皆さん、こんにちは。秋田県立能代高等学校の佐々木円花です。私は3月17日から26日まで、アメリカ、カリフォルニア州での海外研修に参加しました。その活動内容をご報告します。
アメリカでの私の目標は「英語で科学を学ぶ」でした。stemの生徒さんは皆さん優秀で、科学の知識に長けています。そういう人たちと交流することで、自分の持つ知識を深めたいと思ったためです。また、これは先生方もおっしゃっていたことですが、ただ英語を話すのではなく「科学者の卵として」研修に参加する意義を考えたとき、やはり「科学を学ぶ」ことが主眼だろうと考えました。研究者を目指すうえで、英語をツールとして使っていくことは必須です。それを海外で実践することは、参加させていただけると決まった時からの私の一番の目標であり楽しみでもありました。
さて、いよいよ人生初の海外、カリフォルニアへ。
一人でのホームステイ、英語での研究発表など、不安が募る中ロサンゼルス空港へ到着した私は、まず空港を出てすぐの景色に圧倒されました。
Csであるカリフォルニアでは温暖な地域で見られる植物が多く自生しており、どの家庭の庭先も多様な植物で埋め尽くされていました。また、ヤシ類が多く生育しており、やはり日本との違いを実感しました。雄株と雌株を見分けたかったのですが、枯れた葉に隠れて果実となる部分を見分けられず、残念だね、とみんなで言い合ったのもいい思い出です。実は、枯れた葉を手入れするのはかなり危険な作業だそうで、現地では放置され垂れ下がり放題になっているものも多いのだとか。
あとでホストマザーに聞いたところ、種類を判別するのは果実を見ないと難しいとのことでしたが、形状から見るに、5種類以上はあったのではないか、と思います。
この日はホストファミリーとさっそく科学の話や将来の夢などについて語り合い、とても素敵な一日となりました。
秋田県立能代高等学校2年
佐々木円花
投稿者:秋田県立能代高等学校