こんにちは。群馬県立高崎女子高校の細矢祥子です。先日、「科学者の卵」第一回の講座に参加しました。東北大学に行き、大きな講義室で大学の先生方や大学生のひよこさん方のお話を聞く、また実際に講義を受けるといった貴重な体験をさせていただきました。どれも初めての体験でとでも緊張しましたが普段聞けない興味深いお話をたくさん伺うことができました。
このなかで私が最も印象に残ったことを二つ書きたいと思います。
ひとつは『積極性』についてです。多くの海外研修に行った先輩方もこのことについておっしゃっていましたが私はこの講座に参加できるだけで満足してました。しかしそれではいけないんだと切実に感じました。自分から何事にも進んでチャレンジしないと今の自分はなにも変わりません。昨日の講座でもわからないことがいくつもありました。ですがそれをそのままにするのではなく自分で調べられるものはしっかりと調べ自分の『糧』にしていきたいと思います。また興味のある分野だけでなく、さまざまな分野を知り自分の視野を広げていきたいです。
二つめは伝える努力をすることについてです。私は初対面の人と距離を縮めるのにいつも時間がかかっていました。ですが海外研修に行った先輩のお話を伺い、考えると自分から相手との距離を縮める努力をしていなかったからではないかと思います。この講座では全国から集まった高校生、または大学生の方と交流を図れる機会がたくさんあります。今までの自分の殻を破るためにもとにかくたくさんの人と会話をし、多くの友人をつくりたいです。
第一回の講座は「DNAと遺伝子組み換え植物」の講義を受けました。海外では遺伝子組み換え大豆などを使用しマウスに与えて実験を行っておりそこではマウスの発育が悪かったりがんになるなどよくない結果が出ているので私は何となく遺伝子組み換え食品は人の体にあまりよくないものだと思っていました。ですがとくに悪影響はなく言い方による問題だと知り驚きました。
この講義の中で疑問に思ったことがあり先生に質問します。稲わらの糖化性の向上のため稲わらが老化してからセルラーゼを発現させるとおっしゃっていましたが具体的にはどのようにするのでしょうか。プロモーターとはどのようなものでどのように利用しているのでしょうか。プロモーターについては自分のできる範囲で調べてみたいと思います。
今回の講義では早速レポートを書きましたがそこでは自分の力の無さを改めて痛感しました。すぐに書くことが決まらずレポートの半分もうめることができませんでした。これも予習不足や講義の最中に「なぜ?どうして?」という疑問を持つことができなかったことから来ているように思います。次回はしっかり予習を行い自分なりの考えをもって臨めるようにしたいです。
これから一年間よろしくお願いします。
投稿者:群馬県立高崎女子高等学校