11/20(日)からサッカーW杯開幕。いつもは6-7月に開催が11-12月の中東。これまでの大会とは異なる気温、湿度などの環境条件。何かが起きるのか見たいところですが、時差の関係は大きすぎると。。。悩ましい問題です。
11/21(月):今治市立朝倉中学校・ふるさと出前授業「自分の将来を考えて、どんな職業でがんばるか考えてみよう!」
開幕翌日の月曜日は午前、午後で「ふるさと出前授業」。お昼前に朝倉中学校。渡辺が通っていた桜井小学校、中学校の隣の校区。自転車でよく遊びに行っていました。そんなことを入口に、渡辺のこれまでを振り返りながら、色々な経験をすることの大事さ、これでよいのだということを決めたら、一生懸命頑張って、やってみることとの大切さを。中学校での講義はまだ1桁回数ということもあり、どうも慣れないところがあり。。。こちらの意図は伝わったでしょうか。
今治市立朝倉中学校はJFAアカデミー今治に所属する生徒さんが通う中学校。かつての上朝小学校を宿舎にしていると。そんな話は聞いていましたが、講義をしていると、「スペイン」に遠征したとか。。。普段の学習とこうした活動のいずれの生徒さんにも刺激になるような虹技に勤めましたが、いかがだったでしょうか。振り返って、新聞の記事を見ていたら、W杯関連記事が。。最後まで見るには新聞などが必要なようですが、そんな心構えが進歩させるのだろうと。
PS. 12/2(金), 17:00に朝倉中学校のHPに当日の記事を見つけました。
11/21(月):上島町立岩城小学校・ふるさと出前授業「自分の将来を考えて、どんな職業でがんばるか考えてみよう!」
午後からは上島町立岩城小学校。講義内容は午前と同じ「キャリア教育」。午前よりも時間的に余裕があったこともあり、午前よりも双方向性を高めて、手を挙げたり、答えてもらう時間を。小学校5, 6年生には少し距離がある「キャリア教育」だったかも知れないですが、将来のことをしっかり考えていたと思います。なによりこちらからの問いかけにとても積極的に答えてくれて、5, 6年生全体で考えることができたのはよいことかと思います。
最後の質問と振り返りの時間も学んだことを反映させて、次へのステップのことを考えたり、自分自身にもっと自覚を持たなくてはいけないということを感じたり、積極的な5, 6年生でした。岩城島で栽培されているたくさんのカンキツの生長を日々観察して、それを味わうことで、何が変化しているのかということを実感して、さらに経験値を上げて下さい。
PS. 12/2(金), 17:00に岩城小学校のHPに当日の記事を見つけました。
11/25(金):今治市立立花小学校・ふるさと出前授業「キャベツとブロッコリー」
午後はリモートでの「ふるさと出前授業」を今治市立立花小学校。今治市立国分小学校以来の「キャベツとブロッコリー」。昨年度と同じように5, 6年生での実施。最初に仙台に来たことある方の話を聞いてみると、驚きが。。。こんな偶然があるのかと。びっくりでした。そんな前置きのあと、植物の形態がどうなっているかをいろいろな植物で復習。そのあと、キャベツとブロッコリーの生長を写真を使って説明。茎、葉、花がどのような関係にあるのか。このことを踏まえて、キャベツとブロッコリーの遺伝子を混ぜるとどうなるのかということをグループ学習で「絵」を書いてもらうことに。 吉海小学校、国分小学校では、パソコンに書いたものを集めて、グループごとに発表。立花小学校では手書きの画像を写真で取り込んでの情報共有。グループごとに何故、このような絵を描いたのか、その説明とそのあとは質疑応答。質問も最初は控え気味でしたが、慣れてくるととても活発でした。これからも考える「理科」を大切にして下さい。また、最後に挨拶した代表の6年生、とても立派でした。これからもがんばって下さい。
PS. 渡辺の記事が公開される前に、すでに立花小学校のHPには記事が。ありがとうございました。
12/1(木):今治市立九和小学校・ふるさと出前授業「環境問題を多角的に考える」
12月になり、仙台も冬らしい気温と天候に。そんな日の午後からのリモートでの「ふるさと出前授業」は、今治市立九和小学校へ。お題は環境問題。少し暖かい天候が続いたのは「地球温暖化」の影響なのか。そんな導入でした。また、環境問題は世界で起こっている地球レベルの問題だけでなく、身近な身の回りの「環境」の変化も忘れずに考えてほしいと。
もちろん、地球レベルで起きている温暖化、遺伝子汚染など、実例を出しながら考える理科に。皆さん積極的に答えてくれたのはniceでし、何より「遺伝子汚染」という環境問題への意識の高さには感動でした!!!!! 玉川地区の豊かな自然環境が大人になっても継承できるように、心の隅でよいので「環境」のことを考えながら、毎日、ちょっとずつがかばって下さい。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】今治市立朝倉中学校・ふるさと出前授業、上島町立岩城小学校・ふるさと出前授業、今治市立立花小学校・ふるさと出前授業、今治市立九和小学校・ふるさと出前授業(11/21, 25, 12/1, 2追記)
2022年11月21日 (月)
【アウトリーチ活動】宮城県仙台第三高等学校「三高探究の日」・講評者、青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評・助言者、みらい型科学者の卵養成講座・特別講義、山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義(11/8, 10, 15, 27追記)
2022年11月 9日 (水)
記事を書いているのは翌9日。帰宅時間にはすでに月食が始まっており、月食の観察は工夫がなくても可能。同時進行の天王星が月の後ろに隠れるという惑星食はさすがにテレビで確認。現象の原理を理解したら、なるほどですが、442年ぶりのイベントであり、次は322年後と聞くと絶妙なタイミングで見ることができていることを実感。
11/8(火):宮城県仙台第三高等学校「三高探究の日(イノベーションフェスタ)」・講評者
第3期目になった宮城県仙台第三高等学校のSSH。運営指導委員を仰せつかっていることから、課題研究の発表の機会である「三高探究の日(イノベーションフェスタ)の開会のところで、運営指導委員を代表してリモートから挨拶。県内外との交流、英語での発表、大学院生の発表も。大学院生はこれまでのSSH履修生である卒業生が担当。高校生にとってはよいロールモデルになる企画だと。もちろん、その日の夜にある月食を観察することの大事さも。実施する生徒さん、先生方のご苦労はあるでしょうが、参加した生徒さんには刺激になったのでは。
午前の口頭発表。午後からの英語でのプレゼンに可能な限り質問を。英語はやっぱり慣れないですね。夕方に講義があったので、少し早めに切り上げましたが、niceな企画でした。
11/10(木):青森県立五所川原高等学校理数科課題研究発表会・講評・助言者
新型コロナが第8波に入りつつあるレベルで、県内でも感染者が増加中。感染対策を講じての青森県立五所川原高等学校の理数科課題研究発表会の講評・助言者、今年で9年目。途中の盛岡では雨模様。五所川原市内では午前中に雨が降ったとか。仙台市内でも落ち葉が増えてきて「冬」が近いことを実感。冬前に収穫をすることの大事さも。 今年は物理、化学、生物、数学の4分野で8課題。昨年同様に発表に対して鋭い質問が生徒さんから。自分の考えをまとめるという意味でも大事なことかと。渡辺は今年の2月に抗議したことを踏まえつつ、課題研究を行い、それを発表する上でのポイントというか、大事なことを助言する方に。8課題の発表が終わったところで、全体への講評。地域に根ざした課題もあり、よかったと思います。さらに発展させるためにも、さらに考えることをしてみて下さい。来年の2月の1年生向けの講義依頼も頂きました。楽しみにしております。
11/12(土):みらい型科学者の卵養成講座・特別講義「教授の進路選択アドバイス-人生を戦略的に考える-」
工学部・電気系の講義室とリモートでの実施のハイブリッド開催。7月30日(土)には「植物の生殖、自家不和合性」についての講義。今回は「将来を見すえたキャリア形成」について、渡辺をモデルにした講義。講義のあとの質問タイムでは、工学部・安藤先生、農学部・伊藤先生も壇上に上がり、渡辺以外のキャリアに対する考え方も。ポスドク問題についての質問など、将来の科学者としての成長を期待しています。
このあとは、科学者の卵養成講座を修了した「ひよこ」さんたちと興味ある学部ごとに議論。ちょっと先、その先の道を見つけることができたのでは。
11/15(火):山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義「SSH課題研究を始めるに当たって」
リモートでの出前講義、会議などが便利になったこともあり、多い日は1日に4件の会議、講義があるような今年の11月。そうしたこともあり、今年の山形県立東桜学館高等学校・SSH特別講義もリモートから。事前に接続テストを行い、どうやれば、生徒さんたちに伝わるか、伝えるポイントを担当の先生方と協議。
講義の内容は「課題研究」をなぜ行うのか、行う場合、どのようなことに注意するのか。また、実験材料、実験方法も詳細に検討する必要があることなどを講義。また、発表会等で口頭発表を行う場合に原稿を見ないなど、基本的なことも。講義は1年生向けでしたが、1年ちょっとで研究成果を文章にまとめることも求められるわけで、まとめることの重要性も。この課題研究で学んだ「答えがないことへのチャレンジ」については、これから先の大学、大学院、社会に出てからも取り組む課題、問題点への取り組み方。是非、高校生の時に、この考え方を学んでほしいと。換言すれば、人生のキャリア形成という観点からも「答えがないことへのチャレンジ」は大事なことということで、渡辺のこれまでを簡単に振り返り、どのようにいろいろな事象にチャレンジしたのか、決断をしたのかを紹介。これからの課題研究、さらにキャリア形成のヒントになればと思ったのでした。 PS. リモートでの講義でしたので、現地の講義風景を写真で頂きました。ありがとうございました。
わたなべしるす
【全学教養講義】「中級アカデミック・ライティング--現代的課題に関する文献講読とレポート作成--(自然科学における研究論文の実際, 自然科学における文献検索)」(11/1, 8追記)
2022年11月 3日 (木)
今年度から教養教育のシステムを大幅に改革。それに伴い、基本的なアカデミック・ライティングは前期の講義で全学部の学生にcareするように。ただ、パラグラフライティングのレベルということで、昨年度まで行っていた「大学生のレポート作成入門--図書館を活用したスタディスキル--」は、後期に開催となり、開講する講義名称も変更。基本的に講義を担当する教員などは変更なく、これまで通り、図書館職員との協働によるパートも維持・発展するという形式に。開催枠が前期・後期、何コマ目になるかによって、受講生数も変動。改訂版での実施による初年度。少しずつこの講義を受講する意義が学生に伝われば、拡がっていくのだろうと。 コロナ禍もあり、一昨年はリモート。昨年度も諸事情でリモート。今年度は3年ぶりの対面。簡単に自己紹介した後で、自然科学系の研究として、渡辺の研究内容を紹介。花を形成する被子植物の多くが両性花なのか、どうやって自殖を回避して、遺伝的多様性を維持するのか。その仕組みとしての自家不和合性の紹介。後半は、その研究を論文化するときに必要となる論文等の情報をどのように集めるのか、雑誌、研究者の評価なども簡単に紹介。最後は質問の時間も用意したのですが。少人数だったこともあり、特にこれという質問もなく。何かあればmailなどでお知らせ下さい。レポートを書くためにこの講義がヒントになればということで。
PS. 講義が終わったあと、図書館職員の方と今回の講義と来週の実施に向けての反省会。来週の11/8(火)には、deepな実習ができるようにしますので。
PS.のPS. 講義で紹介した書籍についての情報はこちらから。何かの参考になればよいのですが。。。。
翌週の11月8日は実際の文献検索。渡辺は講義補助で実際には工学分館、農学分館の職員の方がdatabaseの利用などの講義と実習。講義当日のプレゼン資料を作るまで、数回の図書館職員との打合せを経て、講義に。実際のdatabaseがどの様なもので、どうやってつかうのか、つかうに当たっての工夫など、さまざまな面が見えたのではないかと思います。ここで覚えた手法を活かして、この講義のレポートを作成するだけでなく、これから先の論理的な文書作成に活かして頂ければと思った2回の講義でした。
わたなべしるす
【アウトリーチ活動】上島町4小学校(魚島小、弓削小、生名小、岩城小)合同ふるさと出前授業(11/1)
2022年11月 1日 (火)
今日から11月。今年も残すところ、2ヶ月。残された時間でどこまでやりきることができるのか、第72期ALSOK杯王将戦リーグを見ていると、改めて実感。最後まで歯を食いしばって頑張ってみるしかないのだと。。。
10/20(火):上島町4小学校(魚島小、弓削小、生名小、岩城小)合同・ふるさと出前授業「花の不思議な世界」
離島の4つの小学校を結んでの合同ふるさと出前授業。これまでも旧玉川町の九和小、鴨部小、玉川中の3つの合同はあったものの、4つ(魚島小、弓削小、生名小、岩城小)は初めて。また、4年生に「花の不思議な世界」を講義するのも初めて。そんな緊張感を和らげて頂いたのが、教育長をされている高橋典子先生から児童の皆さんへの温かい言葉。また、潤滑油的な立場として、教育委員会で指導主事をされている八木先生が各学校への発言を促して頂き、スタート。
花の写真から名前を当てる、花から結実するまでに起きていること、リンゴの話でしたが、ミカンのことと対比しながら結実までに起きることを考える理科ができたと思いました。理科というと覚えることと思いがちかも知れないですが、これまでに学んだことを基礎として考えることの大事さは伝わったかと思います。 講義の最後には質問、気がついたことを各学校から。また、4つの学校を代表して魚島小学校の4年生から今日の学びとお礼の言葉を。とてもしっかりしていました。4つの学校といういつもと違う環境でしたが、このことを大事にしてこれからも学んで下さい。
わたなべしるす
若手の会に参加してきました
2022年10月26日 (水)
益子です。お久しぶりの投稿です。
お久しぶりというか、初回以来でした。こんにちは。
最近仙台市内の木々が少しずつ色付いてきて、ふく風は冷たく感じます。秋だなあ
さて、渡辺研メンバーは10月23日から25日にかけて、湯河原で開催された学術変革領域・挑戦的両性花原理 若手の会に参加させていただいておりました。
全国各地から領域に関わる先生方や学生さんが集まり、交流を深めるという趣旨のもと、研究発表やOstagramを使用したレクリエーション、BBQなど、イベント盛りだくさんの3日間でした。
高田さん、林さん、福島さんはポスター発表に参加しておられました。お疲れ様でした。
鈴木さんと伊藤さんは研究室に残って、植物のお世話などを担ってくださりました。ありがとうございました。
今回の感想を一言で言うと、楽しかった!です。
研究発表やディスカッションを通して伝わってきた他大学の学生さんの研究に向き合う姿勢には刺激を受け、自分も頑張らなきゃなと思いましたし、講演では普段なかなか触れない情報学分野などの研究のお話も聞くことができて、新鮮で学びが多い会でした。
参加することができて良かったです。
会を運営してくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
領域代表の赤木先生が、こういった会で生まれた交流がきっかけとなって、何か新しいものが生み出される可能性に期待している というようなお話をされていて、本当にそうなったら素敵だなと思いました。
様々な人たちと積極的に交流するのって大事ですね。インドア体質ですが、心得たいです。
本記事を書くにあたり、スマホの写真フォルダを見返しましたが ほとんど写真を撮らなかったことに気付きました...
唯一撮っていた、宿の部屋からの景色を載せておこうと思います。
海が見えてうれしかったです。
益子