東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

発芽/子葉<徒長>(農:春日幹雄)

2016年11月13日 (日)

中間発表の締め切りが近いですが、その前に通常の記事を投稿しておこうと思います。

ちなみに、タイトルの<>内は、調べものコーナーの題名です。記事の最後で詳しく触れます。


前回の記事にて、コメントで他の方の記事やコメントを参考にしているか尋ねられました。正直言うとあまり参考にしていませんでした......。読むのを面倒くさがっていたことと、僕も含め、あまり植物を育てたことないという方が多く、もしかしたら間違った内容が載っているかもしれないと偉そうに考えていたからです。よって、家庭菜園を長年やっているようなブログを参照にしていました。初回の記事がそうです。

しかし、記事を見てウェブでも調べて比較して、正しいか正しくないかを見分ける力も大切かもしれませんね。これからはそうしていこう。

そう思い立ち読み始めました。そしたら、とても面白い!電車内で夢中で読んでいたら川内駅で降りるのを忘れて青葉山駅まで行っちゃいました。慌てて電車から降りて反対方向に乗り換えて記事を読むのを再開したら今度は国際センター駅までいってしまいました。馬鹿らしくなって、その駅で改札を出て一駅分歩きました。遅刻しました。

冗談のような話ですが本当です。本当に、記事を読んでいて楽しかった。今まで参考にしていたいくつかの家庭菜園ブログは、上級者向けであったり、主婦向けであったりと、僕の状況とは合致しないものが多くてあまり参考になりませんでした。発信している層が違うブログを読んでいるため当たり前です。ですが、このブログの記事ではほとんど同じ状況なので学ぶことも多く、さらには共感することもたくさんありました。

今回の記事でも参考にしたい他の記事について書きたいのですが、中間発表でも書かなければいけないのでほどほどにしておきます。

また、他の記事を読んでいて思ったのですが、皆さんとても長い文章を書いていらっしゃいますね......。これは僕も頑張らなければいけないですね。部活の演奏会が終わったと思えば、一ヶ月後にはTOEFLがあり、さらには中間試験期末試験も待っている。バイトも最近始め、部活にも励んでいかなければいけない。しかし、また忙しい忙しいと言って記事の更新が遅れてもいけません。少し、気を引き締めていきます。少しの時間も惜しんで記事を書き進めたいと思います。現に、今も授業と授業の間の一コマ、通称空きコマでM棟に篭りキーボードを打っています。同じ農学部一年生の武田さんも使っているようですね。農学部の第2セメスターには空きコマが多いのです。

あと、話が前後して申し訳ありませんが、他の方の記事をほんの少しでも参考にした場合リンクを結構貼られていますね。しかし、それがなんだか恥ずかしいような、話したこともない人の記事を丹念に見てリンクを貼るのははばかられるような、そんな気持ちも外部サイトを参考にしていた理由の一つであります......。ですが、これからはリンクを多用していきたいです。

では観察日記に移りましょう。


発芽

前回の記事では種まきをしました。とっても大仕事をしたような気分です。あとは水をやって収穫だけではないかなとのんきに考えていました。なぜこれがのんきな考えなのかはこれからの記事で触れていきます......

10月24日(月) 14時頃 最高気温25度 最低気温18度

春日幹雄 11/12 1枚目

種まきから六日後です。辛味大根発芽し、子葉がでてきました。形は丸く可愛いです。茎の長さは1.5cmほどでした。手前側、辛味ダイコンと書いてある名札から一番離れたものが一番大きく成長しております。これは日光の当たり具合によるものか、種によって成長の度合いが違うのか、蒔いた種の数の違いなのか、分かりません。そもそも、蒔いた種の数で成長の早さは変わるのでしょうか。どこに何粒種を蒔いたのか、さらに種の様子も土肥さんの記事のようにメモしておけばよかったです。

さらに反省なのですが、定規で測っているところを写真で撮ればよかったです他の方の記事、またもや土肥さんの記事を例に挙げますが、たくさんの方が定規も写真に入れています。これは、本当にこの長さだったのかを証明する方法にもなり、大変良いですね。さらに、数値をメモしておく必要がない。写真がメモ代わりになるのですから、面倒じゃありません。

これからは定規も撮影していきたいです。しかし、これに気がついたのが11月10日。それまでに撮りためた写真には定規は写っていません......。写真だけ撮りためた弊害はどんどん広がっていきますね......。

あと、温度を載せたほうが良いことに気がつきましたこれについては前々から考えていたのですが、温度計を買うのを面倒くさがっていまして......。温度計高そうだし、他に温度を計測する機会、ありますでしょうか。料理するとき、お湯とかお味噌汁とか測るぐらい?それならウェブ上でその日の最高気温と最低気温を調べておくだけではいいのではと。室内での生育(前回と前々回)は終了したのですから。

しかし、平岩さんの記事で知ったのですが、温度計のアプリがあるんですね!これならお手軽だし無料です。ですが、またもや記事に反映されるには若干の遅れが......

また、平岩さんの同じ記事なのですが、その前の記事からの反省から、プレビュー機能を使っていらっしゃるそうで。僕も前回の記事で写真を横向きにしてしまうという失敗をしているので、これは取り入れていきたいです。これなら今回の記事から参考にできます。

春日幹雄 11/12 2枚目

茎ブロッコリーについてはまだ発芽せず......。もうしばらくの辛抱でしょうか。

このあと、二つの植物には水をあげました。


10月26日(水) 10時頃 最高気温26度 最低気温21度

春日幹雄 11/12 3枚目

二日後です。辛味ダイコンはどんどん成長しております。やはり、名札から一番離れたものが一歩リードしております。残りの二つを間引きすることになるかな......。

少し徒長しているのが分かります。開田さんの記事から徒長について学びました。なるほど、日照不足、水分過多などが原因だと。水分過多、つまり水分をあげすぎているとなる。確かに、内野さん土肥さん去年の素人三号さんなど、丁寧に世話をし、記事もしっかり書いている方がなっていますね。まるで徒長は丁寧な世話をしている勲章なもののように感じられます。それを僕の辛味ダイコンもなっただなんて。僕も丁寧な世話をしているということですね!

そうウヘウヘ考えていたのですが、なんと家の塀の関係で、あまり植木鉢に日光が当たっていないのに気がつきました。日照不足ということですね。そんなに水あげてないし。

徒長したら土寄せが必要だそうです。伸びた分、土を増やせば良い。なんとも強引な方法に感じられますが、これが有効だそうで。

しかし、上記のみなさんの記事と比べるとそれほど徒長はしていないので、少し様子を見ます。

春日幹雄 11/12 4枚目茎ブロッコリーはまだ発芽しません。不安になってきました......。

以上で今回の観察日記は終了です。


そういえば、前回の記事のコメントで、水をかけて土が沈んでるとのご指摘をいただきました。土が沈んでいると植物が圧迫されたり酸素が行き届いたりしないということでしょうか?平岩さんのこの記事にあるように(たびたびリンクを貼ってしまい申し訳ありません平岩さん)、土から空気が出てくるということはなかったです。肥料を混ぜたり、土をかき混ぜたりしなかったのが原因だと思います。

ですが、成長の遅れはあるかもしれませんが(ほかにダイコンを育てている人がいないため、比較できていません......)、11月11日現在すくすくと成長しています。一応、写真を載せておきます。

春日幹雄 11/12 5枚目

また、システム面で質問なのですが、プレビューで確認すると文字が大きいように感じます。今回は一度Wordで下書きをしたので、それが原因かと思われますが、直し方がわかりません......。桂君のこの記事でも同じ症状が出ているように思えます。別に書いてて支障はないのですが、できれば文字の大きさは統一したいです......。


最後に調べものコーナーです。僕は本当に植物の知識がないため、このようなコーナーを設けて知識の整理をしていきます。一つの物事について調べるのはいいですが、たくさんのサイトを参考にしているとなんだかわけがわからなくなってしまって......。それを集約していくコーナーです。また、来年の受講生徒の情報源にもなってほしいです。

このコーナーの毎回のテーマは<>内でタイトルにて示しておきます。

そもそも徒長とは何なのか、原因やメカニズム、対処法について掘り下げていきます。
徒長とは、茎や枝が長く成長してしまっている状態だそうです。必要以上に長く成長するため、ヒョロヒョロっと細くなり、風に倒されやすくなってしまいます。
また、細胞の成長が早すぎるため、その細胞の中身の生成が間に合っていないという問題もあります。すなわち、万全の状態でないな細胞がいくつかできてしまうということです。よって、病気や暑さ、寒さにも弱くなってしまいます。
ちなみに、徒という漢字は、からっぽ、無駄などの意味を持つそうです。ですので、徒長は無駄にからっぽに伸びるということでしょうか。 英訳すると、spindly growth。spindlyはヒョロヒョロ、growthは成長の意味です。
原因は様々です。一つひとつ挙げていきます。
日照不足
光が上手く当たっていないため、光を求めてより高く成長しようとするそうです。

水分過多
細胞に水が多く含まれ、水膨れのような状態になってしまい、結果徒長します。
栄養過多
勢いよく成長してしまい、徒長します。特に窒素肥料が多いとなるそうです。
栄養不足
栄養が不足していても、細胞質に必要な栄養が行き届かなく徒長してしまいます。
風不足
風等の刺激を受けると、植物ホルモンであるエチレンが生成され、茎が太く短くなります。福島君の記事に書かれていた、茎をさするとあまり成長しなくなるのも同じ理由です。
しかし、風不足だとエチレンが生成されず、細い茎になるそうです。
密植
密集させて植えると、他の個体よりも大きく成長しようと競争が働き、徒長します。(どのように、他の個体を認識して競争しようとするのかのメカニズムまでは調べたのですが分かりませんでした......他の個体の影により日光が足りないと判断して、競争しようとするのでしょうか?それならば、とても日当たりの良い場所ならば徒長しないのでしょうか?それとも、土の中で他の個体を認識しているのでしょうか)
原因については以上です。植物はまわりの環境に合わせて頑張っているのですね。これで徒長してしまうのは仕方のないこと、育てている人間に大いに原因があることを知りました。それなのに、徒長すなわち無駄に伸びていると人間に評価されて可哀想ですね......
次に改善策です。
物事、原因を取り除けば解決することが大半です。日当たりの良い場所に移す、水やりの頻度を減らす、与える栄養について気をつける、風通しを良くする、間引きをするなどをすれば徒長しません。
しかし、それでもどうしても徒長しがちになってしまう植物があるそうです。その際には土寄せが有効です。伸びてしまった部分に土を寄せます。こうすると倒れないようになり、上手く育つそうです。
これで調べ物コーナーはおしまいです。あまり植物に詳しくなく、実際に育てた経験もないくせに偉そうな文章になってしまいました......間違っているところがあれば訂正よろしくお願いします。
参考URL
http://www.phyto.jp/fan_contents_08.html
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3361
http://lmaibi.jp/r0903.html
http://yasai.ukkari.info/zitenn/ta/totyou.htm
http://www2.tokai.or.jp/seed/seed/seibutsu7.htm

コメント

春日さんこんにちは。   投稿三回目でしょうか。引き続き頑張って下さい。文章を書くのは練習です。書けば書くほど滑らかに書けるようになり、後の人生のあらゆるところでアドバンテージになります。  さてのっけから報告の最初の文字が大きいですね。ワードからの変換、どうすべきか解決しましょう。それと自分で気が付かれていますがウェブ情報が絶対ではありません。どれが参考になるか見極める力をつけましょう。  一つ言いますとウェブ情報には「簡略化されていて理由がつけられていない」ことが多いものです。料理レシピで砂糖〇gと書かれていても、それでは足らなかったらどうなるのか書いていません。甘くないだろう、とだけ思ったら間違いでシフォンケーキだったら膨らみが悪くなります。もう一つ、「箇条書きの羅列が多い」ことです。例として腹が痛いで調べようものなら、食べ過ぎくらいが圧倒的に多いにもかかわらず胃癌やら膵炎やら出てきて、無駄に心配することになります。  春日さんの文章自体は面白いですね。電車を乗り過ごす話といい、自然に伝わってくるものがあります。その感性を大事に、文章力を磨いて、さらに理系人間としてのサイエンス的な書き方を身に着けて下さい。それと空き時間に仕事を片付けることも大事で、社会に出てからこれができる人できない人で大きく差がでますよ。  さて内容ですが、温度計は役に立ちます。日常生活でも感覚と温度を知るのは面白いものです。人間の感覚はいかに「慣れ」が入るかわかります。土について、水をかけると沈みますが、この土はいい土なのでそのこと自体は心配ありません。ただしダイコンは土寄せスペースが必要かもしれませんがブロッコリーでは少ないかな、と思います。根のスペースが減りますから。  来年の受講生のために調べて下さっているのは素晴らしいことです。特に、理屈まで考えてあるのがいいですね。 ただ、これもよくあることで、箇条書きだとどれが重要か迷います。徒長は9割がた光不足です。水のやりすぎということもありえますが畑ではなく植木鉢で水が抜けるところでは水だけで徒長することはあまりなく、むしろ根腐れで伸長不足になることが多いくらいです。密植について、どうして徒長するのか、実はまだわかっていない部分が多いのです。 考察については見事ですね。    それでは中間報告もぜひ頑張って下さい。せっかくですのでゼミをやり切りましょう。

ラボスタッフ・オガタ


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ラボスタッフマスコです。 wordで書いた文章には書式情報が付随し、背景が何色か、フォントが何か、サイズ、文字の色などがもれなくついてきます( 編集画面でフォーマット"なし"にして記事を見ると分かると思います、span style="color: #000000; font-size: medium;" color="#000000" size="3"等が、書式情報です)。 wordで書いた文字をコピー後、記事の編集画面に張り付ける際に、右クリック>プレーンテキストとして貼り付ける、を選択すれば、書式情報を破棄することが出来、統一された書式に出来ますので試してみてください。 また、windowsのアプリケーション"メモ帳"等のテキストエディタで文章を書けば、書式情報がない状態の文章が書けます。本文作成をメモ帳で行うのも手ですよ。

ラボスタッフマスコ