こんにちは。そして、一昨日に開講された「飛翔型科学者の卵養成講座」に参加された皆さんお疲れ様でした。岩手県立一関第一高等学校2年の松本英(ひで)です。初めてブログを書きますが、あまり長いと読みたくないと思いますので短くまとめます。
一昨日のプログラムは、開講式と海外研修に参加された先輩方からのお話と講義「DNAと遺伝子組み換え植物」の3点でした。どれも非常に面白くためになる話ばかりでしたが、私は提出レポートにあった「遺伝子組み換えしたい植物」についてブログを書かせていただきます。私は遺伝子組み換えしたい植物としてモヤシを挙げ、その栄養価を高くしたいと思いました。理由は以下の3つです。
1つ目は、残食が減ることです。モヤシが嫌いな人を私は聞いたことがありません。そのため、ピーマンのように栄養価の高いが嫌いな人の多い野菜を料理するよりも、嫌いな人のいなくそして栄養価の高いもやしを料理したほうが残されて、処分される確率は低いと考えられます。残食を減らすことは、有限な資源を効率良く利用することにつながると思います。
2つ目は、貧しい人達を救えるかもしれないからです。モヤシは価格が非常に安く、大量生産が可能です。そのため、もしモヤシの栄養価が高ければ、お金の無い人も栄養価の高い食事をとれます。私の兄は現在大学生で一人暮らしをしています。兄が帰省してきた際に「節約のためにモヤシをよく買っている」と言っていました。その話を聞いた母は兄の食生活について心配していました。しかし、モヤシの栄養価が高くなれば兄のような人も健康に生活でき、母のように心配する人も減ると思います。そして、発展途上国で生活をしている人にそのモヤシの作り方を教え、現地で栽培できれば、飢餓を防げるかもしれないと考えています。
3つ目は、この遺伝子組み換えが非常に安く、大量に行えることです。私はモヤシの栄養価を高めるために、野菜や果物の実と皮の間の部分にある遺伝子を用いることを考えています。理由は、その部分は非常に栄養価が高いと言われているのに、加工される際に処分されることが多いため、安く、大量に手に入るからです。
これらの理由により私は、モヤシの栄養価を高めることを考えました。しかし、私はメリットばかりを挙げてきましたが、現在このような商品がないのにはデメリットが多いからだと思います。私は勉強不足のため、どのようなデメリットがあるかはわかりません。これからは遺伝子組み換えについて調べ、学習し、課題を研究したいです。さて、皆さんは「遺伝子組み換えしたい植物」で何を考えましたか?
投稿者:岩手県立一関第一高等学校