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研究経過報告|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

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出前講義実績について地方紙・河北新報夕刊(10/7付)で紹介

 鈴木班の渡辺は、この2年間では、200回を超える出前講義などのアウトリーチ活動(2011年度実績2012年度実績)を行ってきましたが、この秋に500件を超えました。そんなにも多くなったも、ひとえに、いろいろとサポートしてくれた方々のおかげですし、何より、科研費でこうした活動を推奨したり、認めてくれたことにあると思っております。これからも継続して行いたいと思います。

 そんなことを、本日付の地元紙・河北新報に「科学の楽しさ伝え出前授業500回 東北大院教授・渡辺さん」という形で紹介頂きました。どの様な形で出前講義を行っているかも、少し触れてくれています。皆様の参考になれば、幸いです。下の写真は、河北新報のHPのtopに渡辺の記事が紹介されていたスクリーンショットです。こんな風に取り上げてもらったのも初めてです。

kahoku_131007.jpg これからのアウトリーチ活動、研究活動のエネルギー源にしたいと思います。


 わたなべしるす

 PS. 渡辺のHPにも関連記事を書いてあります。合わせて、ご覧下さい。

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雄が雄に求愛するショウジョウバエ変異体、サトリを広報誌で紹介

山元は、東北大学の一般向け広報誌、『まなびの杜』にて、自身の行った25年にわたるサトリ変異体研究の成果をわかりやすく紹介し、私たち人間の恋愛にまでその発見を拡張できるのか、夢を語っています。

 

出典:山元大輔(2013)遺伝子、脳、そして恋愛.まなびの杜 No. 65, 5.


まなびの杜.jpg


図:『まなびの杜』に掲載された記事

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ショウジョウバエ性行動の分子機構についての総説を発表しました

山元班の伊藤弘樹と山元は、キイロショウジョウバエの性行動の生み出される仕組みを、個体レベル、細胞レベル、分子レベルにわたって紹介し、fruitless遺伝子がこの三階層のそれぞれに果たす役割を、自身の最近の成果に基づいて解説しました。さらに、fruitless遺伝子の働きを制御する上位機構として、ステロイドホルモン、エクダイソンに依存するシステムの存在を想定した仮説を展開しています。


出典:伊藤弘樹・山元大輔(2013)性行動の違いを生み出す分子機構、化学と生物 51, 686-692.


Drosophila.jpgのサムネール画像


図:キイロショウジョウバエの雄

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 科学研究費の申請書にも近年、実施が義務づけられている「国民との科学・技術対話」の推進。鈴木班でも、小中高への出前講義を通したアウトリーチ活動を広く展開し、国民へ科学・技術を還元します。

 前々回が3月末まで、前回が6月末までをまとめました。今回は、7月から9月の第2四半期における研究分担者・渡辺のアウトリーチ活動をまとめておきます。詳しい内容は、研究室のHPに記してありますので、興味のある方は、ぜひ、以下のlinkをご覧ください。講義内容は、今回は小学校、高校、一般の方、向けで、内容は植物の生殖などに関わる講義、実験、見学サポートなどです。


 岩手県立盛岡第三高等学校SS運営指導委員会
 石川県立小松高等学校・ESS部・研究指導
 宮城県仙台二華中学校「スタディツアー」研究室訪問
 福島県立新地高等学校・科学部特別講義
 仙台市立七北田小学校・NSP七北田小サマー講座, NSP特別講義(1, 2)
 宮城県仙台第一高等学校・SSH・生物部・研究指導(1, 2, 3)
 埼玉県立浦和第一女子高等学校・研究室探訪
 秋田県立秋田南高等学校・研究室探訪
 夏休み大学探検2013(第12回サイエンス・スクール)
 平成25年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会・コメンテーター
 2014年夏のサイエンスワークショップ検討会
 鹿児島県立錦江湾高校・コアSSH運営指導委員会
 鹿児島県立錦江湾高校・コアSSH研究発表会コメンテーター
 鹿児島県立錦江湾高校・コアSSH小学生向け科学体験教室
 仙台市立木町通小学校・特別講義(1, 2)
 福島県立福島高等学校・SS運営指導委員会
 循環型科学者の卵養成講座・キャリア講義
 愛媛県立今治西高等学校・特別講義
 宮城県教育センター・高等学校理科研修会・特別講義・実験実習

DSCN7414.JPG 今後も引き続き、社会貢献ができる領域であるように努力したいと思います。


 わたなべしるす

DSCN7415.JPG

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最新の行動遺伝学の実験手法をプロトコル本にて発表しました

山元大輔、古波津創、小金澤雅之は、温度感受性チャンネルのdTrpA1を少数の神経細胞に発現させて温度制御によりショウジョウバエに行動を惹起させる手法と、トレッドミル上で行動するショウジョウバエの脳から神経活動を光学的に記録する手法を集約して、プロトコル本に発表しました。特に、後者の手法は山元研究室の古波津によって独自に開発されたもので、行動遺伝学をベースとした神経回路研究に革命を引き起こすものといえます。なお、この手法の初出となる原著論文は、Kohatsu S. et al. (2011) Neuron 69, 498-508です。


出典:Yamamoto, D., Kohatsu, S. and Koganezawa, M. (2013) Insect pheromone behavior: fruit fly. In: Pheromone Signaling, Ed. K. Tohara, p.261-272, Humana Press, Springer, New York. ISSN 1064-3745 ISSN 1940-6029 (electronic) ISBN 978-1-62703-618-4 ISBN 978-1-62703-619-1 (eBook) DOI 10.1007/978-1-62703-619-1


PheromoneSignaling-cover.jpg


図:プロトコル本の表紙

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