2011.03.11から11年がたったと思ったら、5日目が終わろうとした、3月16日の夜中、M7.4の地震が。地球の歴史年代から比べたら、11年はまだ短いのでしょうか。そんな中でも復旧活動の合間に教育研究の「普及」である、アウトリーチ活動。コロナ禍と言うことで「リモート」での実施。
3/17(木):令和3年度三校合同課題研究情報交換会(兵庫県立豊岡高等学校、岩手県立盛岡第三高等学校、東海大学付属高輪台高等学校)
昨年度も行った豊岡高校と盛岡三高との交流会に今年度は東海大高輪台高も加わっての交流会。基本設定は研究発表を動画にして、それを見ておいて当日は質疑応答のみ。活発な議論ができるという仕組みです。もちろん、これだけでは楽しくないので、自分たちのお国自慢。どれだけ自分の足元を理解しているか、ということも研究をする上で大事なこと。震災を受けて、最後の講評でなくて最初の挨拶に。予定の半分くらいを見ましたが、よい交流だったかと。是非、次年度以降も発展してほしいなと。
3/18(金):福島県立安積高等学校・令和3年度SSH生徒研究発表会
翌日の金曜日はみぞれ気味の天候。数日前の4月のような気温から冬のような気温に。2月に予定されていた安積高校SSH発表会。SSHでの課題研究が広く、深くというような展開になってきたもあり、テーマは自然科学の実験から社会問題まで。もちろん、3.11に関わるようなことも。3.11からの復興はまだ道半ばと言うことを改めて実感できた2hrでした。次年度のさらなる発展を楽しみにしています。
3/26(土):たねまきめぶき「キャベツの秘密」
前日の25日は学位記授与式。比較的暖かい日が続いていますが、寒暖の差が激しいので、その当たりに注意しながら、植物の管理と思うこの時期。共同研究をしている方にご紹介頂き、小学生向けオンラインワークショップ「たねまきめぶき」に参加。この講座も「科学者の卵養成講座」と同様に多様なことに興味を向けるというもの。スタート前から楽しみでした。参加頂いたのは小学校2, 3, 4年生。植物の生長を追ってどの部分がどの様になるのかを考えながら。もちろん、可能な限り双方向でのやりとりを入れて。「キャベツの秘密」ということなので、実際にキャベツを分解しながら、観察もしてもらいました。
ちょうど春休み。コロナ禍があり、出かけるのが難しいかもしれないですが、おうちの近くを歩いて、植物をしっかり観察することで、今まで気がつかなかった秘密に気がつくようになると思います。これから植物も大きくなります。たくさん、解剖して観察してみて下さい。そんなきっかけになるような、リモートでの出前講義でした。 PS. 3/28(月) 21:00. 「たねまきめぶき」のHPに当日のやりとりなどの記事が掲載されているのを発見。ありがとうございました。
わたなべしるす
【リモートアウトリーチ活動】課題研究情報交換会(豊岡高・盛岡三高、東海大高輪台)、福島県立安積高等学校・SSH生徒研究発表会、たねまきめぶき「キャベツの秘密」(3/17, 18, 26, 28追記)
2022年3月18日 (金)
【速報】2022年3月16日, 23時34/36分頃, 福島県沖(M6.1/7.4)地震に伴う影響と復旧(3/17)
2022年3月17日 (木)
あれこれとしているうちに3.11が過ぎ、黙祷はできたのですが、このHPからの追悼というか、11年目になることの記事を書かないうち、また、大きな地震が来るとは・・・。最初の23:34の地震はちょっと大きな地震でそのまま収まると思っていたら、そのあと、下から突き上げるような大きな搖れを伴って。もう1回加速すると、3.11になるのではと思っていたら、収まってくれたのですが。急ぎ、研究室メンバーに連絡をして、現場の確認。1年前と同じ、いや、それ以上の被害に。。。(すごい被害の写真は使えないので、これくらいで。。。)。翌朝の状況は新幹線、在来線、高速道が止まる状態で、陸の孤島かと思いましたが、少しずつ復旧しているようです。 17日の朝から研究室スタッフ、学生さんたちが復旧活動を。コロナ禍と言うことでマスクをしての作業で大変でしたが、夕方にはほぼ元の形になりました。ありがとうございました。明日以降も余震に気をつけながら、体制を整えて春の花の時期を迎えたいと思います。最後になってしましましたが、今回の地震で被災された方に、お見舞い申し上げます。
わたなべしるす
【リモートアウトリーチ活動】福島県立福島高等学校・SSH生徒研究発表会(2/26)
2022年2月26日 (土)
農学部の時に農業経営・農業経済の講義を頂いた酒井先生の週一の記事をとある検索で発見。20年以上ご無沙汰しており、懐かしく拝見。いくつになってもこうした書き物ができるようになりたいと。3月の気温かと思える10oC越えのこの週末。アブラナの開花も気になる時期ですが。。。 2/26(火):福島県立福島高等学校・SSH生徒研究発表会
この1年間のSSHでの課題研究について、口頭、ポスターでの発表。コロナ感染拡大により、リモートで。ポスター発表は複数の分科会。2校のSSH実施校(一宮高、観音寺一高)も発表会での交流。最後はディベート大会の決勝。コロナ禍とは思えないチャレンジングな発表会でした。
わたなべしるす
PS. 当日の夜、とある番組を見ていたら、観音寺一高の運営指導委員会でご一緒していた先生が解説。不思議なつながりの1日でした。
【リモートアウトリーチ活動】岩手県立一関第一高等学校・SSH運営指導委員会、仙台市立片平丁小学校・学校評議員会、福島県立安積高等学校・SSH運営指導委員会、福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会、宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会(2/14, 16, 22追記)
2022年2月18日 (金)
オミクロン変異の拡大の影響で宮城県内の感染者数も一進一退。先週は2名のM2の学生さんの修論発表会。お疲れ様でした。「繰り返し」ということの大切さを改めて実感。その翌週はリモートでのアウトリーチ活動。もちろん、日々の色々なことはあるわけですが。。。 2/14(月):岩手県立一関第一高等学校・SSH運営指導委員会
2/16(水):福島県立安積高等学校・SSH運営指導委員会
2/16(水):福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会(書面)
SSH運営指導委員会が3つ。まとめて書くことなどなかったのですが、リモートでの開催であったり、開催を見送り、書面での審議になったり。ここまで制限がかかるのかと思える状態。オミクロン変異のすごさを実感。
2/16(水):仙台市立片平丁小学校・学校評議員会(書面)
片平キャンパスが校区になる片平丁小学校。夏の学校評議員会は参加できたのですが、感染の拡大で参加できず。関係書類を頂き、書面を見てmailでのコメントをfeedback。2年間の在任期間でしたが、お世話になりました。 2/22(火):宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会
今週内は低温気味。一方で週末は10oCを超えるような気温の可能性も。どうやって植物を管理するのが栄養生長をできるだけ大きくして、生殖生長をあとにずらせるのか。頭を抱えるところ。そんな火曜日の最高気温は2oC前後。雪も舞っている状態で、場所によっては凍結も。そんな日のリモートでの会議はありがたいもので、仙台三高のSSH運営指導委員会。今年度を振り返り、次年度につなげるために。。。議論内容はご容赦を。
わたなべしるす
PS. 18日(金)の夕方には、科学者の卵養成講座でお世話になった工学部の先生の最終講義。「リモート」というシステムがあったからこそ、参加できたようなもの。苦境があったからこそ、新しいことができるのだと実感。
【リモートアウトリーチ活動】兵庫県立豊岡高等学校・探究課題研究発表会、青森県立五所川原高等学校・特別講義、山形県立東桜学館高等学校・SSH発表会・SSH運営指導委員会、埼玉県立熊谷西高等学校・SSH運営指導委員会、香川県立観音寺第一高等学校・SSH発表会・SSH運営指導委員会(1/29, 2/4, 9追記)
2022年1月29日 (土)
12月から1月の初めはいくらかの積雪があったのですが、このところ、雪は舞う程度。天候もよいので、作物の栽培には条件的にはよいような。もちろん、世の中的には「オミクロン変異」だけでなく、その変異も出現しているとか。そんなこともあり、
1/29(土):兵庫県立豊岡高等学校・探究課題研究発表会
9月に兵庫県立豊岡高等学校「SSHサイエンスリサーチ」で、講義と実習を行い、その時にも1月末に発表会があるという案内を頂き、コメント等をする立場として参加。発表しているのは豊岡高だけでなく、県内外(東北、関東、北陸、九州地区)から多くの参考が。また、豊岡高の卒業生で大学生の方も。時間の関係で5つの発表だけでしたが、on-lineを通じて多様な方々が交流できたのはよい仕組みだなと。
渡辺も可能な限り、質問をしましたが、実験の今後と発展に寄与すれば、幸いです。次年度の「SSHサイエンスリサーチ」がどの様な形態になるのかは、コロナ禍の収束に寄るのかも知れないですが、どの様な形であっても楽しみにしております。
2/4(金):青森県立五所川原高等学校・特別講義「高校での課題研究が、大学・大学院での研究につながる」
昨年のこの講義はコロナ感染の拡大ではなく、「2021年2月13日, 23時08分頃, 福島県沖(M7.3)地震」の影響による東北新幹線が不通によるリモートでの出前講義。コロナ感染の拡大を危惧して、予備的に設定していたものが機能した、先読みのリモートでの出前講義でした。
今年度はコロナ感染の拡大。ただ、去年の対応があったので今年はとてもスムーズ。スタートも少し早めに、講義のあとの質疑の時間もdeepなものでした。何より、講義の中で経験値を上げること、失敗を恐れずトライすること、失敗から学ぶことなど、基礎的なことはできていると思った次第でした。11月の発表会ではこれまでの経験などを活かして、より高いレベルの課題研究が展開できるのではと思った次第でした。がんばって下さい。
2/9(水):山形県立東桜学館高等学校・SSH課題研究発表会・SSH運営指導委員会
昨年12月に1年生向けの「課題研究」のあり方について「リモートでの出前講義」を行ったのが、山形県立東桜学館高等学校。今回は1学年上の2年生が今年度の研究成果を発表。コロナ禍と言うことで、午前中の口頭発表のみにリモートで出席。
最後のところで講評。Power pointを使うと発表ツールがあり、便利になりましたが、一方でそれを見ればよいというのはあまりよくないと。そういえば、前日の2/8(火)の午後はM2の学生さんの修論発表会がしっかりとしたものになったのは、繰り返しの練習とあらゆることを想定しての質疑応答への対応。もちろん、高校生がと言うこともあるかも知れないですが、できるのであればいつから始めてもよいわけですからと。あわせて、統計処理の重要性もコメントでした。
お昼をはさんで「運営指導委員会」。今年度がI期目5年の最終年。これまでの振り返りとII期目に向けての・・・。議論の内容は秘匿事項と言うことで。。採択されることを祈りつつ。
2/9(水):埼玉県立熊谷西高等学校・SSH運営指導委員会
昼の合間は埼玉県立熊谷西高等学校。こんな芸当ができるのも「リモート」の賜物。II期目中間年の評価を踏まえての議論。議論の中身はご容赦ください。午後からの発表会はまた後日webから拝見し、コメントしたいと思いますので。そちらを楽しみにしています。
2/9(水):香川県立観音寺第一高等学校・SSH課題研究発表会・SSH運営指導委員会
午後からの〆は香川県立観音寺第一高等学校。これも「リモート」の賜物。リモートツールを効果的に使っての多くの部屋に分かれての発表と議論。香川県外の高校の先生方も参加。2019年に出前講義と発表会の講評を行った高校の先生ともwebで交流。こうしたつながりがあるのも、「課題研究発表会」のよいところ。発表会では可能な限りこちらから質問を。
県内外の高校の先生方へのこの1年の積み上げ、新たな手法等を公開するイベントのあとは、運営指導委員会。II期目10年が終了し、III期目へ。山形県立東桜学館高等学校同様に、議論の中身はご容赦を。何よりIII期目に繋がることを祈りつつ。
わたなべしるす