今後の発展につながるような質問ができていればよいと思いつつ。あれこれと考え、実験して、分野外の方から質問されることで意外な展開もありますので。ありがとうございました。
わたなべしるす
生命科学webセミナー(第5, 6回)を実施(12/2, 16)
2021年12月16日 (木)
向こう1ヶ月の平均気温は低めに推移しそうな雰囲気。1ヶ月前の予想では平年並み、少し高めということだったので、植物の栽培には影響はないかと思っていましたが、そうはいかないのかも。。。少し戦略を立て直しての年末年始になりそう。。。 そんな12/2, 16の2回にわたり、研究室のクロスアポイントメント准教授である、稲葉先生に「発熱植物」、「キャリア形成」について1hrのtalkと30minのdiscussionの時間でセミナーを実施。色々なことを考え、思い出した貴重な時間でした。ありがとうございました。次年度も継続頂けるということで、今まで以上のコラボを楽しみにしております。
わたなべしるす
【リモートアウトリーチ活動】ふくしまサイエンスフェア、山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義(12/12, 14追記)
2021年12月12日 (日)
いつもの年であれば、土曜日開催となっている福島県立福島高等学校の「ふくしまサイエンスフェア」。いろんなことが重なり、日曜日開催。しばらく出張にでてないこともあり、世の中の変化について行けない、そんなことが起きていたり。気がついたときは慌てというか、失敗でした。
12/12(日):ふくしまサイエンスフェア
今年で10年目の開催になる「ふくしまサイエンスフェア」。伺ったところ、初回からの出席で10年連続の10回目の出場になると。もちろん、昨年度はコロナ禍でYouTubeを使った動画配信。研究室のスタッフに実験風景の撮影もお願いという条件付きではあります。今年度は参加される方々を完全登録制での実施となり、久しぶりの福島出張。世の中的には、オミクロン変異が出現したこともあり、どうなることかと頭を抱えるわけですが。
渡辺は今年度も「バナナからDNAをとってみよう」という実験講座。福島高校の1年生もお手伝い頂き、可能な限りの実験講座を。もちろん、距離をとって、これまでの実験回数も大幅に更新の9回完投完封。実験できるブースの数を制限したということで達成できた記録でもあるわけですが。。。来年はコロナ禍が変化した状態であることを祈りつつ。 実験講座の合間にSSH担当の諸先生方と意見交換会も取ることができました。貴重な時間でした。ありがとうございました。
PS. 12/13(月), 16:30. 前日の参加者は106名だったと。例年はもう一桁多い参加者なのですが、コロナ禍ということで。。。子供さんたちが楽しく科学を学べる機会がまた以前のように祈るばかりです。。。
12/14(火):山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義「SSH課題研究を始めるに当たって」
年末のこの頃は学部生向けの「生命科学」の講義を担当。そんなことと重なり、山形県立東桜学館高等学校へのSSH特別講義は今年度もリモートで。都合を合わせるのが難しくなるのはありますが、リモートでの出前講義ができるということで、どちらかを立てるのではなく、両方を立てることがある程度可能になったということでお許し下さい。 講義の内容は「課題研究」とはどの様なもので、どの様に進めるのか。多くの場合、グループでの研究ですし、研究をやるためのルールを守ることも大事なこと。やり遂げたことは最後まで「成果」という口頭発表、論文にすることも大事なことと。いつもであれば、講義の半分は課題研究を行い、それをキャリア形成に繋げてほしいということにするのですが、今回は研究をやりたいという興味からどのように実験をやるところまでを論理的にであったり、実際的にできるのかというようなことを含めて、考えることの大事さも講義。適切な事例であったのか、それをヒントに課題研究が進展してくれればよいのですが。1つ上の学年ですが、年度末の発表会を楽しみにして。
PS. この年末の時期に講義だけでなく、別の事象も発生。静かな空間からの講義と思ったのですが、雑音がところどころに入っていたら、お許し下さい。
わたなべしるす