秋田県立大館鳳鳴高校二年の花岡真衣です。本格的な夏が始まり仙台も暑かったです。
今回のサイエンスカフェでは科学・社会・生命倫理という題でグループの人と意見交換をしました。今回も他県の方々と、活動が始まる前に、SSHで行う実験や、所属する部活動についてなど様々な話ができました。活動では、将来実用化されているであろう技術を悪用するとしたらどのようなことが考えられるかを話し合い、自分が思いつかなかったような案がでて面白かったです。また、今回自分には知識と自信が足りないと感じました。まず、知識についてですが、現在はどこまで技術が進み、どこまで実用可能なのかが分からないと、推測になってしまうので現実世界と結びつけにくくなってしまいます。もっと、現在の技術について知ることが必要だと感じました。次に、自信についてです。今日は自分の発想が大切になることが多く、正誤の判断をつけるものではなかったので、もっと自分の考えに自信を持つべきだったと思いました。他の人に聞いてもらうことで、学べることも多いと思うので今後、積極的に意見発表したいです。
今回の一つ目の講義は航空機についてでした。ライト兄弟について学んだことで、ものの見方を変えてみることと過去の文献にとらわれず、経験したことから理論を考えていくという心構えを学びました。そして、空に浮かぶ鉄の塊といわれる飛行機の仕組みでは、ベルヌーイの定理とクッタの理論で揚力が説明され、とても興味を持ちました。実際に紙飛行機を作ってみて、安定する仕組みが分かりました。そして、鳥人間コンテストはテレビで見ているので憧れがありました。風のない時を狙って早朝から取り組むなど、熱心な活動をきいてさらにかっこいいと思いました。また、地球とは異なる環境の火星で飛行機を飛ばすという計画は火星に近い高度で実験することや風洞を作ることでデータを集めていると聞きました。私も学校の活動で実験する場合、本来の場所に行くのが難しいとき、そこに近い環境で実験をしてみることからはじめたいです。
二つめの講義は磁石と宇宙についてでした。どのようにして惑星が形成されるのかや、磁力による働きを証明する方法について学びました。溶けていたものが再び固まることで、熱振動によってそろわなかった磁力の方向が定まり、磁場が固まるため、宇宙について知りたいなら隕石を調べることで磁場が証明できるとわかりました。分からないところもありましたが、宇宙は謎で包まれていてそれを解明するのは人類や地球を知る上で大切なことだと思いました。
他校の友達やレベルの高い講義から刺激を受けとても考えさせられた一日になりました。また、今回は大雨によって帰りが大変でしたが、交通機関について調べてくださった方々ありがとうございました。
投稿者:秋田県立大館鳳鳴高等学校