皆さん、こんにちは。岩手県立一関第一高等学校2年の松本英(ひで)です。先日行われた今年度2回目の科学者の卵養成講座の内容は、サイエンスチャレンジと講義「効果的な英語学習法」、TOEIC bridgeテストの3点でした。
午前中に行われたサイエンスチャレンジでは、顔も名前も知らない4人が力を合わせ、出されたお題の記録を競うというものでした。机についてすぐ、同じ班の人と打ち解けられたため班内で協力して,お題に取り組むことができました。そのお題は「竹ひごとモールを用いてピンポン玉が4つ乗る構造物を作り、ピンポン玉の高さを高くする」でした。私たちのグループは60分間試行錯誤を繰り返しましたが、悔しい結果に終わりました。サイエンスチャレンジを通して、科学者には柔軟な思考が必要であることを痛感しました。これからは座学に励むことはもちろん、このような科学者に必要なスキルを培うことにも励んでいきたいです。
お昼休憩を挟んで始まった講義「効果的な英語学習法」は橘先生とRichard先生が講義名通り効果的な英語学習法を教えてくれました。これまで私は私自身の語彙の少なさとリスニング力の低さを課題としていましたが、対策として何をしていいのかわからず、時間だけが過ぎていました。しかし、今回の講義はそんな私の英語学習法に革命を起こすきっかけになりました。語彙力強化の面で特に印象に残っているのが、単語は文脈で覚えるです。私はただただ単語帳を眺め、付け焼刃のような暗記で考査や外部模試に臨んでいました。そのため、この後に行われたTOEICは満足な点数は取れませんでした。その理由は、単語は知っていても使えなかったからだと思います。この学習法は語彙を増やすためのものではなく、使える語彙を増やすためのとても優れたものだと考え、早速実践してみました。感想としては、思ったほど時間がかからず、かなり深く理解できてると実感しました。また、単語帳に載っている例文で文法やイディオムも覚えられるのでおすすめです。次に講義で、リスニング不足の人は音になると聞き取れなくなるといっていました。私はまさにその状態で、一語一句聞き取る清聴と大まかに理解する多聴をバランスよくやるといいと言っていました。私はリスニングで何に注意をすればいいかわからず耳に入ってきた単語の意味をつなげているだけで、多聴ができていないから清聴もできていないのだと気づきました。橘先生はこの問題を解決するには強弱を気にして聞き、見て、話せばいいと言っていました。そして、私たち受講生のために東北大学の学生が実際に使っている英語教材「e-learning」を提供してくれました。私はこの教材を使い、2人の先生がお話してくれたことを生かして、英という名前に恥じない英語力を身に着けたいです。
最後に、普段は絶対聞けないような講義や体験でき、改めてこの講座に参加できて良かったと思いました。これからも全力で講義に臨みます。拙い文章で長々と失礼しました。
投稿者:岩手県立一関第一高等学校